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🇻🇳ベトナム渡航期Part3-女子大生、1人でローカルバスに乗る-

記事を開いてくださりありがとうございます。

2024年度8月に10日間ベトナムに渡航してきたので、備忘録として書き留めています✏️

前回は、ローカル夜ご飯を食べたり、夜散歩したり、バイクの間を縫って道路を渡ったりしたことについて書いてます。
こちらからどうぞ。

フォーで目覚める朝

2日目の朝はマンションの下のフォー屋さんに連れて行ってもらいました。
ようやく知っているベトナム飯だ!!と嬉しいです。(でも、実際フォーとバインミーしか知りませんでした。)

勝手に中に入り、壁に掲げられているメニューを見て注文をします。
でも、もちろんベトナム語が理解できないので、全て先生にお任せ。

家族経営のお店です。
奥さんがメニューを聞きにきてくれ、旦那さんが奥で調理します。

真横で爆速で走るバイクを眺めながら待つこと3分…。いや、3分も待たず、フォーが出てきました。

約200円

真ん中には牛肉がドデーン!と乗っかっています。
ちなみにお肉は牛か豚か、何か選べたみたいです。一番オーソドックスな牛を今回は食べました。
牛はまだ生っぽいので、はじめにスープに浸しておきます。

めっちゃ優しい味。
お肉の出汁が効いていて、スープぐびぐびいけます。
フォーはお米でできた麺がメインですが、その麺がすごく柔らかい。
形はヒラ麺で薄く、スープがよく絡みます。
口いっぱいに麺とスープを頬張ってみると、旨みが爆発して天国です。

横には辛みを足す調味料や魚醤が置かれており、好きに追加できます。
また、やはり香味野菜が設置されていて、コレも自由です。
摘みましょう。

お腹も慣れてきたのか、どれを食べていいのかわかってきたのか、香味野菜を入れて食べるのにはまってきました。
調味料も沢山試してみました。

優しい味なので、魚醤がダントツに合います!むしろ、魚醤を足すために優しい味なのではないかと疑うくらい。

ベトナムコーヒータイム

朝ごはんを食べ終わると、先生が、コーヒー行こう!と提案してくださいました。
朝ごはんのすぐ後に、コーヒーを飲むことにびっくり。

やってきたのはmore coffee
今は夏休み期間らしく、多くの学生が勉強していました。

もちろんお任せで、運ばれてきたのはこの二つ。
一つはロータスコーヒー(蓮の種が沢山入ったティーの上に、甘いミルクフォーム)
もう一つはコールドコーヒー

一旦無難なコールドコーヒーを飲んでみましたが…あんんんんんまいいいい
喉の奥がびっくりする感じ。
じんじんくる甘さではないけど、ガムシロップを入れすぎて、やってしまった感じ。
でも、慣れてくるとこれが美味しいんですよね。

次にロータスコーヒー
コレ面白いです。甘いのはフォームだけで、ティーはフルーツティーみたいに優しい味。
中のロータスは味がしないのです。
ミルクフォームは甘いのに、塩っ気がしっかりあります。
5口目まではなんだか変な味だなーと思っていたのですが、どんどんハマっていきました。

ちなみに、このコーヒーが結構印象的で、ベトナムからでて行く時、最後ロータスティーを探し回りました。
(無事飲めて満足)

バスに乗りたい!

2日目の予定は、日本で出会ったベトナムで会社を経営している方に会いに行くというもの。
そこはホーチミンから車で1時間30分程度離れています。

本来タクシーで行く予定でしたが、突然思いついてしまいました。
バスで行きたいなって。

先生に聞いてみると、
タクシー→1500円
バス→50円

というので、ケチな私は、いや、公共交通を知りたい私はバスで行くことに決めました。

ローカルバスに乗り込む

乗り方

まずはバス停に行きます。
と、バス停に行くまでも結構難関なんですよ。
だってバス停が中央分離帯にあるのですから!!
まずは車道を渡ります。
そしてバス停に無事到着できたら、乗りたいバスの番号を確認。
バスがやってくると手を上げてアピールしましょう。
ちなみにホーチミンでは10分に一本は来ていました!

バスが止まって前か後ろかどちらかの扉を開けてくれるので乗ります。
乗るとすぐ発進するので、どこかに素早く座ります。
するとお兄さんがやってきて、お金を徴収してくれます。
料金はどこからどこまで乗っても一定で、
大人→7000ドン(35円)
学生→3000ドン(15円)

後から気づいたのですが、日本の学生証使えました⭐︎
75番線?だったかその路線だけダメでしたが、他の路線は全部パスできました!

出会い

今回10日間で1Gしか持っておらず、先生が見せてくれたスクリーンショットだけで3本のバスに乗らなければなりませんでした。

もちろんベトナム語も喋られない。ベトナム人も英語がわからない。
駅名も英語のアナウンスはないので、どこで降りればいいのかもわからない。

こりゃあヤバいと、集金おばさんにジェスチャーで『ここにきたら教えてください!』と伝えます。
理解しようとしてくれるものの、めっちゃ苦笑い。
わかってないやーん。

そんなところに、バスのお客さんが寄ってたかって大丈夫?と気にかけてくれました。
その中の1人の前の女学生も声をかけてくれました。
そして英語を頑張って使って聞いてくれて、翻訳してくれました。
そして、『私もそこ行くから一緒に行こう!』と言ってくれました。
神ですか?

彼女はホーチミンの大学生。話して行くと同い年だとわかりました。
元々英語を勉強したかったのですが、なかなかそんな機会はなく、今回勇気を出して喋ろうとしてくれたみたいです😭

そしてなんと、乗り換えの駅まで一緒に歩いてくれることになりました。

というのも、おそらくあのあたりは小スラムっぽいあたりで、危険ぽかったようです。明らかに道路が整備されきっていなかったり、家屋が他のところより見窄らしい感じの集落でした。

そこを腕を組みながら、たくさんのお話をして通りました。
専攻や好きな歌手、恋の話とか色々しました。
韓国に行ってみたいけど、お金がないんだよね〜とも言っていました。
そして日本のことも紹介し、もし日本に来ることがあったらいろんなところに連れて行くから!と約束を交わしました。

最後はMIXUEでアイスクリームを奢ってくれるという優しさ。
こんなバスの経験を通して、ベトナム人の優しさを知ることになりました。
そしてそう感じるのは今日だけでなく、ふとした瞬間に感じることが多くありました。

カフェでバスを選択したのはこの子に会うためだったのかな?と思えるような経験をし、ローカルバスが大好きになりました。

まとめ

皆さんの優しさもあり、無事目的地に到着しました!!
次回Part4では、東急ガーデンシティというベトナムのニュータウンを訪問したことについて書きます。

最後までご覧いただきありがとうございました、

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