#8不登校兄弟:長男の怒る理由を、次男が教えてくれた
長男は、1月から学校に行くエネルギーがなくなり、次男と一緒に家庭で毎日を過ごしている。そんな我が家の朝ごはんの出来事です。
長男「朝ごはん食べない!」
ときどき、ある、この朝食食べたくない!→2階の部屋へ行く、パターン。
きっかけは、母の私が、長男に伝えた時に、「もうっ!」となることが多い。
だから、朝は極力何も言わないように、気にはなるけれど、放っておくことにしておいた。
…が、どうしても伝えたいことが親の私にだってある!
・ねこさんたちのトイレを掃除してちょうだい
・洗濯物が畳んであるから、自分の分を片付けてちょうだい
・朝食の時にニュースを見たいから、テレビの電源をつけてちょうだいとまあ、こんなお願いをあれこれしてみる。
不登校の先輩、次男に聞いてみた。
私: 「次男も、学校に行きたくない!、って話していた始めの頃は、
よく怒ったり、イライラしたりしてたよね。」
次男:「うん。」
私: 「どうして、怒ってたの?長男の気持ち、わかる?」
次男:「わかるよ。学校のことを、いろいろたくさん考えていて、頭がいっぱい
になっちゃうんだよ。そこに、ママから言われると、怒っちゃう。
イライラしちゃう。だから、長男の気持ち、わかる。」
私: 「そうなんだ。なるほど。今はさ、怒ることあんまりないけど、
それはどうして?」
次男:「だって、学校のこと、考えないもん!」
なるほどーーーーーーーー!
ストンと、次男の言葉を通して、腹落ちしたものがあった。
子どもも、大人と同じなんだな。
いや、長男も、私と同じなんだな。人間みんな同じなんだな。
何が同じって。
悩みの中身こそ違えど、やることがもりだくさん、かんがえることがもりだくさんだと、心のコップがあっぷあっぷ、になるんだ。
心のコップの空いている隙間が、(つまりこれって「余裕」だよね)ギリギリの状態で、あれこれ言われたら、ちょっとした出来事で、
「もう!!!!」となるんだよなあ。
その爆発、コップの水が溢れることって、外の世界よりも、安心できる家の中で起こりやすくなっちゃうんだよな。
今の長男は、「考えないように」「休むように」と頭では分かっていても、できないみたい。
唯一、考えないでいられるのか、ゲームの時間やYouTubeを観ている時間なんだ。