あの日生まれたんだね、舞台創造科"たるたる"が
皆様はじめまして!たるたると申します。
ふとnoteを始めてみたいと思い、この度筆を執らせていただきます。
本記事では私がアニメ『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』のファン、すなわち「舞台創造科」になるまで、そしてなってからの歴史を辿っていきます。
拙い文章になってしまうかもしれませんが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
尚、本記事はめのフェさん(@Menophe9901)さん主催のスタァライトアドカレ2023第二幕に12/21出稿予定の記事のエピソード0にあたるものとなります。出稿されましたら、そちらも併せて読んでいただけたらと思います。
はじめに
特に文章を書くことに秀でているわけではない私がなぜこの度noteを始めるに至ったのか、簡単な経緯をお伝えします。特に興味がなければ飛ばしていただいて構いません。
11/4~11/5にかけて開催されたスタァライトのバンドライブ
正確にはバンドライブ後のX(旧Twitter)にて舞台創造科の皆さんがスタァライトされた頃を振り返るポストが同時多発的にタイムラインに流れてきたことです。
私がスタァライトされた2019年の暮れ頃にはまだTwitterを始めておらず、どこかに当時浴びた衝撃を書き残したわけでもなかったため、振り返ることができず。悔しい思いをしたと同時に、どんな下手な表現であっても何かを見て感じ取ったことを自分の言葉で表現することの大切さを実感しました。
めのフェ(@Menophe9901)さん主催のスタァライトアドカレ2023
上記のことから、いつか自分でもなにか文字に起こして残しておきたいという願望が芽生えた矢先にこのアドカレ企画が目に入りました。ただ当初は、記事など書いたことがないから他の方の記事を読みつつ、枠が空いていたらやろうという様子見のスタンスを取っていると、気づいた時には枠が全て埋まってしまいました。
「あぁ、せっかくのチャンスを逃してしまった」と落胆しつつも、遅かれ早かれnoteを始めようとは思っていたので、どんなことを書こうかと考えながら過ごしていると、数日前(12/11頃)にアドカレ企画の第ニ幕が開幕していることに気づきました。
「このアドカレ企画はチャンス、私はこのチャンスを逃さない」(純那風)と言わんばかりに早速登録し、晴れて私も記事を書くことになりました。
以上、前置きが長くなりましたが私のnoteを始める経緯をご紹介させていただきました。では、早速本編の方に入って参りましょう。
私のスタァライト遍歴(2018~2021)
スタリラを始める(2018年暮れ頃)
青春ど真ん中の高校生時代、私にはラブライブ!、バンドリ!、そしてスタァライトと主にブシロードコンテンツを追っている友人がいました。そして当時、スタリラがリリースされたばかりだったため、無料でいいキャラが手に入ると勧められ、スタァライトのスの字も知らぬまま私はスタリラを始めました。
当時の私の感想としてはゲーム自体はさほど面白くはないけど、ディスカバリー!と舞台少女心得はいい曲だなーという感じで、曲を聴きたいがために続けていました。
こうして、世にも珍しいスタリラからスタァライトを知った舞台創造科がここに誕生しました。
※最初の推しは胡蝶静羽でした。(初出し情報)
TVアニメを見る(2019年4月頃)
先に述べた友人に「スタァライトのアニメがYoutubeの無料配信で見れるから見ろ」と言われ、この時私は初めてスタァライトのアニメがあるということを知りました。(スタリラはオリジナルのゲームだと思っていた)
彼曰く、「このアニメは伏線がすごい」、「最初は訳分かんないかもしれないけど、見進めていくうちにそういうことだったのか!となる」と評していたので、そんなに言うなら見るかという感じで早速見てみることに。
全12話を見終えた率直な感想としては「よく分からない」でした。また、好きだったディスカバリー!がアニメ内で流れるものだと思っていたので落胆したことを覚えています。
しかし、今まで見たこともないようなアニメだったため(当時はバンドリ!と涼宮ハルヒの憂鬱以外見たことないほどアニメに疎かった。今もだが)、自分の中で新たな世界へ足を踏み入れたことへの高揚感とよく分からないものを消化不良のままにしておくことへの抵抗があり、様々な考察などを読み漁っては自分の納得できる解釈を追い求める日々が続きました。
ちなみに、TVアニメを全話見たことをその友人に伝えると「よく1話で離脱しなかったな!」と褒められました笑
TVアニメを見る revival (2019年11月頃)
そんな悶々とした日々が続く中、再びスタァライトの無料配信が始まるという情報を聞きつけ、いざ自分の解釈と照らし合わせてみるぞ!と意気込んで見進めていきました。
そして、全12話を見終えた結果、、、
生まれてしまった、舞台創造科"たるたる"が
前回視聴時にはよく分からなかったことがどんどん消化されていき、その結果として物語全体にとんでもない深みが生まれていくのを肌で感じることができ、全て見終えた時には放心状態になっていました。
突然ですが皆さんはアニメを評価するうえで何に重点を起きますか? ストーリー、作画など様々な要素が挙げられると思いますが、スタァライトに関してはそれらの要素を超越してこの作品は素晴らしい!この作品が好きだ!と思わせてくれる何かがあるのだとこの時感じました。
そのため、私は家族や友人に「スタァライトってどんな話?」と聞かれても、上手く伝える言葉が未だに思いつかず口ごもってしまいます(ただのコミュ障説)。それは自分にとってスタァライトは一言で表現できないほどの魅力を秘めていることの現れであると同時に、布教の妨げになってしまっているというマイナス面も持ち合わせています。
語彙力のある舞台創造科さん、スタァライトを布教するための良いキャッチフレーズ等ございましたらぜひ紹介してください🙏
という訳で長々とスタァライトを見て胸を刺す衝撃を初めて浴びた時の感じたことを述べてきましたが、まだまだ理解しきれない部分も沢山ありました(もちろん、スタァライトに正解は無いですが)。この、見れば見るほど得体の知れない面白さが次々と浮かび上がってくるところこそがスタァライトの真骨頂であると私は思っています。
※アニメを2周した結果、露崎まひる推しになりました。
舞台創造科になってから(2019年11月以降)
こうして晴れて舞台創造科となった私は、Youtubeのスタァライトチャンネルで過去の動画を観たり、スタァライト九九組の曲を聴いたり、アニメイトやらしんばんでスタァライトグッズを探したりと毎日がスタァライトによって彩られていきました。
さらにこの日々に拍車をかけたのはCovid-19によるパンデミックで高校が休校になったことでした。休校によって有り余る時間を手にした私は当時受験生の身であるにもかかわらず、朝起きたらとりあえずスタリラをやって、飽きてきたらスタァライト関連の動画を観る、疲れたらスタリラを…(以下略)という生活を謳歌していました。(勉強しろ)
3rdスタァライブ"Starry Diamond"を見る(2020年6月頃)
そんな日々が長らく続き、毎日のように見ていた3rdスタァライブのダイジェスト映像にも飽きがきて、とうとうBlu-rayの購入に踏み切りました。日々、曲を聴いたり、スタァライトチャンネルを見たりしていたことで、それまで、自分のスタァライトへの情熱はアニメの面白さが根幹となっていましたが、キャストさんの放つキラめきにも魅せられつつあったのです。
そして、Blu-rayが届いたその日に全編を再生しました。
スタァライト九九組がこの9人で本当に良かった
見終えて思ったことはこれに尽きました。三森さんが途中からの登場となった経緯などは本編を見るまで存じ上げていなかったので、そこで初めて知った九九組の絆に涙が止まりませんでした。
九九組のパフォーマンスだったり、スタリラ校の皆が来てくれたことによって、全編通して非常に満足度の高いライブになっていたことは間違いないですが、やはりスタァライト九九組を語るうえで最後のMCは全舞台創造科が見るべきものだと思っています。
このライブは私にとってスタァライト九九組のメンバー全員が大好きになった原点にして頂点のライブとして今なおキラめきを放ち続けています。
また、このライブで小山百代さん(以下もよちゃん)の圧巻のパフォーマンスに目を焼かれ、もよちゃんを推すきっかけとなりました。
ロンド・ロンド・ロンド(2020年8月9日)
Covid-19の影響で舞台創造科待望の劇場版再生産総集編「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」(以下ロロロ)の公開は当初の公開予定日(2020.05.29)から2020年8月7日(金)へと延期されてしまいました。
さらに私は8/7、8/8と予定が入っていたため、ロロロの初観劇は8/9までずれ込んでしまいました。その結果、物販は双葉のアクキー以外枯れており、入場者特典ももらえないという悲惨な状態での鑑賞を迎えることとなりました。
しかし、ロロロを見終えた時にはそんなことはほぼどうでも良くなるくらいの衝撃に打ちのめされていました。
これは総集編じゃなかったの?アニメ版と違うところいっぱいあるし、ラストのシーンは何?といった多くの謎が残り、同時にこれまでの自分の中で完成しつつあったスタァライトの解釈を再考する必要性が出てきました。
そして、最後の最後で続編の存在を匂わせられ、スタァライトへの情熱がさらに高まった瞬間でもありました。
↓この頃からTwitterを始めていたようです。
スタリラ全盛期(2020年9月〜2021年3月)
なぜかこの頃になって急にスタリラのガチャ運が劇的に上がって、ロロロの余韻に浸る暇もなくスタリラにハマっていました。
これに拍車をかけたのがアルカナシリーズで最初に登場した環境ぶっ壊しキャラの「隠者 露崎まひる」を早い段階で引き当てたことで、VSレヴューで面白いくらい勝てるようになったことでした。
その後もガチャ運はとどまることなく、2021年2月には私のスタリラにおける最大目標であったVSレヴューの全報酬解放、スタァスコア3500以上を達成しました。
↓機種変で最初のスタリラのデータはどこかへ行ってしまったので開始日が変わっています。
しかし、先ほども述べたようにこの年は受験生の年であり、ここまで読んでいただいた方は分かるように、受験勉強に全然身が入っていない(スタァライトのせいではない)1年を送ったため、当然のことながら志望校は不合格、滑り止めも受験しなかったため、次の一年を浪人生として迎えることになりました。
そのため、今のようにスタリラに没頭している毎日ではいけないと思い、スタリラの目標もちょうど達成していい区切りでもあったので、スタリラから離れる決断をしたのが2021年3月のことでした。
⇩ 無課金にしてはなかなか強い編成じゃないですか?
劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年6月4日)
浪人生として勉強に励む日々の中でもこれだけは譲れないと思っていたのが「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」(以下劇ス)でした。
地元で唯一劇スを上映していたのは自宅から自転車で40~50分かかる映画館でしたが、そんなことはお構いなしに劇スのフライヤーが置かれた日、そして劇ス公開当日は朝一で映画館へと自転車を走らせました。
また、ロロロで物販が枯れる屈辱を味わっていたため、公開当日はオープンと同時に欲しいグッズをスーパーの特売日に鬼の形相で買い出しをするおばちゃんのごとく素早く手に取ってレジに向かうことができました。(ロロロの教訓があったからなのか、パンフレットをはじめ諸々のグッズの入荷量が多かったような記憶があります)
欲しいグッズも手に入り、万全の状態で上映に向かった私でしたが、上映中に人生最大量の胸を刺す衝撃を浴び、どんな言葉を当てはめても言い表せないような訳の分からない精神状態になっていました。
今現在(2023年12月)、劇スを17回鑑賞しましたが、いまだにこの時の衝撃を言い表すことはできていません。というか不可能です。
自分が劇スの感想を語れば語るほどそれは薄っぺらいものとなってしまう恐れがあるので、感想は省かせていただきます。
とにかく、まともな精神状態ではなくなり、感情の整理がつかなくなっていたので、もう一回見ていろいろ整理したいと思ったのですが、ほんの少しの浪人生としての良心が痛んだのか、その日はそのまま予備校へ向かいました。(あの日続けて鑑賞しなかったことを今でも後悔しています。)
公開から2日後には特別映像付き上映があり、ようやく2度目の鑑賞を迎えたわけですが、やはり、あの衝撃を浴びてしまえば確認だの整理だのそんな余裕はなくなってしまいましたね。
その後、特別映像付き第2弾を含めもう2回劇スを見に行き、この年の自分の劇ス史は幕を閉じました。上映が終わってしまったこともあり、計4回しか鑑賞できなかったことは大変悔しい限りですが、両親からは同じ映画を4回見るなんてどうかしてるといわれました。今現在17回見てることを伝えたらどんな顔をするのか見てみたいものです笑
そして地方勢だった私は、この頃から劇スの舞台挨拶や聖地巡礼への強い憧れが生じ、総じて東京への憧れが芽生え始めました。
Animelo Summer Live 2021 -COLORS- (2021年8月28日)
劇スを通してスタァライトも九九組の皆もより一層大好きになり、勉強とスタァライトの両立をする日々を過ごしていましたが、そんな中で2021年のアニサマが幕を開けました。ご存じの方も多いとは思いますが、当時のスタァライト九九組のセトリは
再生讃美曲
私たちはもう舞台の上
薔薇は美しく散る
という全舞台創造科をキラめきで殺しにかかるようなセトリでしたね。特に「再生讃美曲」と「私たちはもう舞台の上」はフルでの歌唱が初ということもあり、当時のTwitterは大盛り上がりだったことを覚えています。
しかし、そんな盛り上がりのさなか私が感じていたことは「なぜ、自分は見に行っていないのか」という劣等感でした。
そして、東京に住めばスタァライトのライブも舞台もイベントも行けるし、ショップでグッズを買うことだってできる。それに、九九組のメンバーの出演する舞台など各々の活動を現地で見ることができる。「よし!東京へ行こう!」とこの時決心がつきました。
2021年9月~2022年3月
冒頭の見出しで2018~2021と表記しましたが、ここからは2022年のことも少し触れます。2021年度として考えていただければと思います。
※ここからはスタァライトに関係のない個人的な内容も含まれるので、興味がなければ最後だけ読んでいただければと思います。
アニサマ2021以降、スタァライトへの情熱はさらに高まり、両立状態であった勉強との比重は8:2くらいまでシフトしていきました。また、同時期にお笑いやバラエティ番組にもハマっており、将来はTV番組(特にTBS)の制作に関わる仕事がしたいと思い始め、東京への憧れもかなり強くなっていました。
迎えた2度目の大学受験は志望を都内の私大に絞って挑み、結果としては夏以降の勉強不足が仇となり第三志望の大学のみ合格となりました。
大学進学はあくまで手段で東京へ行くことが目的であった私にとっては及第点といえる結果ではあったものの、先述したTV制作に携わるためにはある程度の学歴が欲しかったことや、1年間の浪人で成果が出せなかったことへの悔しさはあり、進学に関してはひと悶着ありましたが、結果的に第三志望の大学へ進学することを決めました。
こうして、進学をきっかけに晴れて憧れの都・東京へ引っ越すことが決まり、私の生活はスタァライト一色で満たされるだろうと思われていました。
そう、まだこの時は2022年があんな年になるとは知る由もなかったのです。
To be continued...
おわりに
以上、つらつらと私のスタァライト遍歴を書き連ねてまいりました。最後までお付き合いいただきありがとうございます。
もしこの記事が面白い、続きに興味がある!と思っていただけたら、12/21にスタァライトアドカレ2023第二幕に出稿予定の続編となる記事を読んでいただけたらと思います。
それでは、またどこかでお会いしましょう!
さようなら~
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