ひとことはなし60
2020 11 25
教会へ帰ると今日起こったことを前会長に伝えました。※この方は団参に行ってない。
すると「今からお前達夫婦はその人の家に行き、土下座して謝って来い」と厳命が下りました。
「なんでや。悪いのは酒飲んだあの人やないか!」と常識を持ち出した。が、そこは信仰者。と言いたいが、妻が「会長さん行きましょう」との声掛けのお蔭だ。
前会長の訳のわからん言葉に私は怒り心頭したが、時間を置いたら行けないので、すぐ夫婦でその方の家へと出向きました。
玄関をガラッと開けて「今日は申し訳ございませんでした」と、訳の分からないお詫びを玄関土間で土下座をしながらしました。家の方は激怒中。
「うるさいわ帰れー」と一撃された。
怒りが収まらない、という状況。最後は追い返される始末。
翌日からは、団参に出て下さった方々の家に一軒づつ訪ねてお詫びです。
もうこの時ばかりは「会長を辞めよう」と、真剣に思いましたね。
参拝に出て下さった方々は「私たちはなんとも思っていませんから」と言って下さるのがまた申し訳なくて、やり場のない気持ちを持って、それから暫くは、朝つとめが終わると、すぐ教会を出て夜まで帰りませんでした。
どうやって会長を辞めるか。それを模索していました。
その姿を見ていた前会長が「いつまでそんな事をする。節から逃げるな」と言うその言葉から、「この節を見つめなくては」と思うようになりました。
考えれば考える程、なんでこんな事に、と分からなくなりましたが、数日後
「これは神様が何か俺に伝えたいのではないか」と思うようになりました。
この節の原因は、バスでカラオケができなかった事でした。
ですが、バスにはカラオケの機械はついていた。
が、バスの担当運転手が、当日の朝体調を崩し、急遽、他のバス会社から手配された運転手であった事等。この辺が思案のポイントだなと分かりました。つづく。