双子を妊娠してから辛いことの連続だったけど倍以上の幸せがあった
双子妊娠発覚当初、めちゃめちゃ頭はお花畑。
それも一転、妊娠初期から検診の度にリスクの話をされどんどんテンションは下がることに。
とにかく双子妊娠は切迫早産のリスクと常に隣り合わせ。
少しでも長くお腹にいてもらうことが一番の課題です。
これは双子だからではありませんが元々つわりがひどい体質なので、
「つわりがあけたらソロキャンに行くんだ!長男と沢山遊ぶんだ!」
と楽しみを考えながら何とかつわりを乗り越えたのに、つわりが抜けて次に襲ってきたのが
・異常なお腹の張り
・とにかくすぐにお腹が張る
お腹が張るのはとてもまずいので、こわくてソロキャンどころではありませんでした。
そして割とすぐ早くに、歩くもの困難に。。。
妊娠中期にはすでに単胎妊娠の臨月サイズに到達していたので、そのサイズを超えてからは体もしんどく、息切れもすごい。
そしてお腹の張りも頻繁なので普通の外出ですら気を遣う生活です。
遊びたい盛りの2才長男と思いっきり遊ぶことも出来ず、もどかしい生活をしていました。
そしてそんな妊娠期を永遠にすごし、次に待っていたのが
管理入院の存在
これは病院の方針によりますが、私の通う病院では多胎妊娠の場合なにも問題がなくても34週からの管理入院が必須。
当時2歳の長男がいる中で管理入院を乗り越えるには、夫婦の力ではどうにもならず義母に住み込みで来てもらっていました。
管理入院中の私はというと、病室からトイレに行くのですら大仕事な生活です。とにかく息がきれる。寝返りを打つのも大変すぎて、さらに1時間以上連続で眠れないという睡眠の浅さ。
胎動が愛おしいというレベルを超え、「痛いやめてくれぇぇぇ~~」と苦痛に声が出る程。
かわいい盛りの長男にも会えずなかなか辛い日々でしたが、それでも病院にいなければ完全に安静は出来なかったので結果的には良かったと思います。
そのまま無事予定帝王切開日を迎え、37週2日で2500g前後の双子がうまれました。
はい、そして休むことなく地獄の新生児期がはじまります。
新生児期は3時間おきの授乳があります。
そんな中、新生児が2人いたらどうるでしょう。
ま じ で 寝 れ な い
新生児期の授乳は一回につき20分~30分くらいかかります。
それにさらに最初はミルクも足しおむつ替えなんかもして、2人目の授乳が終わって息を吸ったら1人目がモゾモゾ起きだすという恐怖のループがはじまるというわけです。
更に、新生児が2人いると
エンドレスギャン泣き地獄
に見舞われることにもなります。エンドレスに泣き声を聞いていたら、気が狂いますよ。
お腹が張って動きにくい妊娠期を送り、管理入院でほぼ寝たきり生活をして体力が極限に落ちたまま、そんな生活に突入する辛さ。
しかも我が家は両実家が遠かったので、産後少し手伝いに来てもらった程度で、あとは夫婦2人でなんとかやってきました。
正直、かわいい😊なんて思いに浸ることもなく、淡々と無言で授乳とおむつ替えと寝かしつけをこなすことだけに集中して過ごしていました。
そんな地獄級の生活は産後3~4ヶ月くらいまでだった気がします。
その後は2人が動くようになって目が離せないとか、離乳食とか、色々な難関が待っていますが、それを乗り越えられるくらい双子がかわいいと思えるようになってきました😊
ニコニコ笑顔を向けてくれる双子は本当に愛おしく、この子たちに会えてよかったと心の底から今は思います。
2人が一緒にあそんでいる姿
2人がごはんをモグモグしている姿
2人が喧嘩をしている姿
2人が笑っている姿
本当に存在が愛おしく、2人のママになれて本当によかったありがとうと、毎日思います。
もう一度双子を妊娠したいかと言われると即答は出来ないくらいの時期を過ごしましたが、そんな辛さが帳消しになるくらいの幸せを双子育児では感じることできます😊
1人の赤ちゃんですら笑顔を向けられたらいちころなのに、それが2人いたらもうハートアタックですよ。
もし、双子妊娠初期のママがこの記事を読んでくれていたら、覚えていてほしいです。
双子妊娠を後悔するくらい、単胎妊娠をうらやましく思うくらい辛いことがあるかもしれない。
でも、必ず単胎妊娠では感じることの出来ない溢れんばかりの幸せや喜びを感じる日々がくるはずです。
これから出産を控えている双子妊娠ママ、がんばってくださいね。
(といいつつ、これから我が家の双子はイヤイヤ期に突入していくので、もう無理~!!となっているかもしれませんが^^;)