松屋の朝定食が神という話
松屋はお好きだろうか。
言わずと知れた牛丼チェーンである。味もさることながら、ほぼ全メニューに自動的に味噌汁がついてくるのが魅力でもある。
最安で牛丼250円という破格の時もあったほど、以前は庶民の味方だった。
そんな松屋だが、やはり昨今の食糧費高騰の煽りを受け、貧困層には手を出し辛い店となってしまっている。
例えば牛丼。最安で並盛250円、近年になっても400円は切っていた。
それが2024/10/23現在では並盛430円である。
更に深夜料金まで導入され、夜10時以降は460円となる。
並盛の牛丼1個でこれなのだから、もはや気軽に松屋に行ける時代ではなくなった。
しかし、そんな時代でも私は松屋に月数回は行っている。
何故そんなブルジョワのような暮らしができるのか。
それは私がお金持ちだからではない。
週の食費を1000円以下に抑える(詳しくは「究極の節約方法」を読んでほしい)こともあるほど、日々お金には困っている。
そんな私が松屋へ何故行くのか。
それは「朝定食」を食すためである。
松屋では、5時〜11時の割とゆとりある間隔で朝定食を提供している。
この朝定食、見どころが2つある。
1つ、ご飯の量が選べること。
朝定食は300〜500円台だが、そのリーズナブルな価格で特盛のご飯を味わうことだってできるのだ。
米の価格自体が上がっている今、これは破壊的だ。
もう一つの見どころは、最安メニュー「Wで選べるたまごかけご飯」だ。
なんとお値段330円。
ご飯と味噌汁に生卵もしくは温玉。そしてプラス1つの小鉢が選べるのだ。
私のオススメは、温玉にミニ牛皿。
330円で特盛牛丼の温玉乗せを完成させられる。
これは私のような貧困層にとっては、コスパ含め最高のごちそうだ。
日頃はパスタばかり食べている私だが、どうしても米が食べたくなったら松屋のたまごかけご飯を食べるようにしている。
普段米を食べられない人間にとっては、人生のフルコースに加える価値があるほどの味に感じられることだろう。
あなたの松屋ライフに幸あれ。