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九州場所の始まり
九州場所も始まった。休場は照ノ富士のみ。新大関大の里は勝利。とはいえまた後退しての豪快なはたき。もはや得意技になりつつあるが平戸海の鋭い出足が目立った。懐の深さに助けられた。
2大関も白星だが明暗。豊昇龍は立ち合いのど輪で押されたがうまく起こして右をつかんで出て行った。強引なイメージだが巧さがみられた一番。 琴桜は正代の出足にずるずる後退。しかし土俵際でポイと捨てるように勝利。余裕にも見えるがこの形が多い。出足がよくてもあれほど簡単に負ける正代も相変わらずだが、琴桜も何も変わらない。立ち合いが消極的というのは良い未来がない…
大の里とともに体の大きさを持て余してるところがみられる。琴桜もこれでは横綱は難しい。格違いで勝っている?
尊富士。久々の幕内。といっても優勝以降15勝3敗27休である。土俵では2敗だけ。こちらも大の里と同じく皆勤負越しなく壁に当たっていない力士。朝紅龍の差し手を嫌ってか引いてしまい危なかったが、なお引いてなんとか叩きこみで制した。この瞬発力、土俵勘はやはりすごさだが危なさが常にある。
まだ初日では計れないが、2枚目まで戻ってきた若隆景が面白い存在となるか。大の里に苦杯を嘗めさせただけ曲者ぶりを発揮してほしい。4枚目の欧勝馬には懸賞が多くかけられたようだが活躍できるかは未知数。このところ序盤つまずいた力士が後半残る場合も多く、前半終わりでも展開は予想しにくい。満員御礼といっても内容はどこか沈み気味である。巡業の疲れもありそうだ。どうなる?
大相撲中継。専属解説として初の琴風。無難であった。もともとサンデースポーツでもお馴染みなだけ違和感はない。