【パリパリキューブライトα レビュー】生ごみの臭いが気になる人におすすめ!生ごみを乾燥して快適・清潔ライフ
夏場になると、特に気になる生ごみ臭。
臭いだけでなく、害虫が発生する原因にもなってしまいます。
私もずっとその対策に困っていました。
ところが、3年前に生ごみ乾燥機「パリパリキューブライトα PCL-33」を導入してから、生ごみにつきものである「臭い」と「害虫」の悩みから解放されました!
この記事は、
「生ごみの臭いや害虫が気になる」
「パリパリキューブライトαを使ってみたいけど、実際どうなの?」
とお思いの方に向けて、3年間使用している私が実際に感じたメリット・デメリットをお伝えします。
商品概要(公式サイトから引用)
基本的な仕様
処理方式:温風乾燥式
容量:1~3人家族用
価格:30,360円(税込)
消費電力:150W
電源コード:1.6m
運転音:約36dB
サイズ:Φ215mm×高さ283mm
重さ:約2.1kg
カラー展開(5色):トリコロール/ブルーストライプ/ピンクゴールド/グレイッシュシルバー
運転モード・機能
①節電モード
-対象物 バスケット容量の6割以下の時、乾燥しやすいもののとき
-処理量 約200g/回(約0.6L)~約400g/回(約1.2L)
-処理時間 約4時間20分~約5時間40分
-電気代 約13円~約17円
②通常モード
-対象物 バスケット容量の6割以上のとき、乾燥しにくいもののとき
-処理量 最大約700g/回(約2.0L)
-処理時間 約9時間
-電気代 約27円
③機能
-自動停止機能
-スタート予約機能(3時間後スタート)
★乾燥しやすいもの:ごはん・麺類、小さく切られた野菜・果物の皮、一般的な野菜くず・果物くず
★乾燥しにくいもの:糖分が多いもの、ペースト状のもの、小さく切られていない野菜、油分が多いもの
付属品(消耗品)
-バスケット用水切りネット 15枚/袋
-脱臭フィルター(PCL-33-AC33) 1個
-専用マット1枚
(引用元:https://www.parisparis.jp/spec/)
ここからは、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介します!
メリット
・生ごみが翌日臭くない
一番のメリットは、生ごみが翌日も臭くないこと。
朝起きたときに台所が臭うと、朝からげんなりした気分になりますよね。
特に夏場は、腐敗も早くて処理するだけで嫌な気持ちに。
次のごみの日まで冷凍する方法を試したこともありましたが、冷凍庫を圧迫するし、冷凍庫に生ごみを入れておくのに何となく抵抗も・・・。
生ごみの臭いの原因は、「腐敗」です。雑菌が増殖して、生ごみを腐らせる際に、嫌な臭いが発生するのです。 菌の繁殖は、「水分」と「高い温度」があると進みやすくなります。このため、台所の生ごみは腐敗しやすく、特に夏場は臭いやすくなるんですね。
パリパリキューブライトαを使えば、温風乾燥によって水分を飛ばすことができます。
寝る前にセットしておくと、朝には生ごみがカラカラに乾燥しています。だしを取った昆布なんて、「もう1回だしとれるんじゃない?」と思うくらい。
乾燥によって臭わなくなるため、清潔・快適な台所をキープできます。
・ゴミの体積が減ってエコ
ごみの種類にもよりますが、バスケットいっぱいに入った生ごみが、乾燥後は半分以下の体積になります。
体積が減るので、ごみ全体の量を減らすことができてとってもエコ。
私の住んでいる地域はゴミ袋が有料なので、ごみの量を減らせると経済的にもお得です。
・害虫対策になる
生ごみを放置しておくと、コバエやゴキブリなどの害虫を呼ぶ原因になります。害虫は生ごみの臭いや水分に寄って来るので、生ごみを乾燥させることで、害虫対策になるのです。
害虫に遭遇した時の衝撃といったら・・・
不快だし、ゴキブリに至っては「1匹いたら100匹は家の中にいる」なんて恐ろしい話もあり、見かけた翌日には即バルサンを買いに行っていました。
パリパリキューブライトαを使い始めて、コバエは全く見なくなりました。
ゴキブリについては・・・正直ところ、パリパリキューブライトα導入後もたまに出ました。
でも、その当時は子供の食べこぼしなどが多かったので、そちらに吸い寄せられて発生しているのでは?と思います。
実際、子供の成長とともに食べこぼしが少なくなり、ここ1年ほどはヤツを見かけていませんヾ(*´∀`*)ノ
・使い方もお手入れも簡単!
パリパリキューブライトαは、付属のバスケットに水切りネットを付けて、三角コーナー代わりに使用します。その後、処理容器にバスケットを入れ、乾燥機本体を被せてボタンを押せば、乾燥が始まるという流れです。
難しい操作は一切なく、本当に簡単!
取り扱い説明書を読まなくても、直感で使えるようなシンプルさです。
バスケットごと処理容器に入れられるので、生ごみに触らなくてよいのも嬉しいポイントです。
汚れるバスケットと処理容器は、水洗いが可能なのでお手入れも楽々。
その他は脱臭フィルターを半年に1回程度変えるだけなので、特別なお手入れなしで毎日簡単・清潔に使えます。
・生ごみ処理機の中では値段が比較的安い
生ごみ処理機の大きさや処理方式によって値段は異なりますが、おおむね5万円~8万円、高いものだと10万円を超えるようなものも。
パリパリキューブライトαは公式サイト価格でも3万円台で、生ごみ処理機の中では購入しやすい金額になっています。
Amazonや楽天市場などで検索すると、もっと安く購入できるようです。
▽Amazonでの検索結果
https://www.amazon.co.jp/s?k=パリパリキューブライトα&__mk_ja_JP=カタカナ&linkCode=qs&sourceid=Mozilla-search&tag=mozillajapan-fx-22
私が購入したときも、「まずは手軽に取り入れてみたい」という気持ちから、パリパリキューブライトαを選びました。
さらに、自治体によっては助成金制度があります。
公式サイトによると、
”自治体によって異なりますが、購入金額の2分の1~3分の1以内、限度額を2万円~3万円までとしている自治体が多いようです。”
とのこと。
公式サイトに、自治体による助成金制度の検索機能がありますので、気になる方はお試しください。
お住いの自治体が助成金制度を設けていれば、より取り入れやすくなりますね!
デメリット
・電気代がかかる
公式サイトによると、処理時間は節電モードで約4時間20分~約5時間40分、通常モードで約9時間。電気代は、毎日稼働して約800円だそうです。
これから電気代がどんどん上がっていくことが予想されるので、電気代がかかるのは気になる点ですね・・・。
そこで使えるのが、「スタート予約機能」。
セットした3時間後にスタートできる、というタイマー機能です。
電力会社や電力プランによっては、深夜料金が安いものもあります。その場合は、この機能を活用すると、電気代を抑えることができますよ。
さらに、取り扱い説明書には、乾燥しやすくするコツも紹介されています。
3cm以下に小さく切る
カレーなどペースト状のものは、バスケットに入れた後に水で一度洗い流す
バスケットに入れた生ごみの中心をへこませる
ちょっとした工夫で乾燥しやすくなり、電気代も抑えられるので、試してみる価値は十分にありますね!
・動作中温かいので夏はエアコン効果が下がる可能性あり
夏場は温風で乾燥させるので、動作中は機械本体も周囲もほんのり温かいです。
リビングとキッチンが近い・または一体になっているお部屋だと、エアコンをつけているのにパリパリキューブライトαで温かくなってしまうので、エアコンの効果が下がってしまうかもしれません。
気になる方は、エアコンを使っていない部屋で運転する、エアコンを止めてから運転する、などの工夫をすると良いでしょう。
また、冬場は逆に、お部屋が温まりやすくてエアコン効率が上がる可能性がありますね!
・乾燥しきれないときがある
生ごみの種類や量によっては、完全に乾燥しきらないときがあります。
と言っても、生ごみを大量に入れていたり、大きな塊を入れていたりなど、使用者側(私)に問題がある場合がほとんどです。
体感ですが、適正な量の場合はきちんと乾燥されています。
「電気代がかかる」の項目にも書いた、乾燥しやすくするコツを取り入れることで、改善できる部分が大きいのではと思います。
・バスケットに着色して取れなくなる
メリットで「お手入れ簡単」と言っておいてなんですが、使用開始から3年経ち、バスケットに着色がついてしまいました。
これはもう経年の問題もあると思いますし、はっきり言ってこまめにお手入れしているほうではないので、私の努力不足が原因かな、と思います。
バスケットと処理容器は、キッチンハイターでつけおき洗いが可能なので、着色が気になる方は定期的につけおき洗いをするのがおすすめです。
おそらく、ちゃんとお手入れする方はこのデメリットは感じづらいのではと思いますが、私のようなずぼらな方向けに一応書いておきました。
・網状の水切りネットを買わないといけない
公式サイトによると、不織布タイプのものは乾燥効率が落ちるため、網状の水切りネットを使うことが推奨されています。
私は、排水溝にはストッキングタイプのネットを使っており、以前はパリパリキューブライトα用に網状の水切りネットを用意していました。
最近はわざわざ専用で用意するのが面倒になり、排水溝と兼用でストッキングタイプをつけていますが、たしかに以前よりも時間がかかっている&乾燥しきらない率が上がった気がします。
普段網状の水切りネットを使っていない人は、わざわざ用意しないといけないのは少し手間ですよね・・・。
そんなあなたに、朗報!
取扱説明書に、「※水切りネットを使用しなくても乾燥処理はできます」の記載が!
ネットに入れて使うほうが、
・乾燥後にごみを捨てるときに捨てやすい
・細かいごみもキャッチしやすい
という利点があるものの、網状の水切りネットの用意が面倒だと思う人は、水切りネットを使用しないという選択肢もアリですね♪
ここまでが、私が使用していて感じるデメリットです。
一方、口コミサイトなどで挙げられているデメリットの中には、実際使ってみて「そんなに感じないな」と思うこともいくつかありましたのでご紹介します。
口コミで多いけど実際は気にならないデメリット2つ
①運転音がうるさい【気になりません】
公式サイトによると、運転音は約36dB。これは、図書館と同じくらいの音だそうです。
印象としては静かそうですが・・・口コミには、「運転音が気になる」というものが見受けられます。
実際使ってみて、私は運転音は気になりません。
我が家は3LDKで、台所でパリパリキューブライトαを使用しています。
台所とリビングは扉などの仕切りはありません。
使用中、リビングにいると確かに運転音はしますが、気になるほどではないです。
寝るときはリビングの隣の和室で寝ています。和室にはエアコンがないため、夏はリビングと和室の間のふすまを開け放して寝ていますが、睡眠に支障はありません。
音にとても敏感な人以外は、問題なく使えると思います。
②運転中、臭いが漏れる【多少は漏れますが臭くはないです】
口コミで、「処理中の臭いが漏れる」というのを見かけます。
実際、確かに多少は臭いが漏れることがあります。
生ごみの量が多い時や、魚のごみが入っているときが、特に臭いを感じやすいです。
ただ、どれくらいの臭いの強さかと言うと、台所で使用しているとき、隣り合っているリビングに座っていると、多少感じるかな?というくらいです。
「臭いな」と思うほどの臭いは感じません。
音も臭いも、感じ方の個人差はあるかと思いますが・・・・
もしこの2点で導入を迷っているようなら、ほかのメリット・デメリットを優先して考えることをおすすめします!
向いている人
最後に、パリパリキューブライトαが向いている人・向いていない人について触れておきます。
・生ごみの臭いや害虫が気になる人
生ごみにつきものの悩み
「臭い」と「害虫」
で困っている方・何とかしたいと思っている方は、一度試してみる価値があるのではと思います。
・ゴミの量を減らしたい人
生ごみを乾燥させることでゴミの量を減らすことができるので、
「ゴミ袋が有料」
「地球環境に配慮したい」
「頻繁に捨てるのが面倒」
という方には、おすすめです。
・とりあえず、生ごみ処理機を取り入れてみたい人
生ごみ処理機の中では、パリパリキューブライトαは取り入れやすい価格です。
「一度生ごみ処理機を試してみたい」と思っている方には、お値段的にも使いやすさの点でもおすすめできます。
向いていない人
・電気代が気になる人
家電なので、確実に電気代はかかります。
電気代が高くなるのは嫌だ、節電したい、という方には向かない商品です。
乾燥以外の処理方式を使った生ごみ処理機なら、電気を使わないものもありますので、「生ごみ処理機を使いたいけど電気代は抑えたい!」という方は、別の処理方式の生ごみ処理機を検討されてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
パリパリキューブライトαについて、使用経験に基づきレビューをお届けしました!
生ごみ処理機を取り入れようか悩んでいる方、パリパリキューブライトαの実際の使用感が気になる方に、ご参考いただければ幸いです。
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