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医療・介護の未来

こんばんは。今日もお疲れ様です!
そういえば、『Px-Advisory』の名前の由来についてお伝えしていなかったので本日はそれについてお話したいと思います。

私は以前、勤め先の某外資系製薬会社において、これからの製薬企業の在り方を模索することを目的としたプロジェクトを担当していました。プライベートでも某大学病院が主催する医療経営人材を育成する1年間の履修プログラムに参加していましたので、病院管理者や地域行政の方々とディスカッションさせて頂く機会が多かったのですが、医療・介護の現実を知る度に、この国の未来について焦燥感を覚えるようになりました。

あと3年後の2025年に日本は歴史上、世界のどこの国も経験したことのない人口減少・少子超高齢社会に突入していきます。しかしながら、医療・介護の分野においては認知症高齢者の激増やがん患者による就労の問題、需要・供給の地域間格差といった社会的課題が山積みです。

今後は治療が中心のCURE型から、地域全体で寄り添い支えていくCARE型へと転換していく必要がありますが、医療・介護の現場では業務の重複・非効率が当たり前になっており、それを改善できるリーダーシップの不在やビジネス人材の不足で、基盤整備は全く進んでおりません。

今後益々、医療・介護需要が高まっていく中で、もしこの状態が改善されないまま続けばどうなるでしょうか?

従事者たちは疲弊し、モチベーション低下を引き起こすだけでなく、医療安全上の重大なミスや医療サービスの質の低下が高まる可能性があります。

そうなれば、社会的弱者である患者や要介護者へのしわ寄せがいくことは免れないでしょう。

ここでようやく…

『Px-Advisory』の名前の由来です。そうです、私の会社(小さなカイゼンデザインファーム)の名前です。PxというのはPatient Experience(患者体験)の略語です。

「従事者と患者の医療体験をリ・デザインする」が私の会社のビジョンになります。実は私は幼少期に母親を乳がんで亡くしており、その原体験(医師の誤診)から、「患者が安心して暮らせる地域社会作りに貢献したい」という強い想いを若い頃から抱いていました。そうした背景の中で長年ヘルスケアの領域でキャリアを積み重ねてきたわけですが、40代になり、これまでお世話になった医療業界への恩返しをしたいと思う気持ちが強くなりました。

事業会社で培ってきた経験とMBAで学んできた経営ノウハウを活かして、持続可能で安心できる医療の提供を支援していきたい!患者さんが安心して暮らせる社会を作りたい!と思うようになったわけです。

そんなこんなで現在はパラキャリ人材として活動し、医療機関や介護事業所などの経営ご支援をさせて頂いております。

というわけで、本日は『Px-Advisory』の名前の由来についてお話させて頂きました。具体的なビジネスの内容はまた今度の機会にでも!

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました😌





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