自分自身のために
介護保険制度が始まったのは
2000年4月 介護保険導入
老人医療制度から高齢者医療費の抑制につながるために、介護保険制度が始まり、その予防に力を入れる事業が模索される
同時期に市内で介護保険サービスを受けずに果たして地域で見守ることができるか?
いわゆる委託費を受けてモデル事業を2001年からスタート。
そのひとつが我が地域でした。
介護認定を受けた高齢者が介護サービスを受けずに地域で見守ることができるのか?
この事業には元気な高齢者は参加できない⁉️というかなりハードルが高いサロンだった(苦笑)
委託事業終了&新たなサロンの登場
しかし導入から10年、委託事業は終了した。
結果、そこで利用していた高齢者の受け皿がない!
ここで高齢者サロンの誕生に繋がるわけだ。
同じ高齢者でも役所らしく縦割り❗️委託事業と福祉サロンの内容は変わらずとも管轄が違う😆💦
おかしい理屈だけどね🙄
週に1回だから月に4回、
そして年に45回ほど。
毎週定期的にランチを提供して
いろんなプログラムを作っています。
サロンの内容
週に1回だから高齢者の人は
定期的に楽しみに来てくれます
一人ひとりに電話しなくても
皆さん時間になったら公民館に集ってくれるのです。
プログラムは
第一週 ゲーム、レクリェーション
第二週 絵てがみ
第三週 クスリの先生のお話
第四週 元気教室(ボランティア派遣)
と盛りだくさん
何がそんなに魅力?だってランチが美味しいもん❗️と利用者(笑)
ボランティアが増えた
ボランティアスタッフも
初期は3人だったけど、
今では11人に増えました!
仲間を集める時に
必ず私は言います。
できるときに….月に1回でもいいから手伝ってくれない?
(最初から毎週毎週来てね🙏っては言いません。)
あなたの時間のある時、無理のない程度に、チョコっと🤏お手伝いしてくれたら助かるなぁ💓と誘います。
すると月に1回or月に2回来てた人が、あまりにもランチがおいしいから⁈厨房の中心となってる人のテクニックを盗もうと〜いつの間にか毎週手伝ってくれるんです(苦笑)
フロアの支援も、同様に月に1回か
2回でいいよって言ってるけど、
やはり皆さんいつの間にか毎週来てくれます。
この他、ボランティアには送迎ボランティアという役割もあります。
福祉車両の認可を受けてないから
むやみに車に高齢者を乗せません。足元のおぼつかない方や少し認知の下がった方に歩いて付き添います👍
自分のために
なぜだろう?結局皆さん人が恋しいんですよ。
私はわかります。
私も自分の親を亡くしたときに
生活のリズムが狂ってしまい
張り合いがなくなってしまって
引きこもりのように、どんより😰
落ち込んだ時期もあったけど
ちょっと公民館に行ってみよう。
しばらくお休みしてたから
公民館でみんなとおしゃべりしたいなぁと💦そうなんです。
それで時間が潰せるんです
皆さん同じような環境の人ばっかり!
だからすごく共感してくれて、
結局自分の健康は自分で頑張らなきゃね。
見守る人も見守られる人も
高齢者
いくら自分の歩数を伸ばしたり
ストレッチして筋トレしたりしても他人と交流しないと健康度は上がらないんです。
愚痴をこぼしてもいいんです。
ガス抜きがいいんです。
笑ったり、泣いたり、
そういうことが自分のためになるんだろうと…
この年になってよくわかります。
だから高齢者の人のお世話をするというおこがましい理由よりも
自分のためにしてるんです。
じゃなかったら10何年も続きませんよね。
私のサイクルは、この定期的にサロンをしているこの1日が過ぎると〜ホッとします。
そしてまた次のサロンまで、
次のプログラムではこういうことを高齢者の人に話そうかな。
こういうことを今度実践してみようかなぁ?って😅
外部から講師も結構来てくれるようになりました。
月4回もしてるからね。
私たちが、時間があるシニアが、
高齢者の人とか(自分が高齢者なのにね)ボランティアの枠を超えて、
自分たちのために集うことが大事じゃないかなぁと思ってます😊