VRChatをはじめて1週間経った感想
VRChatは良い。
びっくりしました。
VRChatをはじめて1週間経ちました。最初に思っていた偏見が溶けています。
「VRゴーグル」がないと、そもそも始められないんじゃないの?
というスタートからVRChatを始めました。
もともと動画配信者スタンミさんのVRChat動画から興味を持ちました。初心者に話しかけると、VRChatをはじめたきっかけは全員スタンミさんの影響を受けていました。
現在VRChatは、様々な場面で話題になっています。
新規参入者が激増しています。
流行りは一過性のものなのでは?とも思いながら潜入しました。しかし、そうではなさそうだぞ。と知れば知るほど、VRChatの魅力に気づきました。
1週間滞在した感想を述べます。
VRChat民の創作意欲
VRChat民は、創作に対する熱量が違いました。エンタメ魂しかりコンテンツしかり、コミュニティしかり。しっかりと土壌が根付いています。
たまたまスタンミさんが発信しただけで、VRChatの世界が世に知れ渡るのは、時間の問題だったのではないのかな?と感じています。
万人に知られてもおかしくないほど、成長していました。
初心者歓迎の体制
まず初心者歓迎の体制が万全に整っています。
初心者バッチをつけていると、話しかけられやすい。輪の中にいれてもらいやすい。という情報は入手しておりました。
実際にわたしも体験しました。
チュートリアルワールドを歩いていると、ガイドさんらしき方に声をかけてくださいました。
大きな公園のようなワールドに入ると、新規もベテランユーザーも会話の輪に入れます。
MMORPGだったら、もっと閉鎖的だとおもうんですよね。
新規から「会話に混ぜて~」と話しかけると快く輪の中に入れます。
そもそも、誰でもワールドに入れる空間だと、ウェルカムなんですね。喋られかけ待ち。だから、誰でも入れるワールドに行く。
逆に、友達同士で遊びたいときは、そのユーザーだけの閉じたワールドで遊ぶ。という感じでしょうか
きっちり棲み分けができています。
これはいい世界だと感じました。
グラフィック技術面
3Dアバターとなると、カクつくのかな?と偏見をもっていました。
実際はきれいでした。耐えれる。
高解像度だと、しっかりアバターが可愛い。かっこいい。
高品質です。
そこらへんのVtuberよりも質感がいいんじゃねぇか?と思っています。
加えて、音声も問題ありません。ちゃんと話せる。
ノイズが載りにくい仕組みでもあるのでしょうか?Discode,
teams並に音質がいい。
ストレスなくちゃんと会話できるのが嬉しいです。
【余談】VRChat始めたてあるあるだと思うのですが、
アバターが表示される途中のロード画面では、アバターが表示されません。アバターが表示されない(=相手がいない)と勘違いします。音声が繋がっている状態にも関わらず、無言になるというクセがつきました。アバターがちゃんと映ってないと会話できない。
と変更できるのですが。
このときのロード画面の状態に相手がなってると、無言になっちゃう
外国が近い
日本人の作った日本語のワールドは、日本人が多いです。
外国人が作ったワールドは外国人が多い傾向にあります。
このとき、サーバーは厳密に分かれていません。
国はあるけど、国境はない。
という感覚に陥ります。
「アメリカ人と話したいな」と思ったら、外国人の多そうなワールドに行くだけで話せるんです。
他のSNSとは一味ちがうなと感じました。
ワールドやアバターが簡単に国境を超えれるというか、芸術が簡単に海をこえれるんだなと思いました。
コミュニティが豊富
コミュニティが乱立しています。サークルみたいです。
たとえば、地方集会
試しに所属してみました。
こういうのありがたいです。
実際に代表さんとお話できました。たのしかったです。
この手のポスターが乱立しているワールドがあります。
いいなと思いました。
アバターに対する謎の文化
先ほどのコミュニティの中にアバター交流会があります。
同じアバター同士で集まるイベントです。
最初みたときは
「なんであつまるの?撮影会目的?確かに映えそう」
と思っていました。
現在は、ちょっとちがう印象をもっていて
恐らくなんですけれども、アバターにカスタマイズや服の着せ替え情報を共有することが目的なのかもしれません。
アバターを二次創作のようにカスタマイズすることを"改変"と呼びます。改変は、じぶんのパソコンでやるので、エラーを吐き出したときは自分で対処する必要があります。アバターが同じであれば、ぶつかる壁も似ているのでしょう。
そういう技術交流相談会という位置づけなのかもしれないと予想しています。(まだ参加したことがないので、実際のところは分かりません。)
なににせよ、アバターへの愛が強いんだなぁと感じました。
私達は魂があって。
魂が入る器を永遠と探している。
これがVRChat民….!
みんなクリエイター
アバターは有料のものが多いです。
有料のアバターを購入したら、VRChatにアップロードをする必要があります。
そのときに必要なのが、Untiyソフトの操作です。
購入した、アバターを装着するためにUnityを勉強しだすんですね。それがおもしろいなと思いました。先ほど述べた"改変"にもUntiyは有用です。
自分のアバターを着たい!という欲求のために知識をいれる。
もうクリエイターといっていいんじゃないかな?
技術者が圧倒的におおい。
メタが早い
肌感ですが、メタが早いです。
とんでもないスピードで流行りと廃りがあります。
特にワールドの消費期限が早いのが気になる。
新しいワールドがきても、1週間後には廃れている気がする。
ただ、ワールドを制作しても、コンテンツが乗っからないとだめなんだなって思いました。
ワールド+コンテンツで寿命が伸びる
当たり前のことかもしれませんが、新参者としてはちょっと情報がの波がはやい。
わたしの中の印象
全員に情報が行き渡るまでの時間が早いってコトを伝えたいんだとおもいます。
「ハレ」の日「ケ」の日という概念
いつもいるワールドは決まっている感じがする。
居心地がいいワールドに定住してる気がする。
さらにこちらの記事を読みまして、さらに実感をしました。
たしかに『ハレ』の日と『ケ』の日があって、絶妙に使い分けてる感覚があります。
この概念は新鮮でした。
まるでVRChatの中に住み着いてるみたい。
しっくりくる表現でした。
まだまだビジネス利用ができそう
現在は、無料でVRChat民の善意で成り立ってるイベントが多すぎる気がします。
無料なのは、消費者にとっていいことでもありますが、悪いことでもあります。
VRChat内に経済が持ち込まれてもいい気がします。
あまりにも、善意の上で成り立ちすぎてる。
このままだと、ワールドクリエイターやイベント主催者、イベントキャストは安心して活動に没頭できない気がする。
現在は、どういうのがビジネス成り立ってるんでしょうか。
思いつく限りでいいますと、
FUJIYAMAの広告収入(?)
アバター販売
リアルイベントでのグッズ販売
有名人の対面イベント
しかなくないか?
VRCにおいて最も宣伝効果の高いワールド
これらは、有料なのでしょうか?それとも無料で掲載されているのでしょうか?
グリーティングパスは、有料なのかな?無料なのかな?
貸し会議室が有料のように、
ワールドも一部有料化してもいい気がする。
利益はちゃんとクリエイターさんやイベント屋さんに流れていくようなそんな仕組みが必要な気がする。このままだと負担が大きすぎる。
例えが合っているか分からないけれども、Youtuberが最初は趣味ではじめたけど、徐々に収益化に成功しているように。
クリエイターやイベント屋さんも徐々に新しい職業として認められるべき。
最初は趣味だけの力でいけることもあるけど、健康的に継続するには、VRChat内の経済圏にテコ入れしたほうが良さそう。
あとがき
【おまけ】
今日はVR内のNAGiSAに行ってきました。
強そうな女アバターで行きました。
そのあとに、Co-bowワールドでこのnoteを書きました