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暗さの正体

通勤時の地下通路にて。
最近改修が完了して内装がきれいに。
その通路を通る中で照明(光)による影響(影)が気になって、
考えてみました。

気になったのは以下のような平面。

平面図

点線青色はダウンライトで、
柱の周りにそれぞれ設置。
すると影(明暗)は図のような形で、
大きく3つの領域に分かれていました。

①が最も暗く、
③が最も明るい。

①が暗く感じた事に違和感を。
①の上にもダウンライトはあるのに。
物理的には明るいはずなのに、①が暗く感じる、、、。
今までの”暗さのイメージ”は光を取っていく状態。
例えば、夜、無照明。
明るさというものが基本にあって、
明るさを差し引いていくイメージを持っていた。
明るさを取っていく先に暗さがあると、、、

しかしである、
今回の場合はざっくり
①は照明1台分
②は照明2台分
③は照明3台分 の照度があると考えられる。
その境目で明暗を感じる。
明るさを足していくイメージ

確かに夜といっても月明りがあり、
人工的に作った密閉した箱の中でない限り、光がゼロという事は無い。
太陽がある限り、真っ暗闇はあり得ないのだ!言い切る
(すべての生物も微弱ながら光を放っているという説も、、)

結論としては
世界には微弱な明るさ(暗さ)が元々あり
そこに太陽(直接光)や照明、各々の光が混ざり合って明暗を作っている。
だから暗さとは対比でしかないのである。
そんなの当たり前じゃん!かもしれないが、
自分にとっては、パラダイムシフトが起こったような感覚でした。

そういえば息子は夜暗くても意外と平気なよう、、、
大人よりも微弱な光をしっかりと感じ取っているのかも。

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