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ChatGPTは無料でどこまで出来るの?GPT-4o実装後の無料版ChatGPT解説

こんにちは!AIオッサンです。

ここ最近、またChatGPT界隈が賑わっていますね。
原因は、皆さんもご存知だとは思いますが「GPT-4o(omni)」が発表され、さらに実装されたこと。

主には性能の向上や新しい機能が話題なわけですが、このGPT-4o(omni)はなんと無料版でも利用することが出来ます。

今までの最新バージョンであるGPT-4は有料版ユーザーのみの特権だったので、個人的には無料版のChatGPTをあまりオススメしていませんでしたが、こうなると話は変わります。

さらに、今まで有料版限定だった機能も一部開放されています。(実はこちらの方が大きいかも?)

もちろん、有料版を契約した方が良いことは変わりません。
ですが、興味を持った方が無料版を触らないのも勿体ないと思います。

ChatGPTユーザーになるなら今!
ということで、今回は無料版のChatGPTがどの程度の範囲まで触ることができて、どのような制限があるか?などを、実際に無料のChatGPTアカウントを作成し、触ってみた上でまとめてみました♪


1:ChatGPT有料版と無料版の比較

早速ですが、無料版と有料版の比較をまとめてきたので比較表をご覧ください。
※2024年5月22日時点の情報になるので、変更される可能性はあります

ChatGPT:有料版と無料版の比較表

GPT-4oが無料で使える

冒頭でもお話したように、ChatGPTの最新のモデルであるGPT-4oが制限付きで利用出来るようになりました。

ChatGPT:回答時にモデルを確認できます

細かく違いを説明してもわかりづらいだけですので、
より正確に、より自然に、程よいスピードで回答してくれるようになった

とだけ覚えておいていただければOKです。

回数制限は5時間に10回までと少なくはありますが、お試しで触っていただく分には十分な回数かと思います。
物足りなくなったら有料版を契約してください笑

インターネット検索機能も使えるように

基本的にChatGPTは、元から与えられている情報を元に回答を生成するAIです。例えば、現在であれば2023年10月までの情報を元に回答を生成してくれます。

ですが、回答を生成する前にインターネット検索をさせ、最新の情報にアップデートしてから回答をさせるBrowsingという機能が有料版には備わっています。

このBrowsingは元々有料版のみの機能でしたが、無料版でもGPT-4oを利用する際のみ利用できるようになりました。

ChatGPT:無料版でのBrowsing機能の動作

例えば、GPT-4oが発表された2024年5月13日の情報をまだChatGPTは持っていませんが、Browsingをさせることで正確に回答してくれます。

注意点は、GPT-4oを利用しているときのみBrowsing機能が利用可能であるという点です。
GPT-4oの回数制限に引っかかってしまった場合には、回数制限が解けるまでBrowsing機能も使えないのでご注意ください。

PDFなどをアップロード可能に

ファイルアップロードもGPT-4oが解禁された際にひっそりと解禁された機能です。

例えば、PDFの資料をアップロードして要約させたりすることが可能です。

ChatGPT:ファイルのアップロード

論文や調査報告書などの要約をさせるのに便利ですよ。
また、画像の認識なども可能です。

ChatGPT:画像認識

こちらもBrowsing機能と同様にGPT-4oが利用できるときのみの機能となるのでご注意ください。

2:無料版のChatGPTで出来ないこと

一方で今回のアップデートでも無料版では利用できない機能が幾つかあります。その中でも特に大きいのが以下の2つです。


・画像の生成
・カスタムGPT(GPTs)の作成と利用


ChatGPT(DALL-E 3)の画像生成は、自然言語で割と曖昧な指示でも良いイラストを生成してくれるお手軽さが魅力です。
Midjourneyなどよりも初心者にはオススメなのですが、今回も利用が解禁されずに非常に残念です。

カスタムGPT(GPTs)は、他人がカスタマイズしたChatGPTを利用したり、自分で好みのカスタマイズができる機能です。
こちらも、どちらかと言えば生成AI初心者の方ほど触って欲しい機能なので解禁されなくで残念ですね。

ChatGPT:無料版はカスタムGPTを使えない

無料版でもカスタムGPTが使えるという情報を見かけましたが、試したところ現時点ではまだ使えませんでした。

3:まとめ

今回は無料版のChatGPTがどこまで触れるようになったのかを追っていきましたが如何でしたでしょうか。

無料で最新モデルのGPT-4oが使える!

という話題性が先行した今回のアップデートでしたが、Browsingやファイルのアップロードなども合わせて解禁されていたのにはびっくりしました。

回数制限10回という回数は、完全にお試しユーザー向けという感じですが、少し触る分には十分な回数かと思います。
ぜひ、試してみてください。

<以前ご紹介したperplexityAIでもGPT-4oが使えるようになっていました!>
こちらも無料で最新モデルを5回分使えるのでGPT-4oの利用回数を増やしたい方にオススメです↓

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