ひとことはなし115
2020 8 11
おはようございます。朝から暑いですね。ではお願いします。
昨日の話の最後の部分ですが、人との出会い。ご縁。
これは出会う人間によっては、人生が右に行くか左に行くかぐらい大きな影響を及ぼします。
だいたいの人は、良い人と出会いたいのではないでしょうか。つまり良縁。
結婚は、その最たるものではないでしょうか。
人は人を選べません。
と言えば身も蓋もない話になりますが、自分で選んでいるつもでいて、
実は選べていません。そこが徳の世界たる所以なのでしょうね。
または因縁が釣り合うとも言います。そう思いますし、そう感じます。
何度も言いますが、僕くらい徳のない人間は恐らくいないと思います。
産まれながらに死ぬのですから。
今日までこの世に置いて頂けたのは、親が伏せ込んでくれたお陰。
又同時に、膨大な因縁を少しずつ切ってきてくれたお陰に他なりません。
人とのご縁ですが、本当に自分の徳次第だなあ、と思った事があります。
中学の頃、素行が悪くなりました。そうなると、街を歩くとそういう人間とやたらと出会うのです。まるでこの世には、そういう人間しかいないのか、という感じ。
ですが、15歳から血尿が出始め近くの個人医で診てもらうと、既に手遅れでした。腎臓病末期。
すぐさま、川崎医科大学病院へ紹介状を書いてもらい転院。
そこの主治医が診察すると、こう言いました。
「残念だけど、今の医学ではどうする事もできない状態だ。
3日後、入院準備をして来なさい」
この一言で、それまでイキって生きていた人間が、死ぬという事を突きつけられ、奈落の底へ突き落とされました。
そこから3日間。母親におさづけを取り次いでもらいました。
かなりショックを受けていたので、実に素直に母親の言うさとしを聞いたものです。
その時のさとしは、
「お前は短気すぎる所がある。神様がその心を直せと教えてくれたんだ。
時間はかかるかも知れないが、この短気を改めなさいよ」と。
今で言うと、これが生涯の心定めでした。
3日後、退院する事のない入院準備をして病院へ向かいました。
主治医が、
「今日から入院だね。じゃあ、早速診てみよう」と診察を始めました。
暫くして主治医が、「ん?」と何度も首を傾げます。
「どうしたんですか?」と聞くと、
「いや、、、、おかしいな。
治っているんだ。
君、何かしたのか?」と。
信じられないの僕の方ですね。
その後、精密検査をした結果、病気は治っていました。
その時思いましたね。「神様っているんだな」と。
その後は生活を改めましたね。
なるべく腹を立てないように意識したし
服でも第1ボタンまではめて、見た目だけは真面目そのものになりました。そうなると、街を歩いても出会うのは真面目な人達だけなのです。
それまで街で出会っていた、あの輩達はどこ行ったん。という感じです。
自分が変われば世界が変わる、とは本当です。
文字で打ち込むと、中々本題へ辿りつけないものですね。
今日もこの辺で終わります。
とにかく熱中症に今は気をつけて、その中勇んでお通りください。拝
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