オムレツって難しい
ここ数週間ふわふわオムレツに挑戦していました。
ポイントは3点です。
①フライパンの温度
②フライパンの種類
③卵液
今回は卵2個のプレーンオムレツになります。
1.フライパンの温度
アムウェイIHのプレートモードで180℃に設定
卵液を投入してからスクランブルエッグを作り、ある程度の硬さまで行ったらオムレツ型に寄せていきます。
この寄せる過程で、フライパンに接する面が薄い卵焼きになるには温度が低いと時間がかかり、結果、上の半熟部分に火が入りすぎてしまいます。ある程度の温度が必要です。
ただし温度が高すぎると、オムレツ整形を手早くしなければならず、難しくなってしまいます。
試行錯誤の結果180℃が良かったです。
2023.10.18追記・・・
アナロン ヌーベルカッパー 20cmフライパンは160℃がベストでした。
鍋底が他のフライパンの2倍以上厚みがあり熱容量が大きいことが
原因と推測しています。
180℃だと、整形が間に合わず半熟部分に火が通ってしまいます。
2.フライパンの種類
IHでオムレツを作るには以下の特性が必要
・くっつきにくい(フッ素コート or セラミックコート)
・径が小さく、そこそこの深さ(直径18cm~20cm、高さ4~5cm)
・側面まで温まること(アルミ)
手持ちのフライパンで上記に当てはまるのは2つ
リベットの出っ張りが無いフライパンです。
・アナロン ヌーベルカッパー 20cmフライパン
・グリーンシェフ ロックス 20cmフライパン(廃版)
アナロンは 深さ4.0cm、底径(内側)15cm、重さ813g
グリーンシェフは 深さ4.5cm、底径(内側)14cm、重さ557g
側面が高く、底面のフチに丸みがあり、軽くて扱いやすいグリーンシェフの方がオムレツの整形がしやすかった。
3.卵液
卵2個、塩ひとつまみ、水を大さじ1をボールにいれてホイッパーでかき混ぜる。かき混ぜるとき白身を切るように左右に素早く動かすのがコツ。
4.作る
①アムウェイIHのプレートモード180℃設定する。温度に到達したら
フライパン側面まで温まるように数分放置。油を引く
(2023.10.18追記・・・アナロンのフライパンは160℃設定がベスト)
②卵液を投入しスクランブルエッグを作る。菜箸でかきまぜる。
③整形はシリコンヘラ(スパチュラ)を使う。
※「ぴたっとターナーくるりんちょ」を買おうかと検討中。
→デザインが良かったのでレズレーのスパチュラを購入(2023.10.18)
5.検証
18cmのフライパンで、マイヤーのマキシムを持っていたので、
フライパンの種類の検証をしてみました。
結果・・・上手くできなかった。
考察・・・
「マイヤー マキシム」は熱伝導性のよいアルミニウムを挟んだ底面三層構造で、アルミに厚さがあるので底面は温度ムラのない良質なフライパンです。
ただしアルミは底面だけで、フライパン内側全面は薄いステンレス製のため、IHでは側面が十分に温まらない上、卵液が触れた瞬間に冷めてしまうので、オムレツを整形しようとしても底面だけが火が通っていきます。
側面は薄いステンレスで断面積が小く、ただでさえ熱伝導率が低い(10~15W/m・k)素材で形状的にも熱が伝わらない、結果として半熟なまま包み込むことが出来ず。
実際、包めずにモタモタしてしまい、裏返した後は半熟がなくなり単なる卵焼きになってしまいました。トントンで回せる人でないと無理です。
6.IHでのオムレツ作りに適したフライパン候補
※保証するものではありません。あしからず。
アナロンやグリーンパンは高いので値段が低めのものを候補としました。
(1)グリーンシェフ 20cm
(2)グリーンシェフ 20cm 別のタイプ
(3)フィスラー セニット 20cm
(4)アーネスト IHふわとろオムレツ用フライパン オムちゃん
最後のオムレツ用フライパンは他のより少し割高。楕円形で丸形フライパン用の蓋も使えないので汎用的で無い、オムレツ専用だと思います。