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超常刺激について

 こんばんは。
 自分たちを取り巻く環境には様々な刺激がありますね。
 五感による身体的な刺激、感情を揺さぶる精神的な刺激、官能的な本能に訴えかける刺激など。
 今回は超常刺激について書いてみたいと思います。


 超常刺激というのは超正常刺激とも呼ばれるようです。超常というと、通常を超えると聞こえるので、あり得ないようなスゴいことみたいに感じますね。超常現象というのもありますからね。

 しかしながら、この超常刺激というのは、思ったより現代の生活にはあふれているようなのです。
 具体的な内容は他の人たちに任せますけど、自分がプレイしているゲーム類もその1つです。
 人類が狩猟の時代から稲作の時代へ移り変わり、現代に至るまで、あまり脳の構造が変化していないということだそうです。

 ゲームを楽しめるくらい平和になったとも言えますね。(他の問題は山積してますけど)
 では、ゲームを超常刺激とならない範囲で楽しむことは出来ないのでしょうか。
 限度や分別を持ってゲームと対することは出来ないか……お子様でしたら、ペアレンタルコントロールをすることである程度の制限はすることが出来るでしょう。
 ですが、ゲームの超常刺激たる理由は、ゲームの持つ射幸性にあるのかもしれません。つまり根本的な解決策ではないと言えそうです。

 射幸性とは、辞書を引くと「努力をしないで偶然の利益を得ようとする性質」とあります。
 一言でいえば「一攫千金」を狙うということのようです。

 スマホゲームのガチャで最高レアリティのキャラクターやアイテムを当てようする。
 ランキングバトルで上位入賞を果たす。もしくは優勝をする。

 これが脳の報酬系という部分を刺激する。この時の刺激が超常刺激になりうるのですね。
 こういった要素のなさそうな、ジグソーパズルでもRTA(リアル タイム アタック)といって、どれだけ早く組み上げることができるか、という競争をすることが出来ます。

 なので、どれだけ自分のペースでゲームを楽しむことが出来るのか。また、そういった楽しみ方を、どれだけ多くの人と共有できるのか。

 これが、超常刺激とならない範囲でゲームを楽しむカギとなるのかもしれません。

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