ポヨ？ポヨポヨポヨイ！(ご使用の端末は正常です)

　皆さんは、カービィという名の地球外生命体をご存知だろうか。
　あらゆるものを吸引する能力を持ったその球体型の生物は『ピンクの悪魔』と呼ばれ、恐れられている。物々しい異名に恥じぬその危険度は、全宇宙あらゆる生物の頂点に立つだろう。
　神に匹敵？いいや、噂では破壊神を倒したというので、おそらくそれ以上だ。

　……嘘ではないんです。(マジトーンの桜井政博)

　カービィの恐ろしさだけを書き込んでみたけど、本当にとんでもない奴だな。
　しかし、カービィの魅力は当然そこだけではない。おそらくカービィが好きな人の多くは、何をやっても愛らしくなってしまうその姿に惹かれているのではないだろうか。
　私ももちろんあの可愛さに魅了されている一人だ。

　可愛い顔して恐ろしい力を持っている。

　カービィを、私の好きなキャラクターリストから絶対に外せないようにしている一番の理由はそれだ。

　どうして『可愛くて強い』ことに惹かれるのだろうか。

　ギャップというのもあるだろうし、私の中に流れる勝負師としての血や、少年漫画の血が流れているというのも理由の一つだろう。

　ところで私は、『可愛い女の子やキャラクターが戦ってその強さを発揮している好きな作品』という縛りで思い浮かぶものがない。
　私がカービィが好きな理由がそれなら、その縛りで浮かぶ作品が一つや二つあってもおかしくないのに。

　それについて思い当たることが無いわけではないが、いざ書き出してみるとなんだか矛盾が多くなってしまったので、それについては今度また考えよう。

　ところで、アニメカービィのBlu-rayBOXが長い時を経てようやく今冬発売されるらしい。
　カービィファンはもちろん、そうじゃない人すら魅了してしまう伝説のアニメなので、購入を検討してみてはどうだろう。
　私は買う。……買える値段なら。