見出し画像

マスターデュエルの大会でなんか優勝できた話~REIGN YGOMD General Season2 vol.6 Reports~

はじめに

どうも。ますぴ!若頭麻雀部部長クールポコ担当のぽんずです。今回は気まぐれで大会に出たらなんか優勝してたのでレポート書こうと思います。自己満足レポートなので例によって全文無料です。前のイグニスターのレポートよりも全然短いはずです。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。まずはデッキ選択の経緯について話します。


デッキ選択の理由

今回のデッキ候補にイグニスター、真竜、ヌメロンの3つのデッキがありました。この中でなぜヌメロンを選択したかを話していきたいと思います。

1.後攻とりすぎだから
前回のnoteを読んでいただけたら分かると思いますが、前回入賞した大会で後攻を4回取りました。また、そのあとに出た2回の毎日CSでも後攻をとりどちらも1落ちしました。私は大会で6連続で後攻をとっています。この記録はそうそう抜けません。ここから私は、大会で後攻をとりやすい体質なのだと悟りました。それなら後攻デッキ使えばいんじゃね?という浅い考えでヌメロンを選択しました。実際、今大会の1回戦も先攻とられてたので正解だったと思います。

2.マスターデュエルだから
何言ってんだと思った人も多いと思います。ここから、マスターデュエルと実際の遊戯王の大会との違いについてすこ~しだけ触れていきたいと思います。
ショップの大会について考えていきましょう。ショップの大会だと戦っている様子が相手に見られてしまい、デッキがばれてしまいます。しかし、マスターデュエルの大会が基本的に観戦がないため、デッキバレがしづらい傾向にあります。ここから、奇襲性が高いデッキがOCGよりも強いことが分かります。また、1本勝負であるため後攻をとっても強いデッキが勝てる傾向にあると考えました。これらのことから、マスターデュエルの大会にはヌメロンが向いていると考えました。前回のレポートでも話したのですが、なぜぽんずは大会で使わないのに真竜を作ったのでしょうか。こっちが聞きたいです。
ここまでがヌメロンを選択した理由です。次に、デッキ構築と採用札について話します。

デッキリスト

これが今回のリストです。

ぬめ

このリストはうちのチームのヌメロン使いの有坂(@arisaka_157526)との共同制作です。大会開始前10分で作りました。狂ってますね。ここから、細かい採用枚数の話に入っていきます。

1.なぜドロール&ロックバード(以下ドロバ)が3で増殖するG(以下G)が2なのか

すごい

ドライトロンメタです。厳密に言うと展開の道中で朱光の宣告者(以下バーデク)を回収されることを嫌った結果です。実はヌメロンにとってドライトロン対面の際の最大の脅威は崇高なる宣告者(以下アルデク)なんかじゃありません。バーデクです。アルデクに関しては禁じられた一滴や壊獣で何とでもなります。しかし、バーデクの効果は手札で発動するため墓穴の指名者が入っていない今回のリストではどうにもなりません。バーデクがいるからヌメロンはドライトロンに勝てないといっても過言ではありません。では、バーデクを手札に入れさせないためにはどうすれば良いでしょう。そもそも展開させなければいいのです。ドライトロンは展開の道中でイーバを墓地に落としてバーデクを回収してきます。そこを止めてしまえばヌメロン側にも勝機が見えてきます。この勝ち筋をつかむためにドロバを3枚入れています。それに伴い、ドロバと効果の嚙み合いが悪いGを2枚にしました。皆さんもバーデクを殺したかったらドロバ入れましょう。バーデク素引きは知りません。泣きながらケアの方法を考えましょう。

2.なぜラヴァ・ゴーレム(以下ラヴァゴ)ではなくガメシエルを採用したか

理由その2

ピリ・レイスの地図(以下ピリレイス)と惑星探査車とのかみ合いです。ラヴァゴには、特殊召喚したターンに自身は召喚できなくなるという隠された(?)能力があります。このデメリットは思っているよりも大きいです。惑星探査車でヌメロン・ネットワーク(以下ネットワーク)がサーチできなくなります。また、ピリレイスで回収したヌメロン・ウォール(以下ウォール)の効果を使えなくなってしまいます。このように、後攻ワンキルを狙う上で必須となるヌメロンネットワークへのアクセスがしづらくなります。ではここで皆さんに質問です。後攻デッキで後攻ワンキルできなかったらどうなると思いますか?正解は8割あなたの負けです。先攻制圧を1ターンで乗りきってワンキルをすることが前提となる後攻デッキでワンキルできないのでは話になりません。返しのターンにまた展開されて負けるのがオチです。これらのことから、ラヴァゴは自分の負け筋を増やすカードになると判断しました。そのため、今回のリストではガメシエルを採用しています。しかし、2体除去がおいしいことは確かです。このリスクを考えてもラヴァゴに魅力を感じた人は入れていいと思います。実際自分も最後まで悩みました。ここは正直好みです。

3.なぜ41枚にしてまで無限泡影を3枚入れているのか

キャラおまあおり

(全世界のサイバー使いの皆さんごめんなさい)
ヌメロンは後攻捲りのデッキです。
そのため、捲り札をちゃんと引き込むために40枚にすることが主流だと思います。私も最初は40枚で回してました。しかし、ランクマで練習していた際にあることに気付きます。
「めちゃくちゃ妨害立てられたら捲りもクソもなくね?」
手札で対応できる数以上の妨害を立てられたら後攻捲りは不可能です。この事態を防ぐために、相手の妨害の数をできるだけ減らすためにはどうしたらいいかと考え、その結果、「40枚にして捲り札を引きに行く」という方針から「40枚を超えてでも誘発を積んで相手の展開を中途半端な状態で終わらせる」という方針にシフトしていきました。このことを有坂に話し、リストを考察した結果、相手の展開を止める手札誘発であり、妨害モンスターの効果を無効にできる捲り札でもある無限泡影はヌメロンにおいて優先順位が高い手札誘発であると考え、3枚採用にしました。ぶっちゃけ回してみて40枚も41枚もあまり変わらんなぁと思いました。誤差です誤差。 無限泡影の漢字を間違えていました。ぽんずには禁止令は一生使えません。(4/25追記)

ここまで採用札の枚数に関する説明をしてきました。正直テンプレとそこまで変わらないと思います。細かい採用札に対しての考えが皆さんのデッキ構築の際の助けになれれば幸いです。ここからは、大会の様子について話していきます。


大会の様子

さて大会です。10分前に作ったリスト、握って間もないためそこまで深くないプレイング。勝てる要素が全く見つかりません。そのため、この大会はこれから出る予定のリーグのための調整のような気持ちで出てました。このように気持ちがリラックスできていたことがプレミをしなかった原因の1つだと思います。まぁヌメロンにプレミもクソもないんですけどね。ここから対戦の内容に触れていきます。

1回戦 シード
豪運ですね。

2回戦 エルドリッチ 後攻
やっぱりなって感じです。初戦は絶対に後攻渡されるのでヌメロン使って正解でした。
相手は5伏せでターンエンド。エルドリッチで考えられる最高の展開なのではないでしょうか。
私のターン...

ライスと

コレクターズ

画像16

緑一色 役満 48000点です。
相手は払えずサレンダー。これがますぴ!麻雀部部長の力です。

3回戦 壊獣カグヤ 先攻
コイントスで負けたのに先攻を渡されたので嫌な予感がしました。私はノーガードエンド。
そして嫌な予感は的中。相手は叢雲大蛇(以下叢雲)となんか忘れたけど8のモンスターでディンギルスをエクシーズ召喚、そこからペイン・ゲイナー、ザ・セブン・シンズと繋ぎ、その後4000パンチしてきました。さてここで問題です。素材をたくさん持ったエクシーズモンスターが攻撃をしました。そのあと何が出てくるでしょうか?

肩幅

正解はそう、みんな大好きクソガバ肩幅ロボットことアーゼウスくんです!!!(帰れ)
相手は5素材アーゼウスを出してターンエンド。普通のデッキだったら突破は困難です...普通だったら...
私のターン

かっこいいい

バイバイなのだ...
アーゼウスに無限泡影をぶつけてそのままヌメロンネットワーク。相手を死に追いやる必殺コンボです。しかし、相手には耐えるすべがありました。なぜならアーゼウスの素材に叢雲がいたからです。アーゼウスが越えられた後の8000パンチを叢雲で耐えれば相手にも希望があります。
わし「おりゃ!アーゼウスに攻撃!」
相手「このままいけば叢雲で耐えられる...カウンターで捲ればいける...!」
わし「リミッター解除発動!!!」

がめせっと

ご都合ツモでリミッター解除引いてました。リミッター解除を打つことで叢雲が出てくる前に8000に到達することに成功。相手は叢雲のみでは耐えられない状況に陥ってしまいます。そのまま2体の8000打点を対処できずGAME SET。令和のファルコンパンチ気持ちえ~

準決勝 恐竜 後攻
ここで運悪くコイントスに勝ってしまいました。これでは後攻デッキだとバレてしまいます。
相手はアルゴザウルス召喚。ここで私はGを打ちます。なんと相手はGツッパ。Gを気にせず、究極電導恐獣、リンクリボー、オヴィラプター、プチラノドンの盤面でターンを返してきます。
手札が豊富な状態で迎えたターン。
わし「とりあえず一滴。」

すとぜろ

相手を絶望に叩き落しました。
そのままネットワーク発動。4体で殴り掛かります。そこでぽんずの十八番が光ります。
わし「計算できないからとりあえずリミッター解除投げとくか。」

がめせっと2

計算できないけど勝てました。これが最終学歴幼卒パワーです。増Gツッパはやめようね!!!

決勝 LL鉄獣 後攻
最悪です。またしてもコイントスに勝ってしまいました。相手は対面が後攻デッキだと分かった状態からゲームを始められます。
しかし相手は事故っていたのか、烈風の結界像+1伏せでターンエンドしてきました。正直これでも普通のデッキならつらいです。もし私がイグニスターを使っていたら詰んでいたでしょう。しかし、私が今回使っているデッキはヌメロンです。
私のターン、ドロー。
わし「They say it was in India.」(ゴダイゴさんの「ガンダーラ」から)

ごだいご

マイフェイバリットカードです。烈風の結界像をリリースして相手の妨害を亡き者にします。
問題は残っていた伏せですが、LL鉄獣に相手を妨害できる伏せはほとんどなかったはずだとヤマを張って無視しました。ネットワーク発動。優勝に向けた蛾の駆除が始まります。1000,2000,4000...ガダーラを突破し、相手はそこでサレンダーを宣言しました。

きんぐおぶおじゃまいえろー

なんとか初優勝を飾ることができました。唯一の心残りは、大会前にキャラおまに歯茎の主張が強いこのアイコンの書き直しを頼めなかったことぐらいですね。ぶっちゃけドライトロンに当たらなかったことが勝因の1つです。あんだけドロバの採用理由語っていたのに結局今大会は使いませんでした。その他にも、GAME SET(リミッター解除)やThey say it was in india(ガダーラ)のツモなど引きに助けられたところが多いです。次は引きに頼らず勝てるよう頑張りたいと思います。


今回の反省を活かして

今回の大会を通して、「リミッター解除は最強である。」ということが分かりました。これを踏まえ、これからのヌメロンを考察した結果の構築がこちらになります。

ばかでっき

使い方は簡単です。ネットワークかウォールをツモってあとはリミッター解除投げるだけです。多くは語りません。手札が全部リミッター解除で、ツモもリミッター解除だった場合も、緑一色32000点と言って、対戦相手に32000LPを払うよう脅迫することで手札事故をケアできます。このデッキで皆さんもヌメロンライフを楽しみましょう!!!!!

盛大にふざけましたごめんなさい...


最後に

ここまでヌメロンのリストや試合の様子について長々と語ってきました。ヌメロンの構築や採用札の考察の一助になれましたらこの上ない喜びです。何か質問がありましたらぜひtwitterのDMまで遊びに来てください。また、この記事が面白かったらいいねとRTしてくださったらうれしいです。
次の目標はリーグで勝つことです!ますぴのみんな一緒に頑張ろうな!
最後になりますが、デッキ調整を付き合ってくれた有坂、対戦してくださった皆様、そして、最後までnoteを読んでくださった皆様
本当にありがとうございました!!!!

しめ

やっべ最後の画像載せるの忘れてた(4/23追記)

いいなと思ったら応援しよう!