「こころ」について
ふとした機会に「人間の心は変わる」というフレーズを聞いて「そうかな?」と何か釈然としないものがあったので、こころについて考えてみた。
広辞苑を引くと多義性がやたら目立って、これは使えん!っと
思って大辞泉を引いたら「裏と同語源で表にみえないもの」とあった。
なるほど!
ここから更に俺の解釈は「生きるものの深遠にあるもの」と定義した。
そうすると、結論は「こころの表層(気)は揺れ動くが、深層には変わらない核が存在する」ということにならないか?だから、俺の場合、夢を求め、情熱を何かにかけ、挑戦しつづけたい!という心の底からの叫びは、スローガンではなく、「深遠にあるもの」だと信じて疑わない。。
だから俺の深遠の部分から出る波長に少しでも合う人とは、浮き沈みはあっても永遠に素晴らしい関係でいられるんだろうし、そうでない人とは、自然に縁遠くなってしまうのではないか?って思う。
社交辞令的な付き合いや、利益だけを求めた付き合いの下手な俺には、他の生き方はできない。もちろん、今は組織人間だから努力はするけど・・・。なんせ俺は本心に素直に生きてるわけだし。。
宗教は「こころは何を求めるか」を追求してきた。俺は哲学系の大学だったから変な友人がいっぱいいて、いろんな宗教もかじったけど、言ってることはそんなに変わんない。自己中心を戒め、他を益するを善とし、魂の叫びに耳を傾ける(祈り)。。俺の場合は祈ったりはしなくても、心の叫びには忠実なつもり。。だから「こころ」が変わるなんて思ったことはない!そう「気」は1日に何回も変わるけど、「こころ」は変わらない。自分勝手な主張!常識外!といわれても結構!常識に縛られるのはお断り!
スティ―ブ・ジョブズがいうinner voiceこそ、俺が感じる「こころ」なのだ。