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みんなテレビに出たいとでも?地方TV局の取材を巡って

昨年から取り組んでいるウクライナ避難民に対する日本語教育。地方TV局はこれを嗅ぎつけて昨年一度取材をうけた。避難民の顔などは撮影しないのが前提条件だった。その時も興味本位的な報道姿勢に疑問を持ったのだが、避難民の了承もあって実現した。

その時の同じ若い記者がまた現れた。昨晩の事だ。

避難民支援について連携している射水市には先に連絡したらしいのだが、私は知らなかった。もちろん本人達も知らない。なのに、カメラをいきなり持ち込んで来た。しかも「今度は顔出しで今の状況を聞きたい」ときた。

これには流石に驚き、「いやいや、本人達の了承なしにカメラ持ち込むってどういう神経ですか?」と言わざるを得なかった。

通訳を介して確認したが、やはり当惑している様子だった。

この記者には避難民がどういう心境でここにいるのか想像できないらしい。はっきり言って無神経で乱暴な報道姿勢だと言わざるを得ない。テレビに出る事をみんな喜ぶとでも思っているのだろうか?

これは地方TVに限った話ではないかもしれない。
記者達は「売れるニュース」に群がりがちだ。みんな同じとは言わないが、人としての筋を通せる記者は少ないのではないか?(どこまでも推測ですが…)

そんな思いが拭えない。とても残念な気持ちになった。

報道機関には傲慢な報道姿勢を改め、血の通った報道を求めたい。取材を受ける側もはっきり断る姿勢を持たないといけないと思う。

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