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どこにも売ってない「俺のジン」を作ってみませんか?
昨今のウイスキーブームに相乗りする感じで、ジンも非常にブームになっていますよね。
最近では「クラフトジン」という名のもと、以前は日本酒や焼酎を作っていたような酒蔵もジンを作っているし、それ以外の小規模の蒸留施設で作っている所もあります。
ただやたらとクラフトジンは高価なんですよね。その割には味わいはメジャーな商品と比べると微妙なものも多くてガッカリすることもある。かといって市販で普通に売っているジンばかり飲むのも飽きてきた。
そこで市販では売っていない、オリジナルのジン。題して「俺のジン」の作り方を紹介します。
こいつがあれば、ジンの楽しみ方も広がるし、友達などに「何これ?メッチャ美味しい」って喜んでもらう事もできますよ。
俺のジンの作り方
用意する物
・ジン700ml
・梅酒を漬け込む瓶
・フルーツチップ
作り方は超簡単。消毒した梅酒を漬け込む瓶の中にフルーツチップとジンを入れて1週間~1ヶ月くらい漬け込む。ただそれだけ
梅酒の瓶は最近だとダイソーなどの100均でも入手可能。サイズは2Lサイズで十分です。
「フルーツチップって何だよ?」
フルーツチップとは、薄くカットしたフルーツを乾燥させて作られたものです。最近だとネットで買う事ができます。僕のオススメはこいつです。
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ネットだと1000円~1500円で購入できます。こいつをジンに漬けこむだけです。
漬けこんだジンを元の瓶に戻すとこんな感じになります。
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これは僕が実際にシトラスチップを1ヶ月以上漬け込んだオリジナルジンです。元は無色透明なジンの色がかなり変わっている事が分かると思います。
使うジンは何でも構いませんが、価格や入手性を考えるとビフィーターやゴードンあたりがオススメです。
オリジナルジンの味は元のものからかなり変わります。柑橘の香りが移り、味は結構な甘口になります。
これでジントニックを作ると、普通のジントニックとは別モノです。
シンプルに表現すると【大人味のファンタオレンジ】みたいなジントニックになります。
ジントニックはちょっと苦手という女性でも、これは何杯でも飲めてしまうくらい評判が良いです。
こんな風に蒸留酒に果物などを漬け込む事を、バーテンダー界隈では「インフュージョン」と言います。
実際のお店でも独自にインフュージョンした、ジンなどを使ったカクテルを売りにしている所も多いです。
フルーツチップは色々な種類があるので、慣れてきたら色々試してみるのも面白いですよ。
ちなみに漬け込んだ後のチップですが、捨てるのは勿体ないです。
ミキサーにかけて細かく砕いた後、砂糖で煮詰めればジャムになります。
アルコールが飛ぶので子どもでも食べる事ができますが、お酒を漬け込んだ影響か、甘さの中にビターさがある大人味のジャムになり、子どもにはあまり評判が良くないです。
ただし!このジャムをクラッカーの上にクリームチーズを塗った状態で乗せて食べてみてください。極上のお酒のおつまみになりますよ。
簡単にオリジナルジンを作って、家飲みをさらに楽しんでみてくださいね。