ひとことはなし103
2020 9 8
2001年8月の出来事を話ますね。
連山に関係するある方が、仕事場を移転するという運びになり
「手伝いに行くように」と前会長から言われたので、8月に入ってからは、連日そのひのきしんに出ていました。
軽トラが必要となり、ある所に借りに行きました。
軽トラに乗って、大通りの信号機のない交差点まできたので、左右をよく確認してアクセルを踏み込み、大通りに出た瞬間です。
ドーン
と僕は何かに弾き飛ばされました。
気がつくと、先程いた場所とは全然違う所にいました。
しばらくは、何が起こったのか分かりませんでしたが、前方に大型トラックが止まっていました。
後で、あのトラックが突っ込んできた事が分かりました。
軽トラから降りて軽トラの前を見ると、前のバンパーが吹っ飛んでいました。大型トラックが、僕が乗る軽トラの右側から走ってきたらしく、軽トラの前バンパーにトラックがあたったので、僕は弾き飛ばされたのです。
トラックの運転手からすると、走行車線を普通に走っていたら、いきなり軽トラが側道から出てきた。という感じです。
恐らく、トラックは急ハンドルを切ってくれたのでしょうが、軽トラをギリギリかわせず、前バンパーを擦る形で過ぎ去るという感じです。
これが運転席寄りに突っ込んでいたとしたら、恐らく僕はまともではおれなかったと思います。即死か大怪我は免れません。間一髪でたすけて頂いた事に、思わず「おやさま、ありがとうございました」と御礼を言いましたね。
この後、警察が現場検証に来た時、その警察官がこう言いました。
「この軽トラに乗っていたのはあなた?」と。
「はい」と言う僕をマジマジと見ながら、
「よくこれだけで済んだね。ここはね、事故の名所と言われていて、100人が100人事故をして即死する場所だよ。あなたは運が良いねえ」と。
「守られたな」と、その時思いましたね。
その後、保険屋さんも現場に来ましたが、先の警官と同じことを言われました。
人間亡くなる時期が来たら、なんの加減もなく亡くなります。
ですが、守られる理があれば守られます。
これが神様に連れて通って頂くという意味です。
僕の場合、本当はここで即死なんだが、親おやが尽くした理があるから、
と神様が守って下さったのですね。そう思いました。
勤めた理をつくることですね。では、これで終わります。拝