激落ちくんは使い捨てろ
私は前の家から今の家に引っ越して、かなり家がきれいになった。
その理由と言えるものが何点かあるので紹介しよう。
①激落ちくんは使い捨てろ
使った激落ちくん(メラミンスポンジ)を、シンクの横や洗面台の端に置いていないだろうか?
私の実家は置いていた。
前の家でも置いていた。
他人の家に行ったときもトイレに置いているのを見たことがある。
人はなぜ、使用済み激落ちくんを「まだ使える」と思ってしまうのか…
よく考えてほしい。
あなたの考える理想の家には、はたして部屋の端に使いかけの激落ちくんが置いているだろうか?と。
激落ちくんは使い捨てだと認識しよう。
もったいないなら、他のところを掃除してもっと汚してから捨てれば良い。
これで私は、使いさしの激落ちくんのいる家に住まなくて良くなった。
②雑巾も使い捨てろ
これは毎日掃除をするようなきれい好きの人は参考にできないかもしれないが。
私のような、たまにしか掃除をしない人間は雑巾を使い捨てろ。
例えば前にトイレ掃除をした雑巾を部屋の隅に置いていると、以下のデメリットがある。
見るたびに、トイレ掃除をした雑巾という少し嫌なイメージがよぎる
前にトイレ掃除をした雑巾を触るのがちょっと嫌なので、掃除をしたくなくなる
どうだろうか?
私は雑巾を使い捨てるようにしている。
とはいっても、決してもったいないことをしているわけではない。
雑巾には、使い古したタオルを切って使う。
フェイスタオルなら4等分に切る。
バスタオルなら8等分ぐらい。
フェイスタオル8枚、バスタオル3枚ぐらいを1〜2年使用して取り替えるとすると、ざっくり1年あたり30枚ぐらいは雑巾にできることになる。
私のようなズボラ人間は、1年に30枚の雑巾など、使い捨てなければ消費できる訳がないのだ。
雑巾は使い捨てろ。
これも捨てるのがもったいなければ、窓のサッシを拭いてドロドロに汚して捨てれば良い。
③歯ブラシを捨てるときは今すぐ掃除しろ
使い古した歯ブラシを、掃除用にとっておく家庭は多いだろう。
私はこの歯ブラシについてルールを定めた。
歯ブラシを交換するときは、必ず古い方の歯ブラシで排水口を掃除して捨ててから、新しい歯ブラシを出す。
というものだ。
要するに、歯ブラシの交換と歯ブラシでの掃除をセットにしたのだ。
掃除を「いつかやる」と思って置いておくのは禁止。今やる。できないときは歯ブラシを交換しない。
もちろん、毎週子供の上履きを洗うのに使っている、などといった家庭は置いておいても良い。
ただ、私のような掃除嫌いは、
歯ブラシを使い古したら、今すぐそれで掃除をして捨てる
ということをしないとそもそも掃除をしない。
また逆に、掃除しないとヤバい、というときに、そろそろ歯ブラシを交換しないと、と気づくこともあるので、結構このシステムは良い。
歯ブラシは意外と1ヶ月ぐらいで交換した方がいいらしいので。知らんけど。
④シンクは食器と捉えろ
シンクって元々はきれいなものだったはずだ。
それが、シンク掃除をせずに過ごしていると、いつのまにか「汚いもの」という認識になってしまう。食器よりワンランク下の存在。食器用スポンジでシンクを洗うのに抵抗が出てくる。
そして「シンク掃除用のスポンジ」なるものを買ってしまう…
私は新居に引っ越したとき、この認識を改めることにした。
シンクも食器として扱う。
つまり、食器洗いのときはシンクまで洗うことにした。
そうすると、毎日食器用スポンジで洗うのに抵抗がなくなる。
だって毎日洗っているから、食器と同じぐらいきれいなのだ。野菜を洗うときもためらいなくシンクに置くことができる。
⑤食器用スポンジを捨てるときは今すぐ掃除しろ
これも歯ブラシと同様だ。
食器用スポンジを交換するときは、必ずお風呂の排水口を洗って捨ててから新しいスポンジを出すルールを設けた。
捨てるのだから、どんな汚いところでも洗える。無敵のスポンジ。これで私はお風呂の排水口とかいう一番掃除したくない場所の掃除を攻略した。
⑥ウェットティッシュを置け
これで最後になるが、とにかくウェットティッシュは机に置いておいたほうが良い。
机を拭くとき、ちょっと床に何かこぼしたとき、部屋のちょっとした汚れが気になったとき、ふきんや雑巾で拭くのはハードルが高い。
なぜならふきんや雑巾は拭きたいところにない。そして水で濡らすために蛇口のあるところまで行き、拭いたあとにはまた蛇口に戻って洗い、元の場所に戻す必要があるのだ。なんて面倒だろう。
この面倒なせいで、ちょっとした汚れをついつい見逃してしまわないだろうか?
ウェットティッシュで拭くのは、ハードルが低い。
ピュッと抜きとって、拭いて、そこにあるゴミ箱に捨てればよい。
ウェットティッシュを置くようになってから、ちょっとした汚れをすぐに拭けるようになった。部屋の汚れだけでなく、スマホの汚れ、手の汚れ、なんでも使える。
まとめ
以上が家をきれいに保てるようになった秘訣だが、結論、使いかけの掃除用具を家に一切置かないようにするということだ。
掃除用具は使い捨てか、もしくは使い古したもの(歯ブラシやスポンジなど)を使ってすぐ捨てる。
これによって、掃除をし始めるハードルがかなり下がり、使いかけの掃除用具を目に入れる必要もなくなった!つまり、部屋がきれいになったのだ。