ひとことはなし39

2021  4  18

今日は、御存命のおやさまの御誕生祭が執り行われました。

おぢばでの、こうした祭典に参拝させて頂いたのは、昨年の9月以来でした。

コロナ禍である関係で、殿内には入る事はできませんでしたが、中庭にパイプ椅子が用意されていたので、そこで修養科生さんと共に参拝させて頂きました。

特に今回は、おやさまの御誕生日という事から、教祖殿に最も近い椅子に座り、共に「みかぐらうた」を小さな声で歌わせて頂きました。

そこで座って参拝させて頂いている時、昔の事を思い出しました。それは、おやさま御誕生祭にケーキをお持ちさせて頂こう、とした年の話でした。
「ケーキは傷むのが早いですよ」と店員さんに教えて頂いたので、保冷材を入れたクーラーボックスの中にケーキを入れ、厳重に管理しながらおぢばへ帰りました。

到着するとすぐさま、ケーキをクーラーボックスから取り出し、小走りで、おやさまがおられる教祖殿へ参りました。
お供物受付のご婦人先生に、
「これをおやさまにお供えして頂きたいのですが」と、息を切らしながら申し上げました。受付の方が「中は何が入っておりますか」と聞かれたので「はい。ケーキでございます」と申し上げると「そうですか。それはご苦労様でした。では、すぐ、おやさまに運ばせて頂きます」と、その方が飛んで中に入って行かれました。

その時の、そのご婦人先生の対応の素晴らしさに感服したのと、そのケーキは確かに、おやさまに届けられた、と安堵したのでした。
と、そういう昔の事を思い出したのでした。

今日の予報は1日中雨でしたが、祭典中は雲が空を覆いながらも、時折パラパラと雨粒が降る事はありましたが、結局は最後まで雨は降らずでした。で、参拝後詰所に帰ると同時に、外を見ると雨が関を切ったように降り出しました。
おやさまのお徳に守られた祭典でした。
終わり。

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タロ芋座右衛門
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