虹に乗れなかった男
じゃすりーぐドラフトが自分の中で一区切りついたのでまとめて見ようと思いました。
私設リーグへの挑戦
お知り合いの方々が参加している私設リーグってどうなの?という事でXで聞いてみたら比木丹いとさんよりこんなリプライがここから私の長い旅が始まる。
Σリーグへの応募
第1期じゃすりーぐと第3期Σリーグどちらに応募するか悩みましたが、当時四麻の勉強をしたいと言う気持ちと、どうせなら一番大きい規模のリーグに応募してみるか、という事でΣリーグに応募しました。私なりにアピール活動頑張りましたが選ばれませんでした。
立つ鳥跡を濁さずとはよくいうものですが本気でやってるから悔しい。それは吐き出したいし伝えたい。そんな人間が一人くらいいてもいいんじゃないか。全てを飲み込んで冷静なコメント出来る大人になりたかったけど私はなれなかった。
残念ながら落選になりましたが、推しに認知してもらえたり、色々な方と知り合えたので今思えば応募して本当に良かったと思いました。ただ四麻半荘というゲームを受け入れられなくなってるので再び応募する事はしばらく無いと思います。
じゃすりーぐ観戦
当初はΣリーグを観戦しておりましたがやはり四麻半荘という長丁場がネックになりました。ただ短時間であれば他人の麻雀を見ることは嫌いでは無い。三麻四麻混合のじゃすりーぐを三麻に限って見始めました。観戦後しばらくして気付く…あれ?このリーグ面白くない?
打牌の言語化をテーマにしていた事もありミラティブで勝手に応援配信等もしておりました。
鬼打ち協会の「対戦相手の手牌を伏せて観戦する」というスタイルがとても気に入ったので配信にもちょくちょくお邪魔するようになりました。
レギュラー最終戦ではとても良い三麻の試合があって感動したので思わず観戦記を書きました。思いの外、好評に受け取って頂いて良かったです。観戦記は書きませんでしたが、じゃすどっとの四麻最終戦も素晴らしかったです。じゃすてぃすさんの麻雀と感情の吐露には心を揺さぶるものがありました
じゃすりーぐ関係者には好意的に受け取って頂きましたが、この素晴らしい試合を一部の麻雀オタク以外にも広げるという想いがあったのでその点ではあまり成功とは言えませんでした。ただ身内ウケ狙いじゃ無い方が作品としては良いものができると思いました。
最後まで観戦してて思ったのがこんな面白いリーグで私も麻雀打ってみたい。2期があれば是非参加したい!と思うようになりました。
東空荘参戦
第2期じゃすりーぐが発表されてビンタルールが採用されている事をチェック。これは今からアピールしとかないと、という事で東空荘に参戦しました。
最初は軽い気持ちでしたがまたまた少し打って気付く。このルール無茶苦茶面白い。常に狙い筋が存在し捨てゲームの無いこのルールは数ある麻雀ルールの中で1つの到達点と言っても過言ではないです。
ここでも素敵な数々の出会いがありました。一人を除いて個々には語りませんが、東空荘の仲間と出会えて本当に良かった。わいわいがやがや遊べて楽しかった。麻雀って面白いゲームなんだなって再び気付きました。皆様ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
東空荘参戦して丁度一ヶ月くらい経った時にリアルでセット麻雀をする機会がありその際「東空荘のnote書いてみてください」と言われました。その方はおそらくは打牌考察系記事という意味合いでそう言われたと思うのですが、このルールを広めたいという考えがあり丁度いい機会だなと思い紹介記事を書かせて頂きました。
これまた東空荘関係者には喜ばれたのですが新規参戦者を増やせたかというと恐らくそうでも無いのでまたしてもその点では成功とは言えませんでした。最近のMリーグのテーマでもある「熱狂を外へ」これは本当に難しいです。
そして…東空荘に参戦するうちに1人の少女と出会うのですがそれは後述。
結局東空荘は目立った成績をあげる事ができませんでした。
※私は気付きませんでしたが、運営の1人からのお言葉でnote記事は僅かながら新規参戦者を呼び込む事が出来た模様。少しは報われたのかもしれません。
第2期じゃすりーぐドラフト
そして待ちに待ったドラフト。結果から言うと私は指名されませんでした。
練習卓はいっぱい打ったし凸待ちも頑張った。麻雀の内容、結果ともに悪かったけどそれは実力なのでしょうがない。私なりにやれる事はやった…つもりでした。
Σリーグの時と同様、感情を素直に吐露する人間が一人くらいいてもいいじゃないか。その想いでポストしたのですが如何なものだったかというのは正直あります。ただ瞬間、瞬間の気持ちは切り取って大切に保存しときたいというのもあり感情の吐露自体に後悔はありません。
そしてさらに一週間近く経った今では麻雀に対する姿勢、アピール方法がどうだったのかなと色々反省点もみえてきました。もし次があるならば是非活かしたいと思います。
一応じゃすりーぐドラフト関係でnoteを2本書きましたのでここにリンクを貼っておきます。
ニュータイプの少女
私の話は一旦置いといて東空荘で出会ったニュータイプの少女の話。
最初は特に気にしてなかったのですが東空荘であたるうちに「なかなか勝ちにくい相手だな」と思い、そのうち「なんかいつもこの子に負けてるんだけどぉ!」となり年齢的に若い事は知っていたので、何故この年齢の女の子に負けているのかを確認する為に一度牌譜を確認してみる事にしました。
「この子は天才だ…」
牌譜をみた第一感はそう思いました。麻雀歴1年半、10代半ばの麻雀とは思えませんでした。正直それは今でも思えない。恐らく同じタイプだからこそ分かる実力差。三麻も四麻も最低でも一段階以上は私より強い…。とても正確な打牌に感嘆の感情を抱きました。
ただ考えてみたところ彼女は恐らく俗にいう「天才」では無い事に気付きました。麻雀というゲームは長い間、その主流が違法賭博でした。よって小学生や中学生が手に触れる機会が極端に少なかった。女性の方ならなおさらです。
本来麻雀というゲームの性質上、それを覚えるのは若ければ若い程良い。将棋や囲碁のプロが小学生から勉強しているように。それなのに長らく「麻雀≒賭博」という事でなかなかその機会がありませんでした。
だがMリーグとネット麻雀がそれを変えた。
彼女が直接Mリーグを観ているかはどうでも良くて、麻雀というゲームをプレイする、手に取るきっかけに間接的にでもMリーグは少なからず関係しているはずです。そして好きな時に好きなだけ無料で打てるというネット麻雀という環境とそのシステムが見事にマッチした。
藤田さん…「熱狂を外へ」は見えないところでも確実に芽吹いています。これがあなたの目指す未来の1つなのですね。
そして今さらですがニュータイプとは何もエスパーという意味ではありません。新しい時代に適応した人類という意味。その意味で麻雀を勉強する適性年齢にネット麻雀に触れ、打ち込んだ彼女は間違い無く「ニュータイプ」だと思ってます。
そして何よりも性格が良い。麻雀においても、それ以外においても。麻雀においては言い訳をせず素直に受け入れ、自身に対しては潔さがあり、落ちこんでいる人間を励ます優しさを持っている。
新時代に適応し、天性のセンスがあり、人間として大切なものを兼ね備えている。loveじゃなくて圧倒的like。
恐らく今回のじゃすりーぐは彼女にとってさらなる飛躍の場になるはず。その場に直接立ち会えないのは本当に口惜しいですが、いずれ全ての麻雀打ちの頂点に立つであろう彼女の躍動が今から楽しみです。
第2期じゃすりーぐ
有り難い事にぽてっとモンスターズのサポートメンバーに誘って頂きました。選手として参加できないのは残念ですが大好きなじゃすりーぐに参加できる喜び!本当にありがとうございます。やれる事は限られていますがチームの為に少しでも役に立てるよう、前を向いて頑張って行きたいと思います。
そして新時代の希望であるニュータイプの少女はこれからも全力で応援していこうと思います!貴方なら永遠に推せる!!頑張れ!!!
じゃすりーぐ選手及び運営の皆様へ
選ばれし麻雀打ちと見込んだ!全力でぶつかって楽しんで下さい!じゃすりーぐを頼みます!!
(機動戦士ガンダムUC episode3 『ラプラスの亡霊』より)