あと少しでytv漫才新人賞決定戦のファイナリストが決まる
ytv漫才新人賞決定戦まであと1か月。
現在ROUND1、ROUND2と開催され、いよいよROUND3が始まる。
このROUND3で今年度のytv漫才新人賞決定戦ファイナリストが集結する。
昨年末に行われたROUND2を制したのは、
1位 オーパスツー 2位 マーメイド
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オーパスツーは、今回選考ROUNDを1位通過したことにより、松竹芸能所属芸人が史上初の決定戦進出するという快挙を成し遂げた。
そして2位通過はここ最近の選考ROUNDでは常連となりつつあったマーメイド。マーメイドは前回大会準優勝のぐろうと同点で並び、2組での審査投票を行った結果、見事2位通過を勝ち取った。
大波乱を巻き起こした2組が、来月の決定戦でどのような活躍をするのか注目である。
そして最後のROUND3に出場するのは以下の12組。
・いつもたいしゃ(8年目)(初)
・ぐろう(5年目/前回準優勝)
・タチマチ(9年目)
・例えば炎(4年目)
・ぎょうぶ(8年目/前回ファイナリスト)
・幸のとり(7年目)(初)
・ハスキーポーズ(8年目)
・愛凛冴(9年目)(初)
・ライムギ(5年目)
・フースーヤ(9年目)
・三遊間(6年目)
・天才ピアニスト(9年目)
※出番順
出場芸人を知った筆者の第一感想は『メンバーが強すぎる』と感じた。
マンゲキ(よしもと漫才劇場)勢に関しては全員がそれぞれ個性があって面白いのを知っているので尚更強いと感じれる。
そして昨年のM-1で初めて準々決勝まで進出した愛凛冴といつもたいしゃ、年末年始のおもしろ荘に出演した幸のとりがここで初出場を決めるのは激熱な展開だと感じた。
なのでこのROUND3はどの組が決定戦進出してもおかしくはないだろう。
そしてすべての選考ROUNDが終了すると、敗退者の中で最も点数が高かった芸人が敗者復活枠として決定戦に進出する。
その面ではぐろうと天才ピアニストはかなり有利である。ぐろうは371点、天才ピアニストは370点を持っているので、仮に上位2組に行けなくてもROUND3 3位の組がそれぞれの持ち点を超えなければ、敗者復活枠で決定戦進出を決めれる。
また、ぐろうと天才ピアニストが上位2組になった場合は、ROUND3で369点を出した芸人か368点を持っているフースーヤのどちらかが敗者復活枠となるだろう。
つまりは
ぐろう、天才ピアニスト、フースーヤは12組の中で圧倒的に有利なのだ。
しかしそんな圧倒的有利な状況を破壊するであろうコンビがいる。
例えば炎だ。
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昨年、UNDER5 AWARD2024にて決勝進出を決め、M-1グランプリではまさかの準決勝進出を果たした。そして現在YouTubeにアップされているネタ動画の再生回数は大きく増加しており、注目度はかなり高い。
前回大会でもバッテリィズとぎょうぶがM-1準決勝進出直後にROUND3通過を果たしているので、敗者復活戦である意味爪痕を残した例えば炎も決定戦進出の可能性はあると筆者は予想する。なんなら決定戦で観たいまである。
史上稀にみる激戦が期待されるであろ今回のROUND3、決定戦進出を果たし、そして3月に優勝を果たすのは一体どの組になるのか。非常に楽しみである。