M-1準々決勝進出メンバーを見て(関西編)


はじめに

11月1日(水)、
M-1グランプリ準々決勝進出メンバーの
第一弾が発表になった。第一弾は例年通り、京都・大阪の関西ブロックからの発表である。

今年のM-1準々決勝にストレートで進出したメンバーは以下の通りである。

画像引用:https://twitter.com/M1GRANDPRIX/status/1719564924882760127?t=-IoWjCreBahD5YpyI5xBng&s=19

メンバーは、
昨年のファイナリストであるさや香(準優勝)、カベポスター(8位)、
準決勝進出経験があるビスケットブラザーズ、ハイツ友の会、ヘンダーソン、滝音、祇園、
他にも、THE W2022女王の天才ピアニスト、ABCお笑いグランプリ2023王者のダブルヒガシ、先日行われたキングオブコント2023でファイナリストになった隣人などが主なメンバーである。

今年のM-1準々決勝 関西ブロックのメンバーの注目点は以下の通りである。

1.準々決勝返り咲きコンビ

準々決勝進出経験があるも、昨年3回戦敗退のコンビが今年のM-1で再び準々決勝進出を果たしている。近年の関西お笑い賞レースにて決勝常連になりつつあるドーナツ・ピーナツとフースーヤが今年は準々決勝に進出を決め、20世紀とぎょうぶが3年ぶりに準々決勝進出し、NSC大阪35期出身トリオ・イノシカチョウが2年ぶり2度目の進出を果たすなど、5組が準々決勝に返り咲いた。

2.ユニット組の躍動

今年のM-1準々決勝進出グループは、正規のコンビだけではなく、ユニット組の躍動している。NSC大阪33期出身ピン芸人ユニット らぶらいken(らぶおじさん、今井らいぱち、kento fukaya)や シゲカズです。と白桃ピーチよぴぴの先輩後輩ピン芸人ユニット チューリップフィクサー、さらに松竹芸能の錦笑亭満堂と毎日放送の福島暢啓アナウンサーのユニット ヤングタウンなどが準々決勝に進出を果たした。

3.よしもと漫才劇場翔メンバーの躍進

M-1グランプリ2023準々決勝関西ブロックメンバーの中で、
よしもと漫才劇場の翔メンバーのに属しているのは以下の通りである。

・ジョックロック(大阪35期&42期)
・ぎょうぶ(大阪39期)
・ハイツ友の会(大阪41期)
・ウイスキーカノン(大阪42期)
・釈迦虎(大阪44期)
・ぐろう(大阪42期)
・三遊間(大阪41期)
・白桃ピーチよぴぴ(チューリップフィクサー)(大阪41期)

今年は翔メンバーから8組が準々決勝進出という狭き門を突破している。
この結果から見るに、若手と言われる組がベテラン・中堅組に負けじと躍進しているというのがよくわかる。

番外編 3回戦敗退メンバーについて

今回のM-1グランプリで惜しくも準々決勝進出を果たせなかったメンバーには、2021年ファイナリストのもも、準決勝進出経験のあるたくろう(2018)、侍スライス(2018)、タイムキーパー(2020)、3年連続準々決勝進出のチェリー大作戦、さらに今年のNHK上方漫才コンテストで優勝したスナフキンズや、今大会がラストイヤーのダブルアートなどがいる。彼らは3回戦敗退となってしまったが、最後の望みというものがある。

それが、追加合格である。

追加合格は東京ブロックの準々決勝進出組発表と同時に発表される。
つまり、早くても11月9日辺りの発表であると予想される。昨年はキングブルブリンと骨付きバナナの2組のみだったが今年は何組が追加合格になるのか要注目である。

直近では、ハイツ友の会やセルライトスパ、東京進出を果たしたマユリカやエルフなどが追加合格で準々決勝進出を決めている。また、中でもマユリカとハイツ友の会はその翌年にストレートで準決勝進出を果たした。

終わりに

M-1グランプリ2023準々決勝 関西ブロックは
11月20日(月)なんばグランド花月で行われる。
今回筆者は、どのグループが準決勝に進出するかを実際にネタを見て予想しようかと考えている。現地観戦か配信生観戦かは現時点(11月2日)では未定だが、それを見た上で予想を組んでみようと思う。

この中から優勝を手にする組が現れるかもしれない。



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