就活のやる気が出ないならエージェントに登録しまくれ

この記事を読んでいるということは、あなたは就活生なのだろう。 

就活は順調だろうか。

順調なら別にこの記事は読まなくていい。あなたのやり方で志望する企業の内定に向けて突き進んでいってほしい。

順調でないという方は、この記事が少しでも役に立てば嬉しい。


実は私は、2度の就活経験がある。


1度目の就活で内定を得たのだが、その後様々な経験を経て志望業界が変わり、なんと4年生の8月から再度就活を開始したのだ。


2度目の就活においても、なんとか9月末には入社先を決定することができた。


2度の就活には、ある共通点がある。


それは、就活エージェントを利用していたことだ。


リクルーター、キャリアアドバイザー、キャリアコンサル、いろんな言い方がある。


その多くが無料で相談できるという特徴がある。


もしあなたが有料の就活塾等に課金しようと思っているのなら、まずは無料で利用できるエージェントを使い倒すことをおすすめする。


就活エージェントにはどんなイメージがあるだろうか。


怪しい、信用できない、そんなふうに感じている人も少なくないのではないだろうか。


実際、就活系の発信者にもエージェントはおすすめしないという人も多く存在する。


そう言われる理由とも関連するのだが、そもそも就活エージェントはなぜ無料で利用できるのだろうか。


それは、お金を払うのがあなたを採用する企業側だからである。


つまり、就活エージェントがあなたに企業を紹介し、その企業に入社したとする。


そのタイミングで企業は紹介料として、エージェントに金銭を支払うのだ。


これが、就活エージェントが無料たる所以である。また、無料であるにも関わらず何度も電話してきて面談を促してくるのも、そういった背景がある。


就活エージェントのサービスは無数に存在し、アドバイザーも無数にいる。


実際中には何とか学生を言いくるめて、自分の紹介した企業に内定させようとする輩も存在する。


そういった輩にテキトーに紹介された企業に就職した結果、仕事が合わずすぐに辞めてしまうといった事案もあるだろう。


それが、エージェントをおすすめしないと言っている人達の論理である。


そしてそれは、全く正しい。


しかしそれでも、私はエージェントをおすすめする。


特に、就活にモチベーションがないようなタイプの人にはおすすめだ。


エージェントの何が良いかというと、エージェントに従っているだけで就活が進みやすくなることである。


エージェントの目的は我々に内定を取らせることなので、定期的に面談や電話をしたがる。


その中で求人を紹介してくるし、選考への参加も促してくる。


入社すればうまみがあるので、選考対策も手伝ってくれる。


就活を進めてゆくうちに、なんとなくあなたがどういう企業に就職したいのかも固まってくるだろう。  


その時にはエージェントに進められたとしても合わない企業ならやめておけば良い。


つまり、徹底的にエージェントのうまみを利用し、こちらの都合が悪い提案は断れば良いのである。


無料で利用している負い目で相手の提案を断りづらいという人もいるだろう。


しかしそもそもエージェントとは企業がお金を払う仕組みであり、エージェントもそこに向けてのチャンスを学生から得ているのである。


その意味においてあなたはすでに価値を提供しているのだから、エージェントに負い目を感じる必要は全く無いのである。


また、相性の悪いアドバイザーは切ればいい。


世の中に無数にエージェントは存在するし、各エージェントにもいろんなタイプの人がいる。


まずは相性のエージェントに出会えるまでガチャを引くのがおすすめだ。


私個人の経験としては、特にやる気のなかった1度目の就活では5.6個のエージェントに登録していた。


相性が合わず1度目の面談で切ったエージェントもいれば、何度も面談していただいてお世話になった人もいる。


エージェントからの連絡や面談を通して、「さあ、就活するか」と切り替えることができていた。


やる気のない就活生はそうやって尻を叩いてもらうことが有効なのである。


最後に、私が利用してみたエージェントとその感想を載せる。


0円就活:0円でスーツを借りられるサービスなどは素晴らしいが、担当エージェントの質自体は低かった。

ジョーカツ:合同説明会で数人の担当者候補の自己アピールを聞いてから担当の希望を出せた。相性の良い担当に出会うことができた。

ヒトツメエージェント:担当の方が親身に面接対策をしてくださったおかげで1度目の就活は内定をもらえた。

dodaエージェント:ベネッセとパーソルキャリアの合同出資なだけあって、紹介可能企業の幅が広い。担当の方も論理的で、2度目の就活はその方に紹介してもらったところに決めた。私が本当に納得の行くように、担当企業以外も含めた内定先の吟味を時間をかけて手伝ってくれた。

キャリタス就活:親身に相談に乗ってくれた。紹介企業の数自体は少なめの印象。

キャリアチケット:所作は丁寧だが、担当者の就活に関する知見はそこまでレベルが高くない印象。

DYM:選考対策を手伝ってくれると言いながら、実際は求人を紹介するときしか面談してくれなかった。連絡の返信も遅い。ゴリ押しの数をこなして利益を上げようとしている印象。

エンカレ:正確にはエージェントというより学生のボランティア。学生だが、その辺のエージェントよりは質が高い印象。利益のためでないのに担当者の親切度も高かった。


就活がめんどくさくてやる気が出ないあなたは、エージェントガチャを引くところからはじめてはいかがだろうか。


あなたのキャリアに幸あれ。

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