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fgのM-1GP2024 準決勝予想の変遷

11月23日(土)、M-1グランプリ2024の準決勝進出メンバーが発表された。
こちらに関しては、別でnoteに記している。

筆者は、M-1グランプリが開幕した8月から、準決勝進出メンバーの予想を行っていた。

M-1開幕の8月、3回戦開幕前の10月、そして準々決勝前後に予想を行った。


・1回目(M-1開幕)

まず、M-1グランプリ2024開幕時点での予想は以下の30組。
・真空ジェシカ
・ダブルヒガシ
・マユリカ
・翠星チークダンス
・カベポスター
・トム・ブラウン
・ヤーレンズ
・人間横丁
・さすらいラビー
・はるかぜに告ぐ
・9番街レトロ
・ナイチンゲールダンス
・エバース
・シンクロニシティ
・シシガシラ
・カラタチ
・きしたかの
・マルセイユ
・令和ロマン
・オズワルド
・空前メテオ
・ママタルト
・ぐろう
・セルライトスパ
・ジョックロック
・バッテリィズ
・滝音
・からし蓮根
・20世紀
・ニッポンの社長

昨年の決勝・準決勝進出組や決勝・準決勝経験組に加え、筆者が前々からファンを公言しているはるかぜに告ぐや、ytv漫才新人賞決定戦の最終決戦2組まで行った空前メテオ(優勝)ぐろう(準優勝)、深夜のハチミツから9番街レトロ人間横丁、昨年の3回戦が大ウケだった翠星チークダンス、前々からいずれ準決勝に行くのではと予想を立てていたカラタチジョックロック、THE MANZAI プレマスターズにてヤーレンズやからし蓮根などを抑え1位になったさすらいラビー、ツギクル芸人グランプリで爪痕を残したマルセイユ、そして準決勝進出経験が豊富で、今年がラストイヤーのセルライトスパを予想に入れた。また、筆者はこの段階では『ロングコートダディとフースーヤが準々決勝で敗退し、ワイルドカード1位を競う』と予想を立てたので、準決勝30組には入れなかった。

・2回目(3回戦開幕前)

そして3回戦開幕前の10月の予想が以下の30組。

・真空ジェシカ
・ダブルヒガシ
・マユリカ
・翠星チークダンス
・カベポスター
・トム・ブラウン
・ヤーレンズ
・人間横丁
・さすらいラビー
・はるかぜに告ぐ
・9番街レトロ
・ナイチンゲールダンス
・エバース
・シンクロニシティ
・カラタチ
・きしたかの
・マルセイユ
・令和ロマン
・オズワルド
・空前メテオ
・ママタルト
・ぐろう
・男性ブランコ
・からし蓮根
・滝音
・20世紀
・バッテリィズ
・ジョックロック
・ロングコートダディ
・ニッポンの社長

ここで、準々決勝敗退予想をしていたロングコートダディが同じラストイヤーのセルライトスパと入れ替え、さらに昨年敗者復活1位のシシガシラと男性ブランコを入れ替えた。理由としては、ロングコートダディがキングオブコントで初めて準優勝まで行ったのと、男性ブランコの『新幹線の背もたれ』ネタ(ザ・ベストワン(TBS系)で披露)がとても面白かったので新たに追加した。

そして東西全ての3回戦が終了。結果は、、、

翠星チークダンス、人間横丁、はるかぜに告ぐ、9番街レトロ、マルセイユ、空前メテオの6組が3回戦敗退という結末を迎えた。

早くも1/5が姿を消した筆者の予想。

ちなみに今年の3回戦敗退コンビの中にはファイナリストかつラストイヤーのモグライダーや、昨年準決勝初進出のぎょうぶ、キングオブコント2年連続ファイナリストの隣人なども姿を消し、大きな話題となった。こちらもnoteにまとめている。

さあこうなってくると、3回戦敗退を喫した6組を埋めなくてはならない。また、はるかぜに告ぐに変わり侍スライス枠(前年度1~2回戦以下のコンビ)を考え直さなくてはならなくなった。

・3回目(準々決勝)

6組を穴埋めするにあたり、筆者はまず侍スライス枠候補を2組まで絞った。

大阪でフリーで活躍する男女コンビ涼風と、
日本とフィリピンのハーフコンビぱろぱろの2組である。

3回戦レポを見る限り、とてもウケていた、あるいは爆発していたという声があったのでこの2組を入れた。また、涼風は結成4年コンビであり、近年のM-1では高確率で結成4年コンビが準決勝進出を果たしているというのもあり、その枠としても候補に入れた。

筆者は涼風準決勝進出バージョンとぱろぱろ準決勝進出バージョンの2パターンの予想を立てた。そして新たに入れたメンバーに加え、その他メンバーの入れ替えなども行った。

涼風Ver.
・真空ジェシカ
・ダブルヒガシ
・マユリカ
・カベポスター
・鬼としみちゃむ
・涼風

・ヤーレンズ
・さすらいラビー
・パーティーパーティー
・素敵じゃないか

・ナイチンゲールダンス
・エバース
・シンクロニシティ
・カラタチ
・きしたかの
・ひつじねいり
・令和ロマン
・オズワルド
・ママタルト
・ぐろう
・セルライトスパ
・男性ブランコ
・からし蓮根
・滝音
・豪快キャプテン
・20世紀
・バッテリィズ
・ジョックロック
・ロングコートダディ
・ニッポンの社長

ぱろぱろVer.
・真空ジェシカ
・ダブルヒガシ
・マユリカ
・カベポスター
・鬼としみちゃむ
・ヤーレンズ
・さすらいラビー
・パーティーパーティー
・素敵じゃないか

・ナイチンゲールダンス
・エバース
・シンクロニシティ
・カラタチ
・きしたかの
・ひつじねいり
・令和ロマン
・ぱろぱろ
・例えば炎
・オズワルド
・ママタルト
・ぐろう
・男性ブランコ
・からし蓮根
・滝音
・豪快キャプテン
・20世紀
・バッテリィズ
・ジョックロック
・ロングコートダディ
・ニッポンの社長

昨年準決勝初進出を果たした鬼としみちゃむ豪快キャプテン、3回戦で爆笑をかっさらい、久々に準々決勝進出を果たしたパーティーパーティー、ツギクル芸人グランプリや研修テレビ(テレビ朝日系)、大喜る人などで活躍するひつじねいり、そして筆者以外のお笑いファンも今年こそは準決勝進出と予想が多かった素敵じゃないかを入れた。

また、ぱろぱろが準決勝進出またはどちらも準々決勝敗退だった場合、結成4年コンビ枠が1組空いてしまうのだ。そこで筆者が予想に入れたのが、

例えば炎である。

例えば炎はタキノルイと田上の2人から成る結成4年の若手コンビであり、普段はよしもと漫才劇場にて活動している。今年はUNDER5 AWARD2024のファイナリストにも選ばれた。
例えば炎といえば、タキノが『○○ー!』(○○の内容は場合による)と叫び、その後に後ろによろめきながら『はーい、言うてま~すけ~ども~』と言って漫才が始まる。そして田上が淡々とボケていき、タキノは例えツッコミや造語ツッコミ、ツッコミ担当ではあるがボケの感じを出したりなどするのが特徴である。

本来であれば、結成4年枠は人間横丁を予想していたが3回戦敗退となったため、結成4年であり、かつ準決勝進出に一番近いのではないかと予想し、例えば炎を選んだ。

また、上記2パターンの予想ではあえてラストイヤーのトム・ブラウンを外したり、涼風Ver.の予想に再びセルライトスパを入れたりもした(よしもと漫才劇場からの進出組を11と予想したので、その合わせの意味もある)。


・結果

そして11月23日(土)、運命の準決勝進出組発表がTVerにて行われた。

結果は、、、

・真空ジェシカ(4年連続4回目/2021~2023ファイナリスト)
・マユリカ(3年連続4回目/2023ファイナリスト)
・カベポスター(5年連続5回目/2022、2023ファイナリスト)
・トム・ブラウン(2年連続4回目/2018ファイナリスト)
・ヤーレンズ(3年連続3回目/前年度準優勝)
・家族チャーハン(初)
・十九人(初)
・金魚番長(初)
・ナイチンゲールダンス(2年連続2回目)
・エバース(2年連続2回目)
・ドンデコルテ(初)
・シシガシラ(2年連続2回目/2023ファイナリスト/前年度敗者復活1位)
・カラタチ(初)
・ダイタク(2年連続6回目)
・ひつじねいり(初)
・令和ロマン(3年連続4回目/前年度優勝)
・例えば炎(初)
・オズワルド(6年連続6回目/2019~2022ファイナリスト(2021準優勝))
・フースーヤ(2年連続2回目)
・今夜も星が綺麗(初)
・ママタルト(3年連続3回目)
・インディアンス(3年ぶり6回目/2019~2021ファイナリスト)
・豆鉄砲(初)
・男性ブランコ(2年ぶり3回目/2022ファイナリスト)
・ダンビラムーチョ(3年連続4回目/2023ファイナリスト)
・滝音(3年ぶり3回目)
・豪快キャプテン(2年連続2回目)
・バッテリィズ(2年連続2回目)
・ジョックロック(初)
・スタミナパン(2年連続2回目)
※エントリーナンバー順

以上30組が準決勝進出となった。

4つの予想全てに候補として固定したのは21組。うち筆者が的中させたのは、真空ジェシカ、マユリカ、カベポスター、ヤーレンズ、ナイチンゲールダンス、エバース、カラタチ、令和ロマン、オズワルド、ママタルト、滝音、バッテリィズ、ジョックロックの13組であった。

そして、4つの予想全てには候補として入れてはいない組で的中したのは、
男性ブランコ(2回目から)、豪快キャプテン、ひつじねいり(3回目から)であった。

また、パターンは実際とは違ったが、やんわりと例えば炎の準決勝進出が的中していた。

ちなみに、筆者の第一印象としては
『お笑い好きにはたまらないメンバーだろう』と思った。

一般層からすれば、なんか聞いたことあるもしくは知らないコンビが多いだろう。しかし、劇場に通い詰める者やYouTubeでネタ動画を観る者、ラジオやポッドキャストを聴く者などお笑いが好きな人からすれば、『あのコンビの準決勝進出嬉しい』という思いが強いのではないだろうか。実際に筆者もよしもと漫才劇場に通い詰めてることもあり、全国的にはまだ知名度が低いであろうジョックロックや例えば炎の準決勝進出は嬉しい限りである。

この中から2024年度のファイナリスト9組が決定し、当日午後3時からは残り1枠を懸けた敗者復活戦が行われる。

そして準々決勝敗退組たちのよるワイルドカード1位争奪戦もいよいよ大詰めを迎えている。

人気、実力充分かつラストイヤーのロングコートダディか、

昨年ワイルドカード1位のダブルヒガシか、

それとも、準々決勝で思いっ切りモノマネ漫才をブッかまして会場を沸かせたラパルフェか、

はたまた、タイタンに所属する強面と赤ちゃん(ネコニスズ)か…


ワイルドカード1位と準決勝の結果が非常に楽しみである。



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