ひとことはなし154

ひとことはなし  2020  10  3
2003年5月の出来事です。
この月は教養係でした。

御本部では、おやさま120年祭に向かって、
西境内地拡張工事が執り行なわれておりました。
連日大勢の人々が拡張ひのきしんに来ていました。

僕は「今しかできない」と思い修養科生を送った後、
毎日拡張ひのきしんをさせて頂きました。
すると相方の先生も、
「わしもやろうか」と共に勤めるようになりました。

ひのきしん内容は、土を運ぶだけなのですが、心を持って勤めましたね。

つまり、この土は誰々さんが運んだ事にしてください。
と、連山の信者さん一人一人を思い浮かべながら土を運びました。
これは今だから言える話ですね。伏せていました。

その後、教養係も勤め終え教会に帰りました。
その後いつだったか忘れましたが、
連山として、先の拡張ひのきしんに行く人達を募りましたら、
バス一台出すほどの人々が出てくれました。

今は亡き山本未子さん夫婦も出てくれましたね。

拡張現場に到着し、皆さんひのきしんに汗を流していましたね。

僕は山本未子さんのご主人を車椅子に乗せ、
この方に土を持ってもらい何度も運びました。
バスの運転+これですから若い時はなんでもできますね。

その時、ふと思ったのです。
今回連山から参加してくれたメンバー。
これ僕が以前、
「この土は誰々さんが運んだことに」
と念じて運んだメンバーが大半である事に気がついたのです。

「神様は受け取ってくれたんだなあ」と感激しましたね。
これも忘れ得ぬ思いでの一つです。神様はありますね。


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タロ芋座右衛門
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