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#010 YouTubeチャンネル「会計リテラシー向上委員会」を始めます

こんにちは。奈須大貴です。

前回、2024年の目標として、会計教育事業をやりたい旨を投稿しましたが、
今週水曜日の2月7日(水)より「会計リテラシー向上委員会」というYouTubeチャンネルを開始することとしました。

以下のリンクより、Youtubeチャンネル「会計リテラシー向上委員会」を閲覧できます。
会計リテラシー向上委員会 - YouTube

まずは、「日商簿記3級」をテーマに動画投稿していこうと思います。
初回は、チャンネルの紹介動画となりますので、
簿記3級について扱うのは2回目の投稿からとなります。
この記事を目にした方は、ぜひチャンネル登録してください!!!
Mustです!!!
拒否権はありません!!!(笑)

そこで今回は、「なぜ会計教育事業を行うのか」をテーマに記事を書きました。長文になりますが、最後まで、お付き合いお願いします!!!

①会計は、人生に絶対必要!!!

わたしは、監査法人に約4年間勤務した後、コンサル会社へ入社しました。
そこには、グループ会社として「税理士法人」がありました。

そこで、衝撃を受けました。
「中小企業の人って、会計まるでわかってない。経営に活かせてない。」

監査法人時代は、上場企業の監査業務を行っていましたので、
企業は会計をしっかり理解して、経営に活かしているのが普通なのだと思っていました。当然ですが、月次で予算実績分析を行いますし、四半期、年次でも行います。取締役会や経営会議でも、議論にあがります。

しかし、小さな税理士法人が相手にする顧客である中小企業では、
会計を経営に活かすっていう発想がないことを知りました。
(もちろん、すべての中小企業がそうではありません)

一番ひどかったのは、原価計算を行っていないケース。
商品をいくらかけて作ったかわからない。もちろん、売値も適当。
正直、唖然です、、、

そもそも、月次の試算表が翌月中に完成していないのが、小さな税理士法人の現状でした。
これでは、経営に会計を活かすことなんて当然できません。

例えば、1月の試算表が完成し、会社が目にすることができるのが、
3月末くらい、ひどい場合は4月になってからという具合です。
これだと、タイムリーな意思決定ができません。

監査法人にいた時の監査を受けている上場企業の場合だと、
本日2月6日には、当然のように試算表は完成していました。

これくらい、中小企業では、会計を経営に活かせていないのです。

会計を経営に活かす。
この発想を持つためには、何が必要なんだろうか?

そもそも、決算書といった会計数値は企業の経営活動の集大成です。
企業が1つ経営活動を行うと、必ず1つ仕訳がおこります。
その1つ1つが集約されたものが、試算表や決算書である。

このことを理解すれば、上述のような1月の試算表を確認するのが、
3月末くらい、ひどい場合は4月になってからということはあり得ないと思います。

今月は、どのくらい収益を上げて、費用がどれくらいかかり、いくらの利益を獲得したのか。今後、いくらの入金があり、いくらの支出があるのか、資金は十分にあるだろうか?
そんなことが会計を使えばできるのです。

ここで、あげたのは企業の場合です。

しかし、会計は簡単に言うと、お金の流れを記録すること。

私も含め、人は生きていれば、お金を使います。
お金を上手に使っていくためには、会計を学べ!!!
会計を学ぶと、人生に生きる様々なことを学べるのです。

複利という概念や、資本コストという考え方、利回りなどなど。

お金と上手に向き合うための要素が、会計にはたくさん詰まっています。

また、「貯蓄から投資へ」という言葉があるように、
現在投資をする人が、非常に増えています。

投資をするにしても、株式や債券の発行体(投資対象)がどんな会社なのかを理解する必要があります。
そんなときに必ず確認すべきが、決算書でしょう!
会計を学んだことがない人が決算書を見ても、何がなんやらわからないはずです。

ぜひ、すべての人に会計を学んでほしい!!!

別に、会計士や税理士などの専門家になる必要はありません。

会計の基礎をすべての人に学んでほしい!

②人に教える仕事をやりたかった過去

わたしは、公認会計士試験受験を決意するまでは、関西の大学に在籍していましたが、公認会計士の存在を知って、公認会計士を志したタイミングで大学を中退しました。

中学校・高校と数学が好き、かつ、かなり得意としていましたので、大学在学中は、中学校の数学教師を目指していました。

しかし、公認会計士になることを志したため、その目標はかなわぬものとなりました。

しかし、心のどこかで、自分の勉強してきたことや得意なことを人に教える仕事をしたいとずっと思っていました。

そこで、このYouTubeチャンネルの動画を通じて一人でも多くの方に私の得意分野である会計の領域について、皆様に楽しく教えることができたらいいな、そんな想いでこのチャンネルを始めることにしました!!!

最後に
「会計リテラシー向上委員会」で扱う題材の会計について。
わたしは、会計のプロである公認会計士であるので、一般の方よりも、会計についてはマニアックなことまで勉強してきましたし、これからも学んでいきます。

しかし、会計を専門に扱う人以外であっても、すべての人が会計について知っておいたほうがいい、学んだほうがいいと私は強く思っています。

特に、
会社経営者の方、
これから起業したいなぁと思っている方、
就職活動や転職活動において志望する会社の決算書を見る必要がある、あるいは、決算書から会社の状況を分析したい方、
これから管理職になられる方、
経理職に就きたい方、
投資をする際に投資の対象の会社の決算書を読めるようになりたい方。

これらの方は、会計や簿記を学んでおくと必ず役に立つのではないかと思っています。

そして、会計や簿記は、実はそんなに難しくありませんし、誰でも簡単に理解できるものです。

会計をもっと身近に感じてもらえるように、会計を人生に活かしてもらえるように、動画投稿を通じて、皆様の役に立つチャンネルにしていきたいと思います!!!

繰り返しになりますが、以下より、Youtubeチャンネル「会計リテラシー向上委員会」を閲覧できます。
会計リテラシー向上委員会 - YouTube

まずは、「日商簿記3級」をテーマに動画投稿していこうと思います。
初回は、チャンネルの紹介動画となりますので、
簿記3級について扱うのは2回目の投稿からとなります。
この記事を目にした方は、ぜひチャンネル登録してください!!!
Mustです!!!
拒否権はありません!!!(笑)

今回は、以上です。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!!!

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