
縺合のシュレーディンガー ブルーの撮影記録「ゼノンがいた世界」
あらゆる物質を素粒子化し、粒子のもつれ及び、左右の対称性を利用して別の場所へ移動できるという量子テレポテーション装置「シュレーディンガー」。
国家プロジェクトとして、離島の研究施設において開発が続けられていた。
だが、その膨大な研究費のため予算が打ち切られそうになる。
そんな状況でも、一人の国会議員の努力により研究は続行された。
彼の名は、火桐 賢(ひとうまさる)(56)。
火桐は、「シュレーディンガー」の開発・研究の第一人者である滝 英郎(たき ひでお)博士(65)から悪用を防ぐために作られた保護プログラムを奪おうと、研究施設内に侵入し滝博士を殺害、プログラムを手にする。
更に火桐は、口封じのため助手の冴島 玲子(さえじま れいこ)(26)をも殺そうとする。
しかし、光の中から現れた「ゼノン(28の設定)」と名乗る実体化した「シュレーディンガー」の防衛プログラムが追手を退けた。
玲子の生存と、ゼノンの存在に気づいた火桐は、全力で二人を抹殺しようとした。