見出し画像

はこだて賛歌

誰かに住む街 聞かれたら
はい 函館と答えます
明るく胸はり 答えます

・・・いきなりの”はこだて賛歌”(笑)。
てか、はこだて賛歌ってご存じだろうか?
いわゆる市民歌というもの。

今年、函館は市区町村魅力度ランキングの一位に輝いたとか。
子供の頃は、函館って何もないただの小さな田舎町だと思っていたけれど
今ははこだて賛歌を自慢げに歌ってしまう自分がいる。

まあ、小さな田舎町っていうのは今も同じで、市民が遊びに行けるようなレジャー施設はあんまりないし、生活するにあたっての環境はあまり良くはないように思える。
学生時代に数年間札幌に住んだことがあるが、若かったこともあって
色んな意味で”札幌ってなんて都会なんだろう!”と感激したものだ。


桜の時期の函館公園

函館に戻ってからも、しばらくはやっぱり何もない街だと思っていたのだが、そんな中でも色々楽しみを見つけ出し・・・。
お散歩が趣味になった今では、この小ささ加減がちょうど良いかもしれないと思い始めている。
交通の便が良い処に住んでいるというのもあるが、今は観光客でいっぱいの五稜郭公園周辺には気軽にバスやなんなら自転車で行けるし、函館山の麓までは一時間もかからない。

最近は古い建物をリノベしたカフェなどが増えているので、観光客が地図を持ってさまよっている側を、知った顔で人気のカフェに入る時の優越感よ(笑)。

本を読んでまったりする元町公園のベンチ


綺麗なバラの咲いているのを眺めながらの元町公園や、爽やかな海を見ながら西波止場近くのベンチで、持参した本を読んでのんびりするのが好きなのだが、わたしにとっては時間のない旅行時だと出来ない贅沢だと思ってる。
元々子供の頃はそっち方面に住んでいたので、大三坂にあるカトリック教会に隣接している幼稚園に通っていたのがちょっとした自慢でもあったりして。
そこで冒頭の”はこだて賛歌”の話になるのだ。

歳を取ったせいか(笑)、この小さい田舎町ののんびり加減がちょうどよく思えるようになって来た今日この頃。
観光に来た方は、お勧めスポット色々あるけれど出来ればこののんびりした空気も味わって行って欲しいなあ。


西波止場裏のベンチから見る海は最高!





いいなと思ったら応援しよう!