ひとことはなし125

2020  8  21
上級を同じくした、連山と兄弟教会にS分教会というお教会がある。
このお教会の、前会長さんのお話をさせて頂きます。

僕が会長なりたて当時は、正直、上級の事を大切に思っていませんでした。

前にもお話したと思いますが、僕は仕事を辞めて1年間上級で住込みをさせて頂きました。
毎日が不足でしたね。
今思うと大変申し訳ないのですが、当時はそうとしか思えません。
自分の信仰姿勢は正しい。
という考え方しかできない時でした。狭い心です。

その後住込みも終え、会長とならせて頂きましたが心は直ぐには変わりません。今思うと全くなっていません。
自分の信仰姿勢を親にあれこれ求めていました。

後で分かった事ですが、自分の信仰姿勢。
つまり「これはこうするもんだ」という自分の思いを理の親に押し付けると、いずれこちらが理に倒される日が来ます。
過去そういう人々を見てきました。必ず倒されます。
おたすけの経験がないと、この辺りは理解できませんが。

当時、上級からの御用はやるが、心は「やればいいんでしょやれば」
という心。
協力的ではありません。そして不足は人一倍。どうしょうもない会長でした。

ですが、11年前、御本部であるお教会の方と出会います。
この方と出会った事で上級への勤め方が一変します。
その方が僕に教えてくれました。

「あなたには上級がありますか。上級を大切にしてくださいね。
 上級とは気が合わないからと、そこを通り越して、大教会、御本部へいく 
 ら勤めても理が通りませんよ。
 例えばこういう会長さんがいました」
と、具体的な話を聞かせてくれましたが、上級を軽くしたら恐ろしい事になるのやなあ、と思いましたね。
この一言が、僕を上級大切の信仰へ変えてくれました。正に恩人です。

丁度この時期と重なるように、S分教会の前会長さんが倉敷中央病院へ入院。
その時期、うちの役員さんも入院していたので、おたすけに通っていました。
その足で申し訳ないのですが、前会長さんへお見舞いに行きました。
因みにこの先生は上級役員をお勤めでした。

病室に入ると、お昼ご飯を食べておられましたが、すぐさま食事を辞め僕に「おさづけをお願いします」と言われました。
「僕みたいなペーペーでもいいのかな」と思いましたが、おさづけを取り次がせて頂き、すぐ失礼しようとすると、
「ちょっと座ってくれませんか」
と言われるので座ると、こう話されました。

「これからは連山の会長さんが上級の事を支えてください。頼みます」
と頭を下げられました。
僕は当時、上級の役員でもなんでもない時でしたから、自分が出なくてもいいのではないか。
上級には立派な役員先生がおられるのだし。
と思っていました。

この言葉が前会長さんの遺言となりました。
「あー託されてしまった」と思いましたね。

その後、僕の信仰姿勢は改まり、上級第一。
上級の為なら、連山を潰してでも全てを投げ出す覚悟を決めた。
これは今も変わらないし綺麗事ではなく本気です。

そう決めたら不足が見えなくなりましたね。不思議です。

その頃からです。連山が変化し始めたのは。理は鮮やかですね。

順序一つが天の理。

では終わります。熱中症には十分気をつけてお通りください。拝

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