ひとことはなし15

2022年5月11日

一昨日、瓦屋の親方から「体調を崩したのでしばらく伺えません。すみません」と、電話がありました。その瞬間「おたすけに行こ」となりました。

昨日は時間ができたので、福山の親方宅まで50ccバイクで出かけました。

道々バイクで見る風景を見て思い出した事があります。それは、恐らく10年前くらいかと記憶しているのですが、ある方が事故で入院しました。その方が入院したのが福山にある病院でした。

連日カブに乗って、その病院まで通わせて頂きました。恐らく5月だったような記憶があり、今も5月である事、又、行先が福山である事から思い出されました。

当時、その方に「おさづけ」を取り次ぎに行くのですが、僕はただ「早く身体が元通りになりますように」とだけ願い通いました。
なので「心定めをしなさい」とか「こうしなさい」とかは、一切考えませんでした。ただ元気になってほしい、という事だけでした。

その病院まで大方1時間30分。バイクを止めてすぐ病院へ入るのではなくて、小さな理つくりとして、病院付近で布教をしたのを覚えております。
その後、その方のところへ行き、おさづけを取り次いで帰る、という行程を連日させて頂きました。

本人さんは事故で辛かったろうと思いますが、僕はなぜか、その方のおたすけは良い思い出として残りました。理由は分かりません。

因みにその方の親族には、僕がバイクで連日おたすけに出向いている事は言いませんでした。が、いずれは分かる事なので、言わないままおりました。

その後、その方の親族が見舞いに行った際、僕が連日おたすけに来ている事を知り、めざましい成人をされたのは言うまでもありません。

最後に昨日は、瓦屋の親方には会えませんでしたが、理はのこりましたから、それが今後どうなるか楽しみです。終わり。

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タロ芋座右衛門
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