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一人旅してきたよ2024/09/14-15

久しぶりにひとり旅してきました(2時間だけ友人合流アリ)
金曜夜、何の予定もない3連休と、うっすら残った目の前の企画書を眺めて暗い気持ちになり、缶ビールを飲みながら23時、だらだら孤独を持て余していたところ、
どこか行きたい、と久しぶりに強く思い
それからは、ビジネスホテルのファブリックスプレーの匂いや死後の世界のように白い朝、都内とは違いがらがらの電車に、変わらない車窓からの緑にもイヤホンからの音楽にも飽きて、長時間運ばれる時の鈍い疲れがありありと思い出され、
居てもたってもいられず、じゃらんを検索、たまたまヒットした上越高原という場所にある駅前ホテルを確保しまして、いつものリュックにテキトーに服と洗面用具を詰め就寝しました。
すみません、もう書くのがめんどくさくなったので、以下はかろうじて撮っていた写真にキャプション付けて忘備録的に書き記します。

しゅっぱつ、調べたら大宮から北陸新幹線に乗れば、ホテルのある上越妙高という駅まで行けそうだったので飛び乗りました、2024/09/15はまだ暑かったです、今年の夏も二の腕を痩せることはできませんでした…
上越妙高駅到着、JR東日本ってどこまで行ってもJR東日本で、名古屋市営地下鉄育ちからすると馴染めない感覚です
1日目は山の気分だったので上越妙高駅からより高地っぽい妙高高原駅へ、ローカル線の名前がいちいちファニーでいち観光客としては好きでした、自分の地元だったら情けなく思うかもしれん
着いた、温泉が有名らしいですが特に源泉などは見かけず
なかなかに夏が残っていて、どこもかしこも日に焼けていて切なかったです
田舎への電車旅って電車逃すと致命的だからこういう時刻表写メ絶対カメラロールに残るよねえ
妙高高原駅から運良くバスがつかまえられたので、15分ほどのところにあるいもり池に来ました
いもり池に隣接するビジターセンターのカフェ、朝から何も食べてなかったのでこの明太子とクリームチーズのマフィンもレモネードソーダも沁みました、今も味を思い出せます
ビジターセンターに妙高高原周辺の自然環境を紹介する展示がありました、今年見た展示の中で5本の指に入るくらい工夫が凝らされていました
3連休というのにこの多分観光名所の一つであるビジターセンターにも人はまばらでした、展示は、植物を顕微鏡で見ることができたり動物の毛を触ることができたり山の稜線をデジタルサイネージで表現していたりとかなり最新のものでした、乃村工藝社とか小学館の子会社とかが手がけていそうな贅沢な感じ
多分前々職でお世話になっていた印刷会社が手がけた展示物もあってテンション上がりました、この特殊製本はたぶんあの印刷会社だけなはずなので
バスが全然なくて17時半ごろまでいもり池にいたので夕暮れが美しかったです、目に映るすべてが日に焼かれてました
コンバースだいすきなのでコンバース履いてると足元の写真よく撮ります、でもこれからは山来る時はトレッキングシューズで来ようね
足元シリーズ2
足元シリーズ3
いもり池のあたりは栗がめっちゃ落ちてました、拾うと少し湿っていて柔らかかったです、ホテルに持ち帰ったらその頃にはもう知ってる栗の固さになっていました
いもり池のそばのSAみたいなどでかお土産ショップでタバコ吸いながらバス待ってる時の雲
バスと電車を乗り継ぎ上越妙高駅に、小さなお土産屋があり私の住む街ではどのスーパーにもお米がなく困っていたので、とりあえず3合購入しときました、しかも新米、ホテルに着いたのは19頃
はい、ホテル着いてから翌朝出発するまでの写真はないですね、ホテルは全ホテルマン感じがすこぶるよく、小さいながらも温泉があり、朝ごはんもバイキングでカレーやら焼きたてパンやら卵焼きやらオレンジジュースやらで腹パン食べました、思い描いていたまんまのビジネスホテル体験ができました、2日目は日本海を生まれてこの方見たことなかったので海の方へ出発
はい、電車に揺られること30分、Googleマップで1番海に近づいてる駅を探し降りてみました、犀潟駅です、一駅隣の土底浜にもそそられました
1番海に近い駅で検索したのに20分くらい歩きました、ひとっこ1人いない住宅街だったのでビビりましたが松林を抜けると急に海が、人生初の日本海、小説でよく読んでいた通りくすんだ海でした
はい全然写真ないので昼食です、海見て疲れちゃったのでまた電車に乗り1時間、十日町という駅まで来ました、大地の芸術祭に来ていた大親友の花ちゃんと合流、花ちゃんが調べてくれたご飯屋さんへ、cacaoキングオブコントおめでとう、とビールで乾杯しました、花ちゃんの退職&引っ越し(前日に退職したばかり)でも私の誕生日(4日後に誕生日)でもなくお互いのスキの到達点で乾杯するの、いつもと変わらずです
花ちゃんは次のアート鑑賞予約があったので昼食後風のように去って行き、私は近くの美術館にでも行こうかなと思っていたのですが、この頃から雨がひどくなります、天神囃子という日本酒のソーダカクテルみたいなのを飲みました
雨に耐えて越後妻有里山現代美術館へ、大学3年の時にサークルのスキー合宿で越後湯沢に来た帰路、倒木で電車が止まり、サークルみんな足止めされて近くのカフェなんかでタバコ吸って待ってる際に、友人と2人だけ抜け出して帰路と反対方向にあるここに来て以来です
山間地域特有のエッセンスや表現がところどころ盛り込まれているように感じました、海のそばの美術館で潮風を感じるように
雨がひどく予定より3時間くらい早く帰ることに、旅の時は普段休日はつけない時計をつけますが、社会人1年目に買った時計、改めて心から好きなデザインだなあと撮った写真
大雨で電車が止まってしまったり、ぴえん、ですます調疲れたわ、この不思議な雨の跡がどうやってできるのか、わかったことだけがこの大雨車内の美しい収穫だった
越後湯沢駅に30分遅れで到着、予約していた新幹線に間に合わず

一人旅、2024年初で、2023年も多分泊まりを伴うものはしてない?出張の前乗りの札幌くらい?で2022年も友人結婚式で東京帰った時くらい?竹芝のビジネスホテルに泊まったくらい?で2021年は実家帰りつつ伊勢やら鳥羽やら奈良やらに数日いた時がちゃんとした一人旅の最後(この時も奈良で友人と一瞬合流して奈良公園だけ一緒に散歩したな)だったので超超超満足だった、この会社に入ってから、出張や取材が多く、気を逸らされていたけれど、もっと一人旅していきたいと思った28歳の終わりでした、最近は土日に友人と約束してランチしたり美術館に行ったり呑んだりしてもあまり満たされない、モチベない行ったら楽しいけど全然楽しみな予定じゃない、というのが続いていたので、お誘いをどう断るのか(もちろん友人のことは全員大切なのだけれど、だけれど自分の問題で友人と過ごす休日を楽しめない時期というだけ)見当もつかないが、しばらく1人で過ごすのも良いなと思っている、どうやって約束を断るのかこれまでの人生で知らないけど、終わり!

旅のあいだ読んでた本

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