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上級者向けの書くルール

文章をかくときのマイルールがあります。

「序盤は清楚に」

です。


清楚に書くとは、どこに出しても通用する文章を書くということです。

なぜ、清楚に書かなければいけないのでしょうか?

理由は、1つです。

序盤に個性的すぎる文章を書くと 嫌われやすいからです。



「序盤は清楚に」

われわれnoteクリエイターはインターネットでnote記事を投稿します。それはそれは張り切って「私の文章おもしろいはずだ!」と目をランランに輝かせて投稿します。

noteに書く文章は2種類です。「自分だけが楽しむ文章」と「ほかの人がみて楽しむ文章」の2つ。

「ほかの人がみて楽しむ文章」は、より多くの方が読んでもらえるように、そして別SNS媒体で拡散されやすいように書く必要があります。

欲をいうと、最後1文まできちんと目を通して読んでいただけたら最高です。

「より多くの方が読んでもらえるように」するにはどうすればいいのでしょうか。

すくなくとも
序盤は、きれいな文章で丁寧な文章を心がけると良いです。

中盤以降はそのままきれいな文章を続けても良いですし、少しずつおちゃらけた印象にしてもかまいません。

清楚"風"でも良いです。文体が清楚"風"を装っていたら文章の中身は尖っていても大丈夫です。

何度も申し上げますが
大切なのは、序盤は清楚にいきましょうということです。


実際の例

実際の投稿を見たほうが早いので解説します。

せっかくなのでnote編集部さんに選出された記事で説明します。

こちらの記事は狙って「ほかの人がみて楽しむ文章」を書きました。
狙ったポイントはいくつかあります。今回は「序盤は清楚に」ルールに当てはまる箇所のみ抜粋します。


ポイント1 書きだし

Good清楚です。清楚ポイント+10点追加


ポイント2 序盤

どんどんいきましょう。

Good清楚です。清楚ポイント+80点追加

最後の「ちょっと気になる」は Not 清楚です

敬語で統一されていたものが、いきなりため口になります。さらに指摘するならば「ちょっと」が余計です。まるでしゃべっているみたいです。ゆえにNot 清楚です。


ポイント2 中盤

全体的にNot 清楚です。「めっちゃ」「ナイスすぎる」「見たいんです!」と続きます。口調が軽いです。

最後の「データが蓄積すればするほど楽しいです」の一文で、かろうじて清楚ポイント+10点追加できます。

ここまでの累計清楚ポイントは100点です。

100点が貯まった時点でいつもどおりの自分で書きます。

清楚なんてくそくらえ、いつもの手癖でじゃんじゃん書きます。

ポイント4 終盤

清楚はどこへやら。感情むき出しです。


「!!!!!」と連続させたり
ハートマークなんかつけちゃったり
インターネットミームを 書いてみたり

制作プロセス

まず記事は、100%手癖で全文書きます。いつも通りの自分で書きます。

すべて書き終わった後、前半1000文字のみ清楚にします。

清楚ポイントが獲得できるように修正します。

校正支援ツールを使用するときもあります。

逆をいってみる

では逆に序盤に個性を出すとどういった印象を受けるでしょうか。


(書き出し)
スーパーハイパー健康になっちたぜ☆きゃは

守りたい この笑顔

読者はソッ閉じです。

「なんだこいつ きめぇな」と画面を閉じられて、TheEndです。

なりかねない。個性を抑えるって大変なんです。

自分では「おもろいこと言ってやろう。このラインはセーフやろなぁ」と序盤に飛ばしても、読者にとっては出オチだったりします。

書き手と読者には気持ちの差があります。

ですから。

ですからですから。

できるだけ嫌悪感をもたれないように
第一印象はスマートな文章を演じる。

これがわたしのマイルールです。

<一口メモ>序盤は清楚にすればするほど、フリが効いている状態になります。真面目な印象をあたえます。真面目で普通だとおもっていた文章が読んでいくうちに乱れて感情的になって理性を失いながら愛を叫ぶ構成が「おもしろい」んだと思います。たぶん。
上級者向けなんてタイトルを書きましたが、マニア向けです。

読まなくていい

さいごに

これまでに書いたことをひっくり返すようで申し訳ございません

「序盤は清楚に」といっても、優先度は低いです。

むしろ 忘れてもいいくらい (なんじゃそりゃ)


タイトル名の火力の方がよっぽど大切です。


タイトルが魅力的でないと、クリックして読まれません。

読まれないということは、どういうことか。

必死こいてはじめに書いた清楚パワー努力がすべて無駄になるいということです。

どんでんがえし ぐるりんぱぁ~ (( ᐛ👐 )パァ

まずはタイトルで勝ちにいけ。話はそれからだ。

書き出しでも勝ちにいきましょう。挨拶文で楽しんでいる場合ではない。


注意事項

筆者が想定している環境は2点です。

・「ほかの人がみて楽しむ文章」であること

自分だけが楽しむ文章は、それこそ自由に自分だけのために書きましょう。実生活において、家の中でも猫をかぶるなんてしんどいです。続きません。リラックスです。自分だけが楽しむ文章はリラクゼーションな気持ちで書きましょう。

・ネットで無料で公開する文章であること

有料で販売する文章はこれらの配慮はいりません。読者がお金を払うという時点であなたはなんらかの信頼を得ています。清楚ポイント1点は信頼ポイント1点に還元できます。期間限定ポイ活祭りってなわけです。信頼でお金は動きます。あなたの素性を知ったうえで信頼して文章を購入しているはずです。既に清楚ポイントは獲得しているので、さっさとあなたの本性をだして真剣に書きましょう。

あとがき

note上にどこにもみかけたことがないので、書いてみました。
こちらのマイルールは毎度守っていません。1つの記事でビュー数20,000越えを目指すときのみ意識しています。

特殊すぎる~


#私の書くルール


【関連】

こちらの企画に参加しています。みんなの書くルールを教えてほしいんだって!頼まれちゃったので書きました。勝手に書いた。みんなも独自の書くルール教えて!読む!

ところで ヤスさんのすぺしゃるセンスで制作されるであろうバナーがみたいです。

こういうの

「私たちの書くルール1000」バナーが見たい!!!☆です!!!



【関連】こちらの記事はレオンさんの記事に影響をうけました

「エッセイと日記のちがいって?」と気になりながら読みました。冒頭で述べた自分だけが楽しむ文章とほかの人がみて楽しむ文章の違いっておもしろいなと感じました。リンク先もすべて飛びました。いつも素敵な記事をありがとうございます。


【関連】ウエダヤスシさんのnoteのアクセス数が伸びにくいのは個性的だからというタイトル名に影響をうけています。

我々noteクリエイターは書いてる内容は個性的です。ただでさえ個性的すぎるのであれば、せめて文章の体裁ぐらいは、教科書通りきれいなカタチを保っておいたほうがよろしいのかな?と感じています。

【関連】どんでん返しのくだりはイトーダーキさんの影響をうけています。noteクリエイターのイトーダーキさんは札幌市主催でnoteの市民講座をされていた経験があります。

その市民講座の内容を自身のラジオでほんの少し公開されています。どんでん返しはそのラジオにでてきたくだりです。聞いていて「まじでそうだな」と共感しました。

タイトル大事だよ!


校正支援ツールはこちら

これが一番有名どころなのかな?



マイルールとかいいつつ、自由に書くほうが続きやすいです。

なんどだって触れます。以下はnote株式会社の公式声明です。

noteの理念は

つくる つなげる とどける

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だれもが創作をはじめ、続けられるようにする

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創作活動で大事なこと
・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること

駄文でも短文でも、気軽に投稿しましょう。 もし、私たちがおすすめするやりかたが合わなければ、気にせず違うアプローチを試してみましょう。 楽しく創作を続けられるほうが、はるかに大事です。

note公式X

です。

私も、この理念に深く共感しております。たのしく続けましょう。ルールに縛られすぎるのも息苦しでしょう。「今日は時間に余裕があるし、ちょっとだけレベルアップしたいなぁ」な気分の時にスキルアップに挑戦してみましょう。かるくでいいんです。楽に。かるめに。



【関連】

note代表の加藤さんがnoteをつくった理由を改めて振り返えられました。創作を続ける支援と、note運営の取り組みの紹介です。
2024年最新バージョン!?

とっても おもしろいので おすすめです


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