174 妻の耳の話
ひとことはなし 日付なし
おはようございます。では始めさせて頂きます。
今日は妻の耳についてお話しをします。
既にご存知の方もあると思いますが、
実は、妻の左耳は聞こえていません。
小さい頃、聞こえなくなったそうです。
その為、意思の疏通がとれない場合が多々あります。
僕は慣れましたが、
皆さんには理解できない事が過去にあったかもしれませんね。
見た目、普通に耳は両方ついてますから、
左耳が聞こえていないとは誰も思わないでしょう。
片方の耳が聞こえない世界。
想像できますか?。
僕はたまに妻の身になる為、
片方の耳を手で覆ってみます。
するとどうでしょう。
雑音、話し声、音楽等々、
片方の耳だけで聞くと、
とても聞きづらい事がわかります。
環境が大きくなればなるほど、
色んな音が1度に入ってきて
人の声が聞きづらくなる。
普通ならパニックになる。
皆さんも片方の耳を手で覆ってみてください。
雑音と自分が話をする声が、
頭の中で響きませんか。
両耳が聞こえている人なら、
5分とこの状態で耐えられません。
妻はそういう世界で生きてきました。
普通の家庭の奥さんだけでも大変ですが、
教会の奥さんになるという事は、
皆さんが想像をする以上に大変な事が多々あります。
それを、片耳だけで勤めてきたのですね。
いや、勤めさせて頂けたのは、
本人の徳と神様のお陰。
妻は過去に僕にこう言いました。
両耳が聞こえたら、
一体どんな感じなんでしょう。
と。
私達は、両耳が聞こえて当たり前。
両眼が見れて当たり前。
両手、両足がつかえて当たり前。
それがなにか?。
と。
当たり前などという事は、
この世に一つとして存在していません。
神様の御守護が切れたら、
小指一本動かす事ができなくなります。
その事実を元気な人はわかりません。
信仰のない人は更にわかりません。
親神様に、なぜ
朝はお願い。
夕は御礼をするのか。
又、御供をするのか。
ひのきしんをするのか。
今日のお話で、少しは理解していただければ幸いです。
では、今日も一日勇んでお通りください。拝
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