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髙田賢三展
先日、初台のオペラシティにて開催していた髙田賢三展に行ってきました!
賢三氏は、流行の発信源が一部の上流階級の人々から、都市部の不特定多数の若者へと移り変わりつつあった70年代のパリに彗星の如く現れました。
色鮮やかでオリエンタルな花柄や着物など日本の文化から着想を得た斬新なファッションの発表で国際的に活躍されたデザイナーの方です。
また、欧米では夏にしか着なかった木綿を冬物にも取り入れたり、様々な国の民族衣装をテーマにした作品を着たモデルが踊りながらランウェイを歩くファッションショーなど、当時から自然との繋がりの大切さや多様性の考えを持っていて、それをファッションで表現されていたんだなと思いました。今でこそ、サステナブルやグローバリズムが重要な世の中になっていますが、かなり先見の明を持っていたのですね。
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展示してある、洋服はどれも着心地が良さそうで令和の今でもとてもおしゃれだと思いました!
様々な花柄の生地が使われていて、花柄好きには眼福でした…🌷花柄とチェックなど、柄と柄を合わせたコーディネートも素敵で参考になります。
ファッションは人生を豊かにするものだなと改めて感じる展覧会でした。