今思えば大した事ない
去年の暮れにぐらいの話
産まれてからあまり熱を出さない長男が39℃の熱を出した
熱がでても1日ぐらいで治るのでそこまで気にしていなかったが
2日経ってもいっこうに下がらない。
保育園からは長男が熱をだしているので感染症の場合は次男も預けれないとの事だったので
かかりつけ医の耳鼻科でインフルとコロナの検査をしてもらった。
あまり病院では泣かない長男だが
やはり今回ばかりはギャン泣きした
コロナ、インフルともに陰性だった
明日もしかしたらでるかもしれないと言われ次の日も検査
そして長男はギャン泣き
ここで、すでに長男の病院嫌いの幕開け…
またまた陰性だった
3日たっても熱は下がらない
ただ、熱が高い割には元気だった
「ママあそぼー、あそぼー」
と言えるぐらい元気で食欲もあった
小児科に行き、今度はアデノの検査をしてもらった
ここでも長男はギャン泣き…
でもアデノも陰性……
4日目にして熱が下がり、体中に発疹がでてきた
「突発性発疹や!」
私の中で腑に落ちた
病状もネットに書いてあるとおり
3日ほど熱が続き(熱のわりに元気)熱が下がる時に発疹がでてきた
発疹後はすごく怒りっぽかった
旦那に小児科へ連れて行ってもらった
先生「突発性発疹みたいな感じかな…」
ハッキリ断言されなかったみたいだった
その小児科でも家からでるのも嫌がり泣き叫んでいたみたいだった
突発性発疹だと保護者記入の登園届が必要になるのでハッキリとした診断をしてもらわないといけないとの事で別の小児科にもう一度診てもらうことにした
その時もかなりの嫌がりようで
泣き叫んでいる息子を引っ張って病院へ連れて行った
「今日は何も痛いことしないから!大丈夫だよ!」
私のなかでも突発性発疹だと診断されるものだと思っていた
しかし
私「突発性発疹ですかね??」
先生「3歳半で突発性発疹はないですね」
「もしかしたら風疹かもしれないから血液検査しましょ!」
私「!!!!!!」
頭がパニックになった
診察室に入るなり泣き叫んでいる息子
冬なのに大汗かくほどに暴れまわっている
そんな息子を目の当たりにしながら血液検査を受けるかと問われていた
先生「もし、風疹だったら家族にも移るし保育園にも迷惑がかかるよ」
自分の中で色んな感情が溢れてきて涙が溢れていた…
「息子は熱はあったがずっと元気はあったのに早く何の病気なのか知るために色んな検査をさせられていた」
「いつもお利口に診察を受けていた子が狂うぐらいに病院嫌いになってしまった」
「自分が早く仕事へ行けるように、保育園に預けれるように小児科を連れ回してしまった」
「今日は痛い事ないよと伝えたのに騙す形になってしまった」
「結局風疹でも、突発性発疹でもうちの保育園の登園の目安は同じだから別にいいのでは」
「週末に控えているクリスマス会には参加出来ないのかな…」
すごくすごく息子に申し訳なくて、涙が止まらなかった
私「ごめんな…ほんまに最後やから検査頑張れるかな…?」
息子「嫌だー!嫌だー!ママー!!」
でも結局周りに迷惑かけてしまうからと血液検査をお願いした
泣き叫ぶ息子が処置室に連れて行かれその部屋の前でシクシク泣いて待っていた
血液検査が終わり
「頑張ったね…ごめんね…」
息子も落ち着いてきていた
仕事していなければ
元気もあったので何回も病院へ連れていかずにすんだんだろうな…
大人の勝手な都合のせいで
子供にしなくてもよい辛い思いをさせてしまった事が申し訳なくて辛かった
血液検査結果は
風疹は陰性だった
突発性発疹の検査はしてくれてなかった
結局、風疹の抗体は基準値の10倍ほどもあり息子がとても体が丈夫だという事だけ分かった…
今思えば泣くほどのことでもないし
血液検査だってしなくてよかったのにな
今思えば大した事ない話でした
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