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妊娠初期からバースプランをたててみる?
こんにちは みつや たえです。
読んでくださりありがとうございます。
バースプランって、お産のプランなんだから、
妊娠後期にたてる!と思われがちです。
私は、初期から考えることをオススメします!
バースプランは、お産の計画書で、病院によっては書式があって、お産のときにどんな体験をしたいのか、妊婦さんとだんなさんが希望を書き込んで
ケアを提供する助産師や医師と共有するものです。
”何を書いたらいいのかわかりません!”というのが
正直な感想かもしれません。
インターネットで書き方も調べられるので
書いてみましょう!簡単ですよ!と書かれているような情報も流布しています。
一生懸命書いても、”お産に絶対はありません、
不測の事態が起こり希望に添えないこともあります。
柔軟に対応する気持ちも必要です”と言われたり、
注釈でご丁寧に書かれていると、
何のためのプランなの!と言いたくなるのも
わかります。
簡単にかけますよ、シンプルに自分の希望を書けばいいんですという論調は、間違ってはいないものの、
言葉が足りないような気がします。
はしょりすぎているんじゃないかな。
人が書いているバースプランをそのまま
あなたのプランとして提出しても
あなたのお産が素敵な出産、思い通りの産後の生活にはならないかもしれません。
なぜなら、人のプランを写したバースプランには、
あなた自身の体の状況、心の状況、家族の状況
が反映されていないから。
あなたのバースプランをたてよう
出産や産後の生活における”最善”はみんな同じじゃないはずです。
夫婦だってちょっとした”価値観のずれ”はあるから。
みんなと同じバースプランでは、あなた独自の理想や
希望は医療者やご家族と共有できないのです。
書けばかなう、ひみつ道具ではないです。
でも、書くことで自分はどんなことを望んでいるのか
今、何を不安に思っているのか、どんなお産を手に入れたいのか、どういう産後の生活を過ごすか
という想い だけでなく、
現実的に誰が産後のサポートをどのようにするのか、に向き合います。
初期から書くメリットは、自分の想いを叶えるために
自分の行動を振り返ったり、具対的なアドバイスを
求めることができます。
その中で,ご家族や医療者と信頼関係がより育まれて行きます。
あなたをサポートしてくれる方は誰ですか?
旦那さんや実母さんに頼んだり、
お金を払ってサービスをうけることを検討する
人もおられるかもしれません。
そうやって、事実ベースと理想を付き合わせていきます。
ご家族にサポートを依頼するにしても
お仕事を持っておられるなら、職場でも調整が必要になりますよね?
どの時期に育休取ってもらおうか?とか自分も復職するならこの時期で,とか。
私がいなくても赤ちゃんのお世話、旦那さんができるようになって欲しい!と想いが芽生えたなら
まず、旦那さんと対話しましょう。
こうやって、ちょっとずつ書き足して行けば
妊娠後期にには、具体的な行動を伴って、
プランが完成します。
そして、あなたの心には、
バースプランを叶えるために自分は努力した、
かかりつけの病院の医療者と想いを共有できた!
旦那さんも準備できてるから任せられる。
やれる準備はできた!いう自信ができています。
産後の生活もイメージがどんどん具体的になっていきます。
自分を信じられることは、何にも勝る安産の必須事項です。
バースプランのコツ
バースプランを立てるにあたって大切なことは、
理想を書くだけじゃなくて、
今の自分のこころとからだを十分に知ること、
そこからほしい未来のために自分の行動を省み、
変えるべきは変えること、できる選択肢をあげていくことです。
そのなかには、自分の医学的なリスクを把握することも含まれます。
この作業はとても重要です。
自分の状況を正しく知ることができると、”不測の事態”は減らせます。
自分が出産においてコントロールを失わずにすみます。
コントロール感を失わないこと
バースプランが叶わないことがあっても、
自分の軸があるなら、大丈夫。
コントロール感があると、人の感情や場の混乱に
自分が流されずにすみます。
お産の振り返り(バースレビューと言います)で
色々語ることも良いことです。
お二人目以降の妊娠の方は、バースレビューを十分に
語り尽くすことでご自身の心の奥底にある大切な想い
を味わうことができます。
どんな体験も、どんな想いも その後のあなたの人生を生き抜く力に変わります。
バースレビューについても、記事にしていきますね。
みなさまとバースプランの作成や、
バースレビューでお目にかかれることを目標に
開業準備をしています。
春までにサービスを開始したいです。