購買力平価で円高になるのか?
昨今の円安の進み具合が激しいですね。
僕の場合は、資産の5割近くが外貨なので円安は歓迎です。
円高でも追加投資がし易くなるので悪くないと思ってます。
最近の論調ではこのまま170円、200円と円安が進むという意見が多いです。僕も基本的なスタンスはそちらの意見です。
一方で、円高に振れるという意見の方は、日本の物価は安すぎるので購買力平価の効果によって円高に戻るという意見です。
最近で言えば、インバウンドの観光客とかTSMCの熊本工場でしょうか?
まさに日本の安いサービスや労働力を海外資本が購入してくれている訳です。
このまま海外の旅行客や海外資本が日本にどんどん来てくれれば、彼らが円を購入してくれるので円高に振れるのでしょう。
ただ、気になるのは日本の人手不足です。有名な所だと北海道のニセコが満室営業を諦めたという事例が象徴的だと思います。
海外資本が日本に色々な工場を建てたとして、それを賄うだけの労働力があるのかは疑問が残ります。
今回は購買力平価について考えてみましたが、僕が長期的に見て円安が続くだろうと思う理由は、これまでの低金利に甘えて際限の無いバラマキによって政権を維持してきた日本政府と、低賃金に甘えて設備投資をサボりイノベーションを起せなかった日本企業が急には変われないと思うからです^^;
ただ、予想と現実は異なります。(そもそも当たるとも思っていません)
なので、すべての資産をドルベースにするつもりはありません。
今の所、ドル:円=6:4くらいまで持って行きたいと思ってます。
(これでもホームバイアス強めですね( ´艸`)
投資は自己責任でお願いします。