プールサイドガール
4月20日(土)、筆者はこの日を待ちわびていた。
何故ならこの日は
はるかぜに告ぐ 初単独ライブ 『プールサイドガール』
の日だからである。
チケットは全席完売で、筆者はギリギリで立ち見を購入することができた。
席を確保することは出来なかったが、単独ライブを観に行けることは確定した。
しかし、チケットを購入した3月9日から、開催日の4月20日までに、筆者の身には様々な出来事が起きた。
勤務先にて、20日を休み希望にしたつもりが、伝達ミスによって当日シフトが入ってしまう事態になった。なんとか早急に『20日休み希望』の旨を改めて伝え、事なきを得た。
そして開催1週間前になってとんでもない事態に遭遇した。筆者のスマートフォンが、画面破損によって線が入ってしまい、タッチが全く効かなくなってしまったのだ。つまり1週間前にスマホが使えなくなるという非常事態に陥ってしまった。急いで最短即日で直してくれるスマホ修理専門店に駆け込み見てもらったところ、『中古の同じ機種を購入してデータそのままの状態で基盤などを変える』という方法で直すことにした。大阪遠征約2回分の金額がかかってしまったが、唯一の連絡手段ツールでもあるので早急に修理してもらい、元通り使えるようになった。そしてその足で早速ビックカメラへ行き、保護フィルムを購入して貼り付けた。
危うく行けなくなる事態になるも、なんとか回避して当日を迎えた。しかしここでも災難が降りかかった。筆者は交通費を抑えるために、当日朝8時に東京を出る京都・大阪行きの高速バスに乗車したのだが、そのバスにはコンセントが付いていなかったのだ。故に充電することができないまま約8時間移動しなくてはならなくなってしまった。また、今回乗車したバスが立ち寄ったSA、PAにはモバイルバッテリーの貸出スタンドが設置されていなかったため、ほぼ充電なしで関西へと向かった。その結果、京都に到着した時点でのバッテリー残量は5%、新大阪到着時には残り2%まで落ちた。しかし、なんとかモバイルバッテリーの貸出スタンドを見つけ、充電することに成功。そして新大阪から急いで御堂筋線に飛び乗って難波へと向かった。
17時30分頃に難波に到着。なんばグランド花月1階にてチケットを発券し、隣のよしもと漫才劇場に入った。エレベーターが混雑するので階段を利用して5階まで登ると、ロビーは人で溢れかえっていた。そして座席指定の人たちが次々と会場入りし、しばらくしてから整理番号順に呼ばれ、筆者も会場入りした。立ち見なので後方から座席の様子を伺えるのだが、完売ということもあり、座席の埋まり具合が目視でも分かった。
そして18時になり、いよいよ単独ライブがスタートした。
漫才あり、コントあり、映像あり、コーナーありの1時間であり、とにかく2人が単独ライブでやりたい事、やりたかった事がこの1時間に全て凝縮されていた。そしてその分、客席のファン達の盛り上がりも凄かった。
よしもと漫才劇場ライブレポートはこちら↓
この1時間は立ち見とは言え、とても楽しむことができた。
立ち見エリアから劇場全体を観た筆者の感覚としては、
場内にいる約300人全員が2人の味方だったように感じた。そしてその約300人+配信を購入した全てのファンを2人が信じたからこそ、この記念すべき初単独ライブは大成功を収めることが出来たのではないだろうか。
そして既に情報が解禁されている
はるかぜに告ぐ 東京初単独ライブ 『プールサイドガール~雨天決行~』
(東京・神保町よしもと漫才劇場)
も大いに盛り上がり、大成功を収めるに違いないだろう。
※ちなみにライブチケットは全席即完売した。
はるかぜに告ぐは今月より芸歴2年目を迎える。
この初単独ライブ成功は彼女たちの追い風となったに違いない。
これからの劇場ライブ、賞レース、メディア出演なども楽しみである。
ロビーには沢山の花が届いていた。