見出し画像

【保護犬との暮らし】食事編①これだけで!?毎日の食事方法を変えると驚きの効果🫢

こんにちは、保護犬のトレーナーをしているハレルです。
たくさんの個性豊かな保護犬達と関わった経験談などを交えてお話します。
皆さんの愛犬との暮らしへのヒントになればと思います。

ワンコの「食べること」で困ってませんか?

新しい環境で生活を始めたワンコでよくあるのが。
- 食事の時間が近づくとソワソワ落ち着かない
- お皿に入れた瞬間、一気に食べちゃう
- 食べ終わってもずっとお皿の周りをうろうろ...
-興奮して飛びついてくる

きっと似たような経験がある方も多いんじゃないでしょうか。

犬の生態に関する書籍でこんな文章を見つけました

「犬は食べることよりも、探すことに幸せを感じる」

最初は半信半疑でした。だって、うちの子なんて
食いしん坊で食べることが大好きなのに...って。

でも、試してみたら意外な発見があったのです。



試してみて分かった、嗅ぎ活動の効果

トレーナーとして学んだ専門的な話をすると、
これには科学的な根拠があるんです。

犬の脳の8分の1は「嗅ぐ」ために使われているそう。
(人間はたった1%だけなんです!)

だから、鼻を使って探す時間があると:
- 脳が活性化される
- ストレスが減る
- 満足感が増える

これ、実際に試してみると本当なんです。


お家での取り入れ方

①まずは簡単なところから:
朝の食事の時、いつものフードを
タオルケットに少しだけバラまいてあげます。
(布をブンブンする子は床でもOK)

最初は「えっ、どうしたの?」って感じだったワンコが、
だんだん「探す→見つける→食べる」を楽しむように。

② 慣れてきたら:
タオルケットくしゅっとを丸めて、その中にフードを包んでみたり。
(新聞紙でもOK!紙を食べないか要確認です)

→ → →嬉しい変化が、、、!!

実際にシェルターに移動したての頃の王ちゃんのケース
・王ちゃんは人慣れはしているが、対犬とのコミュニケーションが苦手
・個室に入るとぴょんぴょん飛んで人にも飛びついてくる
・ごはん時間は特に興奮があがり、お皿であげるとカツカツ!と音がなるほどがっついて食べる。
・手からフードをあげる時に手が痛い!!

①、②
1週間ほど続けてみたら、
- 鼻を使って、臭いを嗅いで食事が身についた
- 食事にかかる時間が増えて徐々に興奮が収まっていった
- 食後はリラックスした状態で人と触れ合える
-落ち着いて手からフードをもらえるようになった

何より、王ちゃんの表情が柔らかくなったんです。
前は何事にも必死!!な感じでした

これ以降はタオルケットでフードを包んで、結んで難易度をあげたり
色々な方法でごはんをあげています。

具体的な色んな給餌方法は次回に


最後に

保護犬って、過去の環境が分からないから
食事の面でも不安になりますよね。

でも、毎日の小さな工夫で、
少しずつ変わっていけるんだなって実感しています。


みなさんの愛犬との食事タイムの様子や、
試してみた感想なども、ぜひ教えてください。

いいなと思ったら応援しよう!