見出し画像

「ゆるテレビなし育児」の結果

4歳息子に「ゆるテレビなし育児」をしてきて最近発見したこと。

ゆる…というのも、実際には見せているからです。

「テレビなし育児」で徹底したことは下記

  • 2歳までの動画視聴は脳の発達にダイレクトに悪影響があるので「みせない」を徹底(新幹線や車移動時、どうしようもない時は例外)

  • 2歳をすぎてから動画を徐々に解禁

  • 4歳現在、本人が観たいという時に30分~1時間程度の動画を見せる(平日は見たいと言わないので、ほぼ週末のみ)

  • 家にテレビがないので、テレビの映像が流れていることはない

なので、2歳まではほぼ動画なし、現在は時間を決めて見せているので、正確には「テレビなし育児」ではありません。

それでも、動画視聴に関して慎重にやってきた結果が少し見えてきたかなと感じる気づきが最近ありました。

家に色んな友達が遊びに来てくれるのですが、

動画を日常的に長く観てる子たちは、ある程度遊んだらすぐに「何か見たい」と言う。

ほぼ動画なし生活をしている子たちは、永遠に一緒に何かをして遊んでいられる。

前者は、友達がいると最初は興奮して遊べるんだけど、飽きると「何か見たい」になる。

後者は、飽きずに次の遊びを見つけて一緒に今いる友達と関わりながら遊んでいられる。

この「飽きた瞬間」に次は何をするのか考えるのか、そうでないかに違いを感じた。

飽きたな次どうしよう…→動画見る、
になると創造性も発想力も育まれない気がして私は危機感を持つ。

子供には、何もない所から何かを生み出す力、アイディア力、そういうのを身に付けて欲しい。 と思って動画はなるべくなしでやってるんだけど、息子は友達が来ると

「一緒になにしよう?」

考えて友達との遊びを次々と展開することが出来るみたいで、動画なし育児の結果がぼちぼち見え始めてきたと最近感じることが多い(ただの彼の性格かもだけど)。

遊び相手が動画見たいと言い出すと「これして遊ぼうよ」って誘ってる(一緒に何かを見ることもあるけど)。

「次々に遊びを展開させる」子供の能力は、どの子供にも備わっている事だと思うけど、「動画視聴」がそれを奪っているように感じてならない。

飽きた~
何しよう~

「なんか見たい!」

となる時点で、ある種の思考停止だと思う。

ここで「次は何しよう?何して遊ぶ?」と、一人遊びでも友達との関わり合いの中でも、この”間”に何を考えるのかが、子供の能力の可能性を広げる。

動画視聴は、結局何を見ても受け身でしかない。

もちろん、動画で学べることもあるし、動画視聴を完全に否定することはしないけど(我が家も動画はみせてるし)、やはり動画には中毒性があるので大人が適度に制限をかけることは大事なのかなと感じる。

これから息子がどうなっていくかわからないけど、現時点での発見はなかなか興味深く感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?