見出し画像

新環境で無双せよ!テラパゴスexデッキについて

割引あり

はじめに


どうも皆さんこんにちは。おさかなです。

7月19日にポケモンSVのDLC第二弾「碧の円盤」がテーマの拡張パック「ステラミラクル」が発売しますね。

そんな碧の円盤のメインポケモンのテラパゴスexの構築をX(旧Twitter)にポストしてみたところ、予想以上に多くの方から反響をいただきました。

そのため今回記事を書いていこうと思います。

個人的に納得のいく構築に仕上がったと思っているので、ご購読してくださると本当に嬉しいです。
新弾環境直後に行われる自主大会等で
「テラパゴスを試したいけど基盤やテンプレートがないから構築できない」
「新しいタイプのデッキでメタが回る前に自主大会で勝ちまくりたい!」
といった方々にとてもおすすめの内容になっています。

このnoteは大きく3編に分けて書いていきます。
①テラパゴスexとそれらを支えるカードについて(無料部分)
②改善前の仮構築と、改善の際にデッキ構築で意識したいこと(無料部分)
③デッキ構築(有料部分)
お時間がありましたら、是非無料部分だけでもお手元に取って読んで頂けるとめっちゃ嬉しいです。

①テラパゴスexとそれらを支えるカードについて

今回の主役

上技 無無 ユニオンビート
後攻1ターン目には使えない制約があるうえに、後述するゼロの大空洞と合わせても最大で240ダメージまでしか出せないので、ミライドンexやタケルライコexのような後攻1ターン目から攻撃していき早いターンのうちに決着をつけるようなデッキにはならなさそうです。

下技 草水雷 クラウンオパール 180
たねポケモン(無色ポケモンを除く)からダメージを受けないという効果は非常に強力ですが、上技がたねのポケモンV、exに強いダメージラインになっているのでわざわざ下技を打つのかと言われると諸説ありです。

両技とも非常に魅力的ですが、2進化のポケモンexを倒せるほどのパワーがなかったり、微妙に2つの技の噛み合いが良くなかったりと、課題も残されているポケモンなので、なにかしらの手段で補ってあげる必要がありそうです。
今回はこれらの特徴を踏まえた上で構築について考えていきます。

古のプレイヤー大興奮カード①

テラパゴスexと組み合わせてくださいねという意思を感じるカードですね。
テラスタル主軸のデッキにはもちろん、ベンチ枠が欲しいデッキや、ベンチのポケモンの数でダメージが上がるわざ(あくうのうねり、バーニングロンド、ライトニングロンド、もりのこうしん)などにも採用が検討されると思います。

古のプレイヤー大興奮カード②

知る人ぞ知るフーパEXの特性バンデットリングと似たような特性を持ってますね。
なかよしポフィンに対応しているは勿論のこと、技も非エク1エネ70ダメージとコスパ◎で展開役から序盤のアタッカーにもなれる隙のない優秀すぎる点も多くありながら、後述するヨルノズクとあまりにも相性が良い最高のポケモンです。

帰ってきたうらこうさく

少し前からポケカをやられているプレイヤーなら見た瞬間にこのカードの便利さや使用感覚を理解できたかと思います。
Eレギュレーション前期環境からレギュ落ちまで環境から見ない日はなかったインテレオンの特性うらこうさくと同じようなものを持っています。
インテレオンは進化前のメッソンが優秀であったり、分岐進化の特性クイックシューターを持ったインテレオンも優秀、回収ネットというグッズが同レギュレーションに存在した点。水タイプであるためサポートカイの対象にもなる。おまけにわざも優秀と、強みが山程あったため使われていました。
ですがヨルノズクもスピンロトムの恩恵を受けれたり、一進化で二進化のインテレオンと同じ2枚サーチという強力な効果を持っているため、インテレオンほどではありませんが、充分優秀なため幅広く使われるかと思います。

めっちゃ強い

めちゃくちゃなパワーカード。
2匹並べばテラパゴスexの実質HPが290になるので耐久がコンセプトのたねデッキになりそう。
スピンロトムで持ってこれる対象なので再現性が高い点も👍

カウンターキャッチャーと見間違えそう

すごいことが書いてあるが条件や加速対象がかなり限られており、テラパゴスexといっしょに使ってね!という開発者の意図をものすごく感じるカード。
タケルライコexにテラパゴスexを組み合わせてきょくらいごうの打点にするのも面白そう。

女の子だと思ってた

シンプルに優秀なエネルギー加速サポートですね。
わざに必要なエネルギーの種類が多いステラテラスのポケモンにはもちろん、ドラパルトexやレジドラゴVSTARのようなドラゴンタイプのポケモンともかなり相性がよさそうです。

わざマシンごっつあんプリファイ

新弾で一番のバグカード
テラパゴスexの打点の低さを補ってくれるパワーカード。
サーナイトは使われたら涙目、リザードンはヨノワールと合わせて使ったら1ターンでサイドが最大で4枚動く最強カード。
環境に与える影響がとっても大きそうです。

②改善前の仮構築と、改善の際にデッキ構築で意識したいこと

改善前の仮構築

デッキコード[8KJDD4-aTrPZp-xJc88x]

まずはそれっぽく組んでみました。

ある程度回してみて感じた「強み」「弱み」について

・アタッカーがたねポケモンだから準備のハードルが低い
・バッフロン発動状態の耐久力がたねポケモンのスペックを超えている
・非ルールのたねポケモンが多いため、テラパゴスexでスタートしづらく、先攻2ターン目にサイド2枚取りがされづらい。
・有効なタイミングで手札干渉を打ちやすい
・意外とベンチがずっと窮屈
・ガラスのラッパにそこまで依存していない
・テツノイサハが思っていたよりも使いづらい+スタートして欲しくない

・わざのダメージラインが絶妙に足りない
・崩れたスタジアムがあまりにしんどい
・ヨルノズクをノーコストで持ってくる手段がスピンロトム以外にないので、ボールを増やすor他のシステムポケモンを入れる等の改善が必要

これらの感想、特徴のマイナスの部分を何かしらの手段で補い、プラスの部分を更に伸ばすという方向性で構築を改善していきたいと思います。

解決できそうな課題をまとめよう!

まずは解決できそうな課題を整理していきますと、
㋐崩れたスタジアムがあまりにしんどい
㋑ヨルノズクをノーコストで持ってくる手段がスピンロトム以外にないので、ボールを増やすor他のシステムポケモンを入れる等の改善が必要
㋒テツノイサハが使いづらい+あまりにもスタートして欲しくない
この3つになると思います。

㋐の課題の問題点に関しては、崩れたスタジアムを貼られた返しにポケモンが並ばずダメージがでないことが挙げられます。
そのため崩れたスタジアムを貼られた返しでもポケモンを再展開できるように、すごいつりざおを採用したり、夜のタンカの採用枚数を増やす必要がありそうです。

続いては㋑の課題です。
序盤はスピンロトムで持ってきたヨルノズクがあるので展開や準備はできますが、問題は中盤以降どうするかです。
相手の手札干渉の返しにヨルノズクの現物が引けていればいいのですがそう都合よくはいきません。
仮にヨルノズクを引けていたとしても、必要札が3枚以上あるならば、手札干渉により少なくなってしまった手札では揃えるのは非常に困難です。
そのためボールを増やしてヨルノズクへのタッチ率を上げるよりも、ビーダルを採用し、デッキパワーをあげつつ、ヨルノズクがないときの保険を作る方が良さそうです。

この2つの課題を解決するためには3枚ほどデッキの枠を開ける必要がありそうですが、回してみてガラスのラッパにそこまで依存していないと感じたので少し枚数を減らし、そこで空いた枠にビーダル等を入れていきましょう。

最後に㋒の課題についてです。
そもそもテツノイサハexを採用した経緯ですが、テラパゴスexの技ではリザードンexに対してサイドを取り切る力がないと感じたからです。
ですがテラパゴス対リザードンを試したら思っていた数倍戦えていました。
勝因、敗因としましては、
勝因はテラパゴスex(バッフロン)の耐久で技を打つ時間をもらえたから。
敗因はカースドボムをうまく使われ自慢の耐久を貫通されたから。

といった感じでしたので敗因にテツノイサハexはあまり絡んでいないと感じました。
それにスタートする恐れもあるので③の課題はテツノイサハexを手札に加える手段を増やすのではなく、不採用にしてスタートのリスクを消す方を優先しました。

しかしこのままではリザードンに対しての敗因が変わってないので勝率も変わっていないと言えます(むしろ無理やり突破する手段がなくなったので勝率が落ちたとも言える)
そのため別の手段でリザードンへの勝率を上げる必要があると感じました。
ここでリザードンに対して勝率を上げるために採用するカードですが、敗因は自慢の耐久が貫通されることだったので、突破されづらいようにするために更に耐久を上げるカード(勇気のおまもりやヒーローマントなど)にしたいと思います。

これでリザードンに対する勝率が上がった上に、強みである耐久も更に上がったので、長所を伸ばしデッキパワーが上がったとも言えます。

ここでを無料部分は終了とさせて頂きます。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
以降を有料とさせてください。
ここから先の有料部分では以下の内容について書きました。

・完成したデッキレシピ
採用カードについての解説
不採用にしたカードについての解説

ここから先は

3,641字 / 5画像

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?