ひとことはなし50

2020 11 11
「初代様のお墓はどこがいいか」と、その後、教会周辺を色々調べて歩きましたが、何分土地が見つかってもお金がない。
が「何とかしたい」と思っていました。
すると、僕が以前お世話になっていた家の方から「相談がある」と言うのでその家に伺いました。相談とは以下の通り。

「わしらは故郷の九州へ帰ることにした。ほんまは、わしらが入る予定にしていたお墓があるんじゃが、その土地を教会へ御供したい」という申し出でした。

びっくりしましたね。ただ、嬉しいのと反面、おつとめ奉仕者を60名にする心定めをしたばかりの時だったので、なんとか引き留めようとしました。が、御夫婦共に、決めた事は決めた事だからと、結果九州へお帰りになりました。とても寂しく残念な出来事ともなりました。

しかし、その後、初代様をここへお帰り頂く事ができました。上級会長様にも「うちの初代会長夫妻が、長年大変お世話になりました」とお墓の一角をお借りしていたその御礼を添えて運びました。
それからは、毎月、初代様命日の27日にはお墓へ参らせて頂いております。
今思うと、これも「成ってくる理は天の理」でした。終わり。

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