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真空パックんシェフ3PlusとReproで作る「かぼちゃの煮物」


1.使用する機材

真空パックんシェフ3Plus
 チャンバー式真空パック機では唯一の家庭用の機器です。

 ノズル式と違い、液体を含んだ真空パックが簡単にできます。
 真空調理で煮物をするときはチャンバー式を選択するのが良いでしょう。

真空パックんシェフ3Plus

・真空袋
 クリロン化成 シグマチューブ60 GT-1525 
    間口150mm x 奥行250mmの小型サイズの真空袋です。

 保存性を考慮して小さな袋で小分けした状態で調理します。

・Repro
    真空調理用のオプションとして専用スティラーが用意されています。
 
 真空調理で煮物をする場合は、ある程度の軟化温度(95℃以上)と調味液
 の浸透時間(30分以上)で出来ますので専用スティラーが無くても大丈夫
 と思います。

 真空パック内部は対流が起こらないので煮崩れを考慮しないで良いです。
 (対流が起こるには壁面からの距離が必要)

・鍋
 満水2Lの深鍋。
 オールクラッド カッパーコア ソースパン 1.9L、φ16cm

2.調理方法

 シンクウキッチンさんのレシピで作りたいと思います。

 ①かぼちゃのワタを取り、大きめの一口大に切る。
 ②1袋120g程度に真空袋に小分けする。
 ③めんつゆ1:水2で調味液を作る。1袋60g(かぼちゃ重量の1/2)
 ④調味液を真空袋に入れ真空パックする。
  脱気時間60秒、シール時間6秒。
 ⑤鍋に水と真空パックした袋を入れ、95℃で40分あたためる。
  (シングルステップモード)

今回は3パック(かぼちゃ360g)をまとめて調理


 完成。
 保存する場合は氷水などで冷やしてから冷蔵庫に入れます。

流水で強制冷却
小分けして調理したので1食分ずつ冷蔵庫で保存。
1週間~2週間持つはず。

3.作ってみた感想

かぼちゃの煮物は「煮崩れ」「煮汁の濃度」「煮汁の浸透度」のバランスをとるのが難しい料理です。
真空調理は全ての課題を解決してくれました。
Reproがあれば量に応じて最適な鍋サイズが選べるので汎用性が高いです。

真空調理では煮汁の対流が無く煮崩れが起こりにくいことは予想していましたが、チャンバー式の真空パック機を使うと、かぼちゃの形状に沿ってピッタリとパックしてくれるため、軟化しても形を保ったまま完成します。
「煮崩れ」は皆無です。

煮崩れ無し!

また。蒸発もないので「煮汁の濃度」は安定。真空により調味液が短時間で内部に浸透してくので「煮汁の浸透度」も完璧です。

箸で切れる程やわらかく、煮汁が中に浸透!


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