日本株式をすべて売却
今週PFの40%を入れ替える大改造を行いました。
改造の内容は、日本の個別高配当銘柄をすべて売却し、米国株投資信託(S&P500、Nasudaq100)へ入れ替えました。
元々日本株の高配当銘柄を買っていたのは、FIRE後の収入として配当収入を得つつ、所得税の配当控除と住民税の申告不要制度を使って社会保障費を最小にするという目的でした。
上記の節税メリットを受けるために、個別株のリスク・日本株のリスク・高配当株の低リターンを甘んじて受け入れる覚悟だったのですが、昨今の改正で上記の節税策が対策されてしまったので方向転換を余儀なくされました(´;ω;`)
日本株を全て売却したその他の理由としては下記のようになります。
・コロコロ変わる税制の不透明さ
2028年以降に持ち越しですが、金融所得が社会保険料に加算される可能性があるので、毎年強制的に入金される配当銘柄は割合を下げて投資信託に移行する予定でした。毎年新NISAで360万ずつ入れ替える予定でしたが、銘柄を選ぶのがめんどくて一気にやっちゃいました。
・米国株のリターンの高さ
下記の表はドル建て/円建てのS&P500と日経平均の長期リターンの比較ですが、圧倒的に日経平均のリターンが低いのが分かります。アベノミクスで伸びていた10年来リターンを見てもこの様です。
税制優遇が無いのに日本株に投資するメリットは無いかと思う所存です。
・個別株のわずらわしさ
個人的な問題ですが、1億円という目標を達成してから株への興味が大分薄くなりました。一日で100万とか平気で動きますし、暴落時は一日で数百万円が動くので、値動きに対しての感情が大分鈍感になっています。
昔は個別銘柄の分析・選定に力を入れてましたし、増配や決算にワクワクしてました。が、正直めんどくさくなりました( ´艸`)
・今買うとしたら、日本株を買うか?
と考えたときの答えはNOですね。
税制もそうですが、これからの日本経済が良くなるというイメージはありません。少子高齢化による医療費の増加、人手不足、貿易赤字の拡大、日銀保有のETFの処分の行方などなど、、
まとめ
色々と考えた結果、日本株を全て売却しました。
結果としては、2023年の年初からのリターンで+110%程度の利益になり、同期間のS&P500指数より高リターンとなったのはラッキーでした。
出来れば、新NISAで1200万円くらい日本株枠をつくってくれないかなー。そしたら、また日本株を長期保有したいですね( ´艸`)