ひとことはなし126
2020 8 22
僕が会長になり、一番最初のおたすけ話です。
僕が大教会神殿奉仕当番を勤めさせて頂いていた時、教会から一本の電話が入りました。
聞けば、元は連山の責任役員という重責を担っていたうちの親戚の娘さんが、倉敷中央病院のicuに入ったからおたすけに行くように。
との内容でした。49歳の娘さんでした。
大教会から直接倉敷中央へ入りました。
ご存知の方も多いと思いますが、icuは面会時間が決められていますよね。一般病棟のように、いつでも入る事はできません。
そういう環境です。
僕が到着した時、次の面会時間まで3時間くらいあったでしょうか。
どうしようかなあと考えていたら、元責任役員の叔父さん
既に信仰は辞めて長い。
が他の娘2人と共に控え室にやってきました。
僕の顔を見るなり、何しに来た。
と言うので、
はい、娘さんが危篤だというので、おたすけに
とまで言うと、そこから教会の悪い点や不足を延々と聞かされました。
逃げ場がない。針のむしろとはこの事だなあ、と聞きながら思いました。
そこから約3時間。僕は、僕の身に覚えのない不足の集中砲火を受け続けましたね。
黙って聞くだけ聞かせて貰いましたが、途中から妙なんですが、我が心が澄んできたのです。不思議です。それまでは、俺には関係ない話ばかりやないか。という内容ばかりでしたので、早くここから立ち去りたい、という心だけでした。ですが、聞きながら、フと、おやさまの事が浮かんだんです。
おやさまは、このお道が広まる度に警察へ呼び出されましたよね。その時の情景が心に浮かびました。すると、心が澄んできたのです。
おやさまのひながたの万分の1でも辿らせて頂いている。ありがたいなあと。そういう心境です。
そうなると、今までのような心とは異なり、反対にどうぞいくらでも言ってください。となりました。
結局その日はicuの中へ入る事は許されず、すごすごと教会へ帰りましたね。
教会へ帰ると、そこには親神様、おやさまがおられます。特におやさまには御礼を申し上げました。
又、何とか娘さんをおたすけ頂きたい、と真剣に祈りましたね。それから連日のおたすけが始まりますが、続きは次回という事で、今日は終わります。
今日も暑いので体調管理には十分気をつけてお通りくださいね。拝